八大龍王の物語
トトの過去作品(あらすじ紹介)第二弾です。
かつて……主神により封印されし八大龍王が、一万二千年の刻を経て復活を遂げる。
然し――
主神は観世音菩薩の姿に化身し、金龍を伴い人界へ降下。
紫微の主(主神)不在の天界を統べるは、八大龍王が長・天龍神!
然れど、互角の力を持つ八大龍王に在って、天龍が長たる所以は主神より賜った“言霊(絶対力)”。
だが、天龍の記憶は戻らない。
長たる絶対力も発動出来ない。
混乱する天界!
その混乱に乗じて天界を我が物にしようと画策する黒龍。
自らの思惑の為、黒龍に組する赤龍。
その赤龍とかつて夫婦神だった闘神・青龍はどちらに付くのか?
そして、その青龍こそ、かつての天龍の想い人だった。
一万二千年前、主神が八大龍王を封じた真の理由とは?
何故、天龍の記憶は戻らないのか?
主神より賜った言霊(絶対力)とは?
そして、復活した新たな天龍が目指す天界の未来とは――?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
◎キャラクター紹介
【天龍】
この物語の主人公
空色の髪、水色の瞳
主神より賜った言霊(絶対力)により八大龍王の長となるが、復活した天龍には記憶がなく絶対力は発動出来ない
【金龍】
黄金の髪、金の瞳
観世音菩薩の守護神、八大龍王の中では別格
現在は観世音菩薩と共に人界へ降下
【銀龍】
白銀の髪、銀の瞳
八大龍王の参謀的存在
密かに金龍を慕っている
【白龍】
白い髪、真珠色の瞳
盲目なので何時も瞼を閉じているが、視力の代わりに“三千世界”を見通す能力を持つ
過去から未来まで全て見通す事が出来るが黙して語らない
【青龍】
黒髪、青い瞳
火龍を操る“火の王”、八大龍王一の攻撃力を持つ為「闘神」と呼ばれている
天界一の武人
【黄龍】
栗色の髪、緑の瞳
木龍、山龍を操る、青龍を「兄貴」と呼んで慕っている
かつて(一万二千年前)の天龍に淡い恋心を持っていたが、本人は無自覚
【赤龍】
赤い髪、深紅の瞳
聖書に“サタンは赤い辰なり”と謳われた赤龍は“破壊神”と呼ばれるが、実際は光と闇の二つの心を持ち、常に揺れ動いている
青龍を盲愛している
【黒龍】
黒髪、黒い瞳
水龍、海龍を操る“海の王”
紫微の主の座を狙っている、前の闘神、青龍の師匠的存在
【観世音菩薩】
主神(全宇宙の創造主にして、紫微宮の主)が人類救済の為、菩薩に化身した姿
聖観音を本体として六観音に化現、更にそれが分かれて三十三相に化現する
現在は天界を天龍に託し、金龍神と共に人界へ
★ちなみに八大龍王の中で、天龍、銀龍、赤龍が完全雌雄同体。
残りの五柱は男神です。
八大龍王は復活前と後では、ほとんど変化はありませんが、天龍のみ若干違います。
かつての天龍は儚げな美少女でしたが、今はお子ちゃまです。
他サイトであらすじ紹介をした時のイラストのダイジェスト版です。
この頃はペンタブもお絵かきソフトも持ってない頃だったので二枚のイラスト(一番下の真ん中と右端)を除いて、まりちゃん(ブログのお友達)が色を塗ってくれたコラボイラです。