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チートでヤクザと結託する

俺の能力は【心を読む】ことだ。

神を自称する異星人から騙し盗った能力だが、そこそこ使えている方だと思う。

現に勝手の解らぬこの異世界で、たったの数か月で金持ち身分になっている。


ただ、一番期待した《異世界ハーレム》が作れない。

(だってラノベの主人公とかみんなハーレム作ってるじゃん…。)

全然モテない。

僅かに女との接点があっても【不細工な奴ね】という相手の本音ばかりが流れ込んでくる。

唯一仲良くなれた美少女のノエルとは、その父親・ノエから面と向かって交際を拒絶されたこともあり、まだ何も出来てない。

(ちなみにノエさんとはたまに一緒に呑みに行く。)


このチート能力で何とかモテないだろうか?

いや、もうモテなくてもいいので、人並みに女遊びがしたい。


と強く思い立ったので、魔石売買を通して仲良くなった小太りのオジサンに相談することにした。

このオジサンとも結構親しくさせて貰っていて、ランチを一緒に取る事が増えた。

(ちなみに彼は魔石相場を懇切に解説してくれるので、工房の収支にとってかなりありがたい存在である。)




「わかる。

僕も若い頃から全然モテなかったからねぇ。

マジで悩み抜いたよ。

何とか所帯を持てた今でも、たまにトラウマがフラッシュバックする。

嫁さんバツ2だしね。」



『何か、コツとかありますか?

不特定多数の異性にモテて、不特定多数の異性とセックスするコツは…。』



「ある。」



『え!?

あるんですか!?

お礼はしますから。』



「いや、普段君には世話になってるからお礼はもういいよ。

工房の裏口を使わせて貰ってる時点で、魔石仲間にとっては感謝し足りない存在だしね。

あの取引用机もチート君が買い揃えてくれたんだろ?」



『ええ、まあ。

たまたま家具屋と話したいことがあったので…

そのついでです。』



「ふふっ。

皆、君に感謝しているよ。

さて、モテの話だね。」



『はい。

モテたいです。

いや、というより可愛い子とセックスしたいです。』



「うむ。

その若さでそこまでハッキリ欲望を口に出せるとは。

流石に修羅場を潜っただけの事はある。」



『あさましいだけですよw』



「結論から言う。

ヤクザと一緒に居ることだ。」



『え?

ヤク…?

何で?』



「君は最近ヤクザの手打ちを仕切ったね?」



『あ、いや…

それはギルドの仕事だったので。

別に仕切ったとか、そんなのではないです。』



「その事実を街中の女子が知ったら君はモテるよ。」



『え?

な、何で?』



「説明しよう。

ヤクザとか冒険者みたいなオラついた人種には一定の女子ファンが付くのは知ってるね?」



『あ、はい。

普通に働いてる人種より、ヤクザの方がモテると思います。

みんな結構可愛い子を連れているし。

…そうですね、ここ数カ月で色々なヤクザと出逢いましたが、全員が妻帯者か彼女持ちでした。』



「チート君は勉強家だから、こういう話聞いた事あるかもだけど。

《女はヒエラルキー上位の男に寄って来る。》

理解してる?」



まとめサイトとかでチラっと見た事あるな。



『あ、はい。

何となくおぼろげには。』



「この世には幾つかの社会が存在する。

例えばエリートの社会。

例えば学生の社会。

例えばアウトサイダーの社会。


ねえ、チート君。

《エリート》という枠の中では誰が一番モテると思う

?」



『エリートの中でですか?

うーん。

やっぱり帝都に居る官僚とか高級軍人とか…

そういう人ですかね?』



「じゃあ、掘り下げてみよう。

帝都エリート官僚の中ではどんな男が一番モテると思う?」



『そ、そりゃあ、やっぱり貴族ですかね?

後、士官学校を首席で卒業してたり。』



「どうして貴族官僚は平民官僚よりモテると思う?」



『い、いや。

だって貴族の方が出世早いでしょうし…

万が一辞職しても喰いっぱぐれはないでしょう?

実家は太いに決まってるし。』



「そうだね。

エリート社会の中では貴族が一番有利。

だから、貴族が一番モテる。

まあ官界に限った事ではないけどね。


じゃあ、チート君。

アウトローの中ではどんな人がモテる?

アウトロー好きな女の子からモテる人はどんな人って質問ね?」



『ヤクザ。

それも幹部クラスですね。

若くして役職っぽいものを貰ってるヤクザは両脇に美女を抱えてました。』



「そう。

基本的に、ヤクザ・半グレ・不良はモテる。

一般社会の中で恐れられているし、生活の中で幅を利かせているからだ。」



『確かに。

レストランなんかでも、我が物顔で大騒ぎしてますよね、彼ら。』



「ヤクザの大騒ぎを見て眉を顰めている男よりも、騒いでいるヤクザの方がモテる。

女は《押しのけている側の男》が大好きなんだよ。

官界では貴族が平民を押しのけて管理職に就くよね?

だからキャリア婚志向の女は当然貴族に寄っていく。

マーケットでは資本家が労働者を押しのけるよね?

なので資本家の方がモテる。

そしてこういう辺境の街はヤクザが幅を利かせている。

だからヤクザがモテる。

この街の女が男を選ぶ時、無法者ヒエラルキーを無意識に意識している。

そりゃあそうだよな?

ここは自治都市。

基本的に公権力が入って来にくいんだから。

現に冒険者ギルド長がドレーク組長だろ?

こんな街、普通はないよ?」



な、なるほど。

俺はこの街しか知らないから、ドレークさんがギルド長を務めている事に疑問を抱かなかったが、これはイレギュラーらしい。

(普通はヤクザがバックに付いている場合でも表に出てこないもの、とのこと)



「なので。

君がヤクザと縁が深いこの状況は大いに利用するべきだ。」



『ヤクザに女を紹介して貰うってことですか?』



「いや。

直接それをするのはやめた方がいい。

後々までたかられるぞ。」



だよな。

地球でも《ヤクザに借りを作らない》ってのは常識だ。



「君はキャッシュには困ってないんだよね?」



『あ、はい。

ありがたいことに師匠から過分な給金を頂いております。』




ジーンを密告した賞金の3100万もレザノフ卿から貰ったばかりだしな。

(印紙税として20万ウェン取られた。)

正直、キャッシュには困ってないどころか余っている。

俺が困っているのは女との接点がない事だ。

本当に困る。

折角異世界に来たんだから、異世界女とセックスしたいじゃないか。

だよね?



「ドレーク組・ヘルマン組の若い衆に顔見知り増えてるよね?」



『ええ。

全員と面識がある訳じゃないんですけど。

どうしても事務的な連絡とかで接点出来ちゃって。

話してみると普通の人達ですよね。』



厳密に言うと。

【心を読んだ】限り、大抵のヤクザも普通の感性をしている。

たまにシリアルキラーみたいな思考の持ち主も居るが、ゲレルさんに比べれば極めて正常だ。



「その若い衆達を積極的に誘って、飯とか奢ってみるのが一番の近道だよ。」



『え!?

女子じゃなくてヤクザを誘うんですか?』



「彼ら女友達多いよ?

定期的にメシとか呑みとか行ってたら…

絶対に女を連れて来ると思う。

だってヤクザってメシ喰う時は、大抵女連れだろ?」




言われてみれば…

組員同士の飲み会でも、何かの形で女が同席している気がする。




「口実は作れるだろ?

君は冒険者ギルドの隣に住んでるし、ついこの間までスラムで暮らしていた。

意識してないかもだけど、この街で一番ヤクザとコネがある一般人は君なんだぜ。」



『た、たしかに。

両派閥と付き合いがあるのは俺だけかも知れません。


あ!

こんなのどうでしょう。


俺、両組長から《若手同士を馴染ませるのが難しい》って聞かされてるんです。

何か口実を設けて、和解パーティーするってのは…』



「いいねえ。

大義名分があれば民意からも叩かれにくい。」



『あ!

ヘルマンさんの所の組員が何人か堅気になることになったんです。

工業区で堅気の仕事をするみたいで。』



「ふむ。

それは使えるかも知れないな。

最初は《ちゃんと堅気に戻れるように支援する》って名目で食事とかを御馳走してみるのはどうだろう?

《友達も呼んでいいよ》って言ったら

どうせヤクザも来るでしょう?」



『確実に来ますね。』



そうなのだ。

地球でも同様なのだが、そもそもヤクザになるような人間って家族や幼馴染にもヤクザが多く居て

組を抜けようが堅気の仕事に就こうが、縁は絶対に切れないのだ。



「騙されたと思って、組を辞めた元ヤクザ相手に食事会を開きまくってみなよ。

これなら建前は《更生支援》になるから、世論からのバッシングもされにくい。」



『ヤクザは女を紹介してくれるでしょうか?』



「僕の勘だけど。

夜に、いい店でいい食事を提供する会を開いていれば

3回目… 早くて2回目から女を連れて来てくれると思う。」



『駄目元でやってみます!』



「服装だけど。

チート君はヤクザっぽい格好する必要はないからね?

寧ろ、ややカジュアル寄りのフォーマルで、社会的地位をPR出来るようなファッションを意識した方が良い。

今から中央区の紳士服店行ってみる?」



そうして俺と小太りオジサンは中央区(役人が多いので、そこそこマシな店がある)へ行き、ちょっと背伸びした異世界風のジャケット(75000ウェン)を2着買った。

記念にお揃いの飾りボタンも購入。

女受けを狙って、やや光物を散りばめた構成のファッションにする。

(こういう服装は真面目な社会では嫌われがちなので、この格好で庁舎には入らない方がいい、と忠告された。)

帰りにオジサンと軽く一杯呑む。

ポーションと薬酒を原液でシェイクする飲み方が都会の若者の間で流行っているらしく、急性アルコール中毒になった瞬間に回復するという不思議な呑み方をして、二人で大いに笑い合った。




帰宅し、そわそわしていると勝手に部屋に入って来たベスおばに怪訝な表情で見られた。



『な、な、な、何だよ。

部屋に入る時はノックくらいしろって言っただろ!』



「あーら、下品なジャケットね。

如何にも下層民が背伸びしたデザインだわ。」



『余計なお世話だ!』



「女遊びは程々にね。

そのジャケット、正解だと思うわよ。」



『せ、正解?』



「どうせ場末の淫売の気を惹きたいんでしょ?

そういう下品な服、下品な女から好かれると思うわ。」



『そこまで言うアンタは上品なのかよ?』



「ワタクシ?

生まれが高貴過ぎて困ってますの。

ここは丁度中和出来るから助かりますわ。」



『下品で悪かったな。

どうせ俺は生まれも育ちも最下層だよ!』



「…。

でも本当は、自分では最下層と思ってないんでしょ?」



『…思ってない。

一般論では最下層というだけだ。』



「伊勢海地人クン。

君の長所は上昇志向を持っている事よ。

短所はその感情にもっと早く気づけなかった事かしら。」



『わかったような口を利きやがって。

じゃあ、アンタの短所はなんだ?』



「ワタクシ?

幼少の頃から真面目に自分の短所を探しているのですけど。

一向に見つかりませんの。

それが短所かしら。」



『そいつは重症だな。

同情するよ。』



ベスおばは《髪は上げた方が良い、額を出しているのは自信の現れだから》と言い捨てて去って行った。

何気なく俺の非常食を持ち去ろうとしたので、恐ろしく早くも無い手刀で叩き落とす。

油断も隙もないBBAだ。


だが、髪型を変えるというアドバイスは頂いておく。

確かに女は髪型を重視するというものな。

試しにオールバックにしてみるが、生まれてこの方チー牛ヘアーしかした事がないので、すぐに髪が降りてしまう。

師匠に相談したところ、作業用の髪留めワックスをくれた。



『ど、どうですか?

何か、違和感があるというか…』



くっそ、全然似合わねえ。



「それはチートが見慣れてないからだろ?

初見の女からすれば判らんのじゃないか?」



ふーむ。

ドランさん曰く、「こちらの方が精悍」とのこと。

ラルフ君は保留。

「髪を纏め慣れていないのが明白なので、しばらく練習するべきでは?」

とのアドバイスに従って、その日はずっとオールバックで仕事をした。



閉店前にヨーゼフパーティーの伝令から

「中継ポイント付近に出現したサラマンダーを狩るので、無事に入手出来たら解体をお願いしたい。」

と伝えられた。

慌てて《帝国本草学辞典》と《魔石取り扱いマニュアル》を引っ張り出して、師匠達に解説。

万が一サラマンダーが入荷した場合の想定を行う。


師匠の読みでは

「頭部だけが持ち込まれて、魔石・眼球・頭骨の摘出を求められるだろう」

とのこと。

念の為、2階倉庫から剥離剤セットを降ろしておく。



寝る前に冒険者ギルドに顔を出してみると、帰って来た冒険者達が武勇伝を肴に酒を飲んでいた。

隅っこの席にヘルマン組から出向している若手のヤクザ(少しだけ話したことがある)がたむろしていたので、話し掛けてみる。



「あ! チート君!

どうもどうも!」



俺の顔を見ると嬉しそうに手を振って来た。

恐らくは冒険者ギルドに馴染めてないのだろう。

そりゃあそうだ、手打ち前までは普通に喧嘩(死人も相当出てる)していた間柄なのだから。



『いやいや、こちらこそどうもです。

冒険者生活は慣れましたか?』



「はははw

親分の命令だから頑張ってるけど…」



「全然要領わかんなんくてさ。

何をしていいのかすらわからないよ。」



「知り合いも全然居ないし、アウェイ感強いよな。」



詳しく話してみると、殆ど説明なしで冒険者ギルドに放り込まれたらしく。

一応のやる気はあるみたいなのだが、途方に暮れている様子だった。

俺はドレークに面会を申し込むと、ヘルマン組からの出向者へのケアをお願いした。



「すまないね、チート君。

ヘルマン先輩が予め説明していると思ってたんだけど。」



『組員からすると、ある日突然冒険者ギルドへの出向を命じられたみたいですね。

来るだけ来たみたいですが、何をすれば良いのか分からず困ってたらしいです。

彼らはギルドに知り合いが居ないらしいんです。』



「あ~。

それはキツいな。

じゃあ、俺から軽く説明するよ。

ヘルマン先輩の面子を大切にしたいしね。」



そこで一策閃く。

あ、ヤクザとの飲み会。

ドレークさんも混ぜた方が上手く行くんじゃないだろうか?



『ドレークさん。

彼らに打ち解けて貰うためにも、高めのラウンジ(高めの女が居る)行きませんか?』



「ん?

ラウンジ?

俺は好きだけど…

ああ、なるほど。

確かに、最初はそういう場所で打ち解ける方がいいかも知れんな。」



『言い出しっぺは私なので、代金はこちらで持たせて下さい。

彼らと波長の合いそうな若手とドレークさんで。

形式的には歓迎飲み会、と云うことで。』



「うーん。

いや、よくぞ言ってくれた!

本来は俺から申し出るべき事柄なんだがな。

チート君には個人的に便宜を図らせてくれ。

御存知の通りカネは無い(使途不明金の穴埋め中だから)のだけれど…

何かで報いる事を約束する!」




流石ドレークである。

余所者の身でありながら冒険者ギルド長の地位まで昇り詰めた男らしく、飲み会の仕切りや店のチョイスも完璧で、更に外から若い女を10人呼んで来た。

【心を読んで】みたが、商売女と素人女を半々で揃えていた。


恐ろしいのはここからで、ドレークは女達の前で俺を大袈裟に賞賛し、俺をアシストしようとしてくれた。

しかも素人女が俺に引っ掛からなかった場合のフォローを商売女達に予め言い含めてあった。


いや、ギルド長室から店に来るまで俺達殆ど一緒に居たよね?

いつそんな打ち合わせをして、女達を納得させたんだ?

これがヤクザパワーなのか

思わず舌を巻く。

このオッサン、滅茶苦茶有能だわ。



飲み会の席では、ドレークは女達を俺達にアテンドしつつ、ヘルマン組からの出向者の相談に乗り、旨味があって初心者でも出来る仕事を割り振っていく。

更にはラウンジのママの手作りお菓子を購入し、ヘルマンにプレゼントするように組員に伝言した。


はえー。

これが有能ムーブか。

腕っぷしが強い上に、気遣い上手。

そりゃあ出世するわ。


俺もドレークを見習って、その場の全員の【心を読み】、女をヤクザに分配した。

申し訳ないが、商売女をヤクザに誘導し、素人女が自分を気に入る様に調整させて貰った。

(それ位は許されるよね? 今回の飲み代出してるの俺だし、当然の権利だよね?)



そして驚く事に、素人女のメリッサちゃんをお持ち帰り出来た。

というより、ドレークがそういう風に話の流れを調整した。

しかもこの男は奥さんに命じて酒場宿(要は異世界版のラブホテルだ)を用意させていたのだ。

いつの間に?

ってか奥さんおとなしそうな顔して、流石はヤクザの妻ですね。



今回、俺のチートは《女の好感度を上げる為には》殆ど役に立ってない。

だが、それ以外ではかなり上手く活用出来たと思う。

現にドレークからも組員からもラウンジのママからも【本心から】感謝されていた。

少なくとも相手からは《借り》と思われていた。


…モテない人間って。

モテる事以外にリソースを注いだ方が結果として近道にならないか?

後、誰と遊ぶか、だよな。

女遊びした事ない奴とどれだけつるんでも女は来ないが、遊び慣れている人間と一緒に居れば嫌でも女はセットで付いて来る。


特にドレークみたいに、若い頃散々遊んで、更には女を使った商売や接待も裏で行ってきて、尚且つ奥さんが協力的な男と一緒に居れば、本当に俺でも素人とセックス出来たのだ。



このメリッサちゃんは何と17歳。

あまりに美人なので、『どうしてそんなに綺麗なんだ?』と思わず質問してしまう程だった。



「あー アタシお母さんのお母さんがエルフなんだよねー。

だからアタシってば知的で美人なんだよー。」



この女を見て微塵も知的だとは思わなかったが、言うだけあって確かに美人だ。

しかも、今エルフって言ったか?

おお、グランバルドにエルフ居るのかぁ…

異世界ラノベファンとしては感慨深いなあ。

そうかぁ。

俺もエルフとセックス出来る身分になったか。

いやぁ、苦労が報われたわ。




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拝啓お父さん。

俺は今エルフとセックスしています。


美人局かな?

と思って【心を読んで】みたのですが

この子に知能犯罪を犯すだけの知能はなく、俺の事を権力者か何かと勘違いして接近してきたようです。

どうやらドレークが話を盛りまくってくれたみたいです。


異世界人にしてはやや微乳ですが。

俺は今、17歳のエルフクォーターと普通にセックスしてます。

中出ししまくってます。

【心を読んでみた】のですが、どうやらこの女は妊娠した場合の事とか何も考えていないようです。



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…そりゃあ、ヤクザは無くならんわな。

【伊勢海地人】


資産 現金5400万ウェン強  

   古書《魔石取り扱いマニュアル》

   古書《帝国本草学辞典》

   北区冒険者ギルド隣 住居付き工房テナント (精肉業仕様)

   債権10億円1000年分割返済 (債務者・冒険者ヨーゼフ・ホフマン)


地位 バランギル解体工房見習い (営業担当)   

   前線都市上級市民権保有者

   職工ギルド 青年部書記  (青年部のナンバー2)

   前線都市魔石取引所・スペース提供者

   廃棄物処理作業員インターン


戦力 赤スライム(テイム済)

   冒険者ゲドのパーティーが工房に所属





【読者の皆さまへ】



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