二話目
俺のダンジョンにはもう沢山の階層がある。
例えば、触手のような見た目の階層。例えば、神様でも住んでいそうな階層。
例えば、侵入者に幻を見せる階層。例えば、希少なお宝が置いてある階層。
それはもう様々な階層がある。隠し部屋とか裏道とかもあったりする。
実を言うと最初の方は初期の洞窟をコピーした階層が多かった。
これは階層をいちいち考えて作るのは暇になってからでイイと思ったから。
まあ、そんなことはどうでもいいか。
なんか書くことが思い浮かばないな。うーん、困った。
そういえば、ダンジョンマスターは俺以外にもいるんだよな。
そのダンジョンマスターなんだけどさ。結構珍しい部類の職業だからかな。
数はそこまで多くはないんだよな。
まあ、ダンジョンマスターはどんどん強くなれるしな。
仕方ないのかもしれないな。それにダンジョンマスターになってさ。
ダンジョンを作っても俺みたいに強くないとぶっ殺されるしな。
そんな理由もあるからだろう。
確認できているダンジョンマスターの数はとても少ない。
だからこそ、今確認できているダンジョンマスターは強いとも言える。
あ、新規にダンジョンマスターになったばかりの奴らは除くけどな。
そんなダンジョンマスターが作ったダンジョンに俺は挑戦したことがある。
といってもさ。俺が一人でダンジョンに挑戦するのも寂しかったからさ。
当然俺以外の奴らも連れていった。
そいつらは全員俺に敗北した奴らだ。
我がダンジョンに挑む奴らの中でもオカシイぐらい強い奴らと賭けをした。
それは、『俺に負けたら何でも言う事をひとつ聞け』そんなものだ。
もちろん、俺が負けたなら、相手の言う事を何でも一つ聞く。
そんなことをいった。渋る奴らも居たけどそういう奴らは倒した後にさ。
普段より少しヒドイ目にあったとだけ言っておこう。
我がダンジョンには強い奴らが沢山やってくるおかげで準備はすぐ出来た。
みんなキャラがきつかったけど見た目よければ全て良しだね。
そいつらを引き連れていったら簡単にダンジョンマスターの所についた。
あまりにも簡単についたのには笑ったよ。
どうしてこんな奴らが山のように俺のダンジョンにやってくるのか。
それだけが俺には不思議でならないな。
俺のダンジョンに来るぐらいなら、もっと他のことに時間使えよ。
そんなことを言ったら、奴らは俺を殴ろうとしてきたなー。
うん、懐かしい。もちろん躱してやったがな。
そういえば、あの時のダンジョンマスターの顔は面白かったなー。
自信のダンジョンが軽く突破されたせいだろうけどさ。
カッコイイ顔が真っ青になってたな。ダンジョンマスターは女だったよ。
せっかくここまで来たからさ。ダンジョンマスターには選択肢を与えた。
もともと、俺以外のダンジョンってどんな感じなのかな?
そんなことが気になったから来ただけだったからね。
でもさ。ここまで来て帰るのはもったいない気がしたんだなー。
ダンジョンマスターの選択肢を書いておこう。
それは、やっぱり書くのはやめておこう。とても碌でもない選択肢だった。
それだけは間違いないな。仲間のはずの見方もひいてたしな。
まあ、殺してはいないよ。社会的には死んだかもしれんけど。
ダンジョンマスターなんて社会的も何もないようなもんだから問題はない。
と思うよ。心理的にどうかはしらんけどもね。
その後は仲間とも解散して、我がダンジョンに戻ったな。
どれも俺にはいい思い出だ。俺にはいい思い出だ。
予約投稿とやらを今回試します。
聞いたことはあったけど試すのは初めてです。
ちゃんと成功するか今から楽しみです。
・・・そんなことをわざわざ書く俺は一体何がしたいのだろうか?
予約投稿した後に後書き書いてなくね!
そう思って書いた次第です。本当に俺は何がしたいのか(笑)