十七話目
二次元に行きたいと思ったことがある。
それがいつだったのか今はもう覚えていない。
そう、きっかけさえもわからない。
だけど、推測はできる。
どうせ、アニメや漫画なんかを見ていてさ。
いつしかそう思うようになったのだろう。
思えば現実の美しさはいつだって二次元のそれとは別のものだった。
俺は現実の美しさよりも二次元のそれに惹きつけられた。
だから俺は現実で二次元に行きたいと毎日思っていた。
だからって、さすがに常時そんなことを思い浮かべてなんかいないさ。
とか、考えている奴がいたので二次元に送ってあげました。
・・・もちろん、嘘です!
いや、あながち嘘とも言い切れないけどさ。
まず、嘘というのはさ。
こんな奴は最初からいなかった。
ということだ。
じゃあ俺が送った奴は何なんだって話になるけどさ。
居ないのなら創ればいいじゃないですか~!
いやいや、いくらなんでもそれはないだろうという感じなんだけどさ。
やっちゃったんだぜ!
ま、それもまあ山よりも高く海よりも深いという程でもないけどさ。
そんな理由があったのさ。
単純に言おう。俺の所にやってきた奴がいた。
そいつは俺に記憶を消してほしいと頼んできた。
だからさ。その頼みを叶えるかわりにさ。
お前の全ては俺のもの。俺の好きなようにお前を扱ってやる。
それでもいいのか!って言った見たらさ。
それでもいいっていうからさ。
記憶を消したわけだ。
でもさ。
記憶がないと困るのは俺だ。
だから、俺が記憶を創ったわけだ。
そのあとはさ。
ネット小説の転生系の例に漏れずさ。
俺が神様だ!願いを何でも三つだけ叶えてやろう!
とか言って見たりしたなー。
でさ。好きな世界に行かしてやった。
まあ、これで次こそは記憶を捨てたいなんて思わない最高の人生。
そう、第二の人生ってヤツをさ。送ってもらいたいものだね。
このネタで最初の主人公へループする。
という感じで完結できそうだ。
そう書いてる途中で思いました。




