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『ようこそ soul Weapons Online の世界へ。』


視界が開けると綺麗な抽象的な声が頭に響く

やったついにVRの世界にいけるんだ!!

おっと、そうだそうだその前にキャラメイクをしなきゃな


目の前に大きな姿鏡があるに気付く

姿鏡にはよくゲームなどで見かける冒険者と言った風な服を着た

自分の姿が映っていた。

あぁそっか初期状態は自分の本当の姿って事か…

なんで自分の本当の姿があるのかっていうと部屋の

天井にあったナンチャラシュキャンカメラが

体の凹凸とかを読み取ってどうのって奴だったはずだな

まぁよくはわからないけど。


『あなたの分身となるキャラクターの種族を選択して下さい』


うーん、人族が無難なんだけど可も無く不可もなくって言うと

僕、直ぐ器用貧乏になるんだよなぁ…

獣人も捨てがたいしエルフも良いんだけど…

あ、そいや魔族もあったな

…ん?、タマブキに龍人族なんてあったけ?

新規導入かな?

選択すればその種族が見れるようなので龍人族を選択してみる

自分の体の所々に鱗が浮いてくる

そして何より頭に某ボールを集めて願いを叶えてもらう

ドラ○ンボールに出て来るシェン○ンの様な二本の角が生えてきた

今ので分からなければ、東洋の龍の角と言えばいいのかその様角なのだ。

そんな大きく無いが結構目を引くな

どうせなのだし他の種族も試すか、

と色々試したけど最初のインパクトが強いためか

余りピンと来ないなかった。

もうこれは行くしかないだろ!って事で龍人しました。

何気に和な感じが気にいったしね。


『あなたの分身となるキャラクターの外見を選択して下さい』


さてと次は外見か

確か、VRは脳波がどうのって奴のせいで

男なのに女にしたり女なのに男にしたりの

要はネカマやネナベってのは出来なかったはずだ。

さっきも言ったがそこらへんは良く分からない。

それと、もととの身長の差異が大きいと現実に戻ってきた時、

違和感が大きくなるから身長とかもあまり変えない方が良かったはず。

取りあえず髪型は肩ぐらいまでのやや長髪にして

アクセサリに筒状の髪飾りが有ったので

それを付けてみる、アクセサリの色も

変えられたので真紅に近い感じにする。

髪色はそのまま黒でいいか。

やっぱ龍人って言ったら和の感じするよね(偏見

他はには、ちょっと格好付けて蜥蜴とか猫の目の様に

目の瞳孔を縦にしようか龍だしね。

あとは…傷のワンポイントは眉の所に目立つ自前の

怪我があるからそのままでいいか


まぁ、殆どそのままかな?

結構もとの自分と比べると雰囲気変わるけど良いさ新たな自分だ



『あなたのsoul Weapons Onlineでの名前を決めて下さい』


空中にキーボードが浮いてきて鏡に映った自分の頭の上にテンキーが映る


うーん、刀使う予定だし和風に無限を感じ変えて【ムゲン】で行こうか


『この外見と種族、名前で本当によろしいですか?』


目の前に半透明なウィンドウが出て来て Yes / No  と書かれているので

Yesの方をタップする。



『ステータス、HP、MPの最大数が決定しました。

 なお確認は出来ませんのでご了承ください。

            βテスト 開始まで約 50 分 45 秒後です』


流石タマブキVRになっても容赦ないね

まぁ、まだ時間も有るし一度ログアウトをするか

メニューの所で現実時計の時間を見える様にして見ると

丁度12時を少し過ぎた所だし昼食にしよう




ログアウトボタンを押して現実に戻って来る

意識が大分戻ってきたしヘットメットを外して枕元に置く

まだ、慣れていないのもあるのかもしれない体が強張って居た様で

少し体を解すとポキポキと鳴っていいのか疑問になる音が聞こえる。


「ふぅ~、まだ始まって無いけどやばいな 今更だけどなんかまた緊張してきた」


少し笑いながら靴を履きなおして玄関横にあるタッチパネルで

エントランスに昼ごはんの注文出来るので軽いものを頼む。


βテストはなんとゴールデンなウィークを贅沢に使って

三日連続でやるらしくこのホテルに泊まって

三日間ゲームする事が出来る。

その際の食事はタッチパネルで頼んで運んでもらうか

ホトルを出て近くのコンビニとかスーパーで買うらしい

サービスで割かし安くなってるので

アレルギーだなんだって理由が無いなら

運んでもらった方がお得だし楽だから僕はもっぱら注文にするだろうけど。

そして何より元々がホテルなだけあって部屋一つ一つに風呂とトイレもあるし

防犯も確りしてあって安心なのがいいね。



携帯をいじりながら昼食が運ばれて来るのを待って

暫くするとウエイターさんが昼食を持ってきてくれたので

それを食べて、用を足すとPCの画面に

『βテスト開始まで間も無くです』と表記されてあったので

いそいそと指定の場所に食器を出した後、

ベットにダイブしてヘットメットを付けて

パワーボタンを押すと意識が薄れていった。

因みに昼食は美味しゅうございましたと言っておこう。







読んで下さってありがとうございます

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