10/73
母の連絡帳
加奈子の娘、遥香は一度パソコンを閉じると、群馬県の片田舎にある平屋建ての実家を後にした。
家で読もう。
そして、遥香はノートパソコンと母の連絡帳もカバンに入れていた。
気になった溝口茜のは連絡リストの中にはなかった。
しかし、殴り書きされたメモを見つけた。
そこには、ひらがなで、”あかね”と書いてあって、
住所が書いてあった。
電話番号などはなかったが、この住所こそ、茜の住んでる場所に違いない。
と、遥香は確信した。
とりえず、家に戻って落ち着いたら、この住所の所へ行こう。
そう遥香は思った。




