一話目
前書きって何ですか?
そんなことを書く側になってから考える俺でした。
この俺がこの世界にやってきたのは今から2年前のことになる。
この世界には、俺の世界には無かった「魔法」というものがあった。
まあ、それは置いておいて・・・俺はこの世界でダンジョンマスターと呼ばれる者となった。
おっと、忘れていた。実は俺は神様にこの世界に送ってもらったんだ。
その時に俺は神様に、『なんでも願いを一つだけ叶えてやろう』と言われた。
もちろん俺は願いを叶えてもらった。その願いのお陰でこの世界で今も生きていられている。
この世界にはゲームでもお馴染みの職業の方々がいた。
戦士や魔法使いは当然として勇者や魔王もいた。その他にも様々な職業の者がいた。
今考えてみても、神様に願いを叶えてもらっていなかったら死んでいたかもしれない。
とまぁ、こんな感じでこれだけを見てもわかるように俺は神様がいたからここにいる。
そして、実は、その神様は、その神様はー!俺の嫁。実は神様は金髪碧眼の美少女だったのです!
ふふふ、そして、俺の願いは「神様を俺のものにすること」
ふふふ、ははは、フゥハハハハハァー!!
『なんでも願いを一つだけ叶えてやろう』
そんなことができる神様。なんて素敵なんだろう。その力、その美貌。
全て欲しいと俺は思った。だから願った。本気で願った。
そして、俺の願いは叶った。これって、ある意味最強じゃね!?
そんなことを俺は思ったよ。神様がこの俺のものになった。
つまり、俺の言うことには絶対服従のはず・・・
そこまで考えて、あの時の俺は不意に、背筋に氷を放り込まれたような感覚に陥ったな。
いくらなんでも、神様がこんな一般人の俺のものになるのかとな。
そもそも俺の願いの「神様を俺のものにすること」って具体的に何なんだ!?
それにどうして俺は願いが叶ったと思ったんだ?
とか色々考えたわけなんだけど、結局は願いは叶っていた。
『なんでも願いを一つだけ叶えてやろう』
そんなことが出来るなら、もっといっぱい願いを叶えてもらおう。
そう考えてお願いしたらさ、あっさりなんでも願いを叶えてくれたよ。
いつでもどこでもなんどでも、神様は俺の願いを叶えてくれた。
俺は浮かれていたんだと今では思うよ。あ、勘違いしないでね!俺はこんなこと書いてるけどさ・・・
俺が浮かれたりしても問題がないように願いを叶えてもらってるからさ。
俺が不幸になることはないよ。俺が幸福になることは物凄くたくさんあったけどな。
それはいまでも変わらないな。本当に俺は幸せものだよ。
そろそろ本題に入ろうか。
俺は小説を書いてみようと思った。だけど、俺は小説なんて書いたことがない。
だから、俺の過去を書いてみようと思ったんだ。これでも素晴らしい過去を持っているからな。
きっと小説にしてみれば素晴らしい物が出来るに違いない。そう思ったんだがな。
どうやらそんなに上手くは行きそうにないらしい。
書けることはあると思うんだが、説明とか苦手だし、語彙も全然な俺にしてみればこれが当然なのかな?
これも願いを叶えてもらうことで解決できる。出来るが、そこまでして書こうとは思わない俺だった。
だからこんなに書けないんだ。うん、それなら仕方ないな。そう言い訳しておこう。誰に?俺にさ!
とはいえ、せっかく小説のタイトルを決めたんだし、途中で書くのをやめるのも気が引ける。
というわけでやっと本編の始まりだ。いやー、前置きが長かったね!本当にごめんねっ☆
そういっても、実はそんなに書くことがない。いや、書くことだけなら豊富にあるんだろうけどさ。
俺だからね!そんなに書ける気がしないんだわー。と思ったけど案外書けるかも!?
俺はダンジョンマスターになったことがある。ネット小説とか見てやりたくなったからだ。
どうやってなったんだ?という奴は↑の方を見てくれればわかる。チートって最高!*ただし俺に限る!
ダンジョンマスターになって、やったことは簡単だ。
有名な王国のすぐ近くにダンジョンを作った。一日も立たずにダンジョンを開放したから特典がもらえた。
作ったダンジョンは定番だけど洞窟だったな。モンスターはスライムだった。
ちなみにこの世界は見た感じ二次元だ。なんて言えばいいかな。まさに理想的な感じの世界。
当然、美男美女の多いこと多いこと。その恩恵を受けた俺は最高の気分だったな。それは今もだけどね。
さて、ダンジョンの話に戻るとしよう。ダンジョンを開放してから初めてやってきた奴のことを書こう。
そいつはネット小説の定番を覆すような奴だった。まあ、簡単に言っちゃうとダンジョン難易度をさ・・・
大きく上回る奴が来たんだ。俺は相手のステータスを確認できるんだけどさ。
奴のステータスは高かった。この開放してすぐ戦う相手としては強すぎた。
だって、こっちの戦力はスライムのみだぜwwwさすがに負けたなと思ったよ。
俺はそのステータスを見た瞬間大笑いしたよ。こんな奴に勝てるわけねーじゃんwwwとか言いながらな。
うん、今思い出しても笑えるわ。本当にアレはないわー。
そんな俺の予想通りにダンジョン内のスライムはどんどん倒されていった。
相手は一人。そして女の子だ。そしてコチラはダンジョン。ダンジョンにいるのはスライム。
ステータスを見るまでは『やったぜ』とか思ってたんだけどな。
結局、俺のスライムは全滅した。負けたぜ!
そして奴はとうとう俺の前までやってきた。奴は容赦なく俺に襲いかかってきた。
俺が『やっほー!』と満面の笑みで声をかけてやったというのに、ひどい奴だ。
だから俺も容赦なく奴を倒した。結果として相手は俺に傷一つ付けられなかった。
そして俺は相手に触れることさえなく相手を倒した。
倒したといっても、殺してはいない。俺は優しいからな。
ちょっと、服を脱がして手足を拘束してダンジョンの前に放置しただけだ。
・・・殺そうとしてきた相手に対しては優しいだろう?
いやー、可愛かったなあの子。今も元気にしてるかなー?
まあ、残念?なことに奴は近くを通りかかった人に助けられた。
でもまあ、その後のことまでは知らないけどね!ちなみにその人の見た目は成金貴族といった感じだった。
うん、助けてもらってよかったね~!俺はにやにやしながらその様子を眺めていたな。
その後のことを想像しながらな。本当に今でも元気にしているといいね~!
その後もダンジョンには色んな奴がやってきた。
ほとんどの奴はスライムを全滅させやがるせいか、俺のダンジョンのスライム生存率は0%だ。
まあ、稀にスライムに負ける奴がいた。たまにスライムを無視して俺の場所までやってくる奴もいた。
それも最初の方だけどな。実はダンジョンは撃退でも経験値が手に入る。まあ、雀の涙ほどだけどさ。
ほら、アレだね。スライムとの戦いがきっとダンジョンに経験を与えているんだよ。多分。
このダンジョンはスライム以外の死亡者はいなかったりする。もちろん俺のおかげだけどね。
なんかスライムが可哀想な感じだが、俺は悪くない。
俺の前までやってきた奴は全員可哀想な目に会うからね。これでバランスはとれてるだろ?
俺の気分で相手の未来が変わるが、やっぱり、可哀想な目に会うのは変わらないね。
参考までに俺のしたことといえば、カッコイイおっさんの顔とか武器に落書きして放置。
キレイな女の額に肉とか書いて放置。とかとか、碌なことはしていない。殺さないだけ感謝してほしいね!
懐かしいな。こんな最底辺のダンジョンなのに勇者が指名されて来たのには笑った。
もちろん、我がダンジョン流のおもてなしを受けてもらった。負けた後の勇者は本当に哀れだった。
ともあれ、俺はついに勇者までも倒したのかー。そんなことを思っていたな。
ちなみにそれまでに一週間もかかってない。どうやら王国のすぐ近くのダンジョンだったせいかな。
人が大量にやって来るし、そんな奴らを一人残さず倒したせいなんだろうな。きっとそうだ。
まあ、途中からはダンジョン内の薬草とかをとって帰るような奴らも出てきたな。
ダンジョンも成長したからダンジョン内のものも希少なものになっていったせいだろう。
普通はそこまで成長したダンジョンは危険だから入るコトはないのだけどね。
我がダンジョンの敵はスライムのみだったからな。俺は大抵奥の方にいるしさ。
そんな奴らが出るのはおかしくはない。だんだん稼げるダンジョンになっていったな。
まあ、あまりにも人が俺の所に来ない時は俺から行ってやったけどな。
おい、ひどい奴だ!なんて思うなよな。俺だって遊びたいんだ!悪気はあるが、いいだろう。人間だもの。
こんな感じでダンジョンマスターの生活を楽しんだわけだ。
たまにやばいほど強そうな奴らもやってきたが、全員敗北の二文字を味わったわけだ。
気まぐれにそんな奴の頭をほどほどの強さで踏みつけて言葉責めを楽しんだりもした。
倒したやつを使ってどう楽しむか。そんなことを考えていた。凄く楽しかったです。
そんなことをしているせいか、またまたやってくる奴らもいた。
そんな奴らの中には、負けた後の事が忘れられなくて、次はどんな目に会うかを楽しみにしてる奴もいた。
そんなダンジョン性活も楽しかったです。はい、ご馳走さまでした。
やっぱり男だからね。その辺も楽しまして頂きました。ごめんねっ!
ダンジョンも成長していったから階層を増やしたりもした。
それにダンジョンの入り口も全国各地に作ったよ。最終的には俺の場所に付くようなダンジョン。
それが我がダンジョンだ。色んな奴が色んな所からやってくるから退屈しなかったな。
俺のダンジョンは生存率の高さとリターンの大きさで有名だ。それ以外でも有名だったけどさ。
当然、俺のダンジョンで死亡者なんて、俺は出してはいない。
そう思っている。だって、俺のダンジョンの戦力はスライムですからね。
あ、スライムは死んでしまう度に俺が召喚してるな。ほら、スライムの死亡率は100%だからね。
でも、DP節約のために、ダンジョン内にはスライムが増えやすいようにはしてある。
さすがだよな。こんなことまできちんと考えているなんてどんな人なんだろう。素敵だねwww
そういえば俺の生活水準を書いてなかったな。ダンジョン内での生活だからね。気になるよね!
一言で言おう。トップだ。この世界で一番良い。王族なんて目じゃないね!とまあ、こんな感じです。
羨ましい?ねぇ、羨ましいかい?ちなみにその高さは地球よりも高いです。なんかごめんねwww
俺だけ、どうしてかインフレがおかしいんだよな。色々とね!俺にいい方向なのがありがたい。
そういえば、俺のダンジョンにやってくる奴らには逆恨みしてくる奴もいる。理由は大体俺だってさ。
言い訳できるようにさ。ダンジョン前にはどんな奴でも読める看板が立ててあってさ。
それを読まないと入れないようにしてるのよ。その看板にはさ、自己責任やらなんやを書いてあるわけよ。
所詮、言い訳用だ。見てない、知らない、わからない。そんな言い訳をさせないようにしてあるわけ。
その看板にはさ、読まないと入れないことやその理由までハッキリと書いてあるわけでね。
読まないと入れないのは、我がダンジョンでの常識みたいなものなのですよ。
それでも、そんなのは関係ない!とか言い出す輩には普段よりも可哀想な目にあってもらうわけですよ。
これは俺が優しいからだ。だけどね。ちょっとだけ、そんなふうに思わせておこうって戦略でもあるのよ。
基本的にこのダンジョンは、この世界のダンジョンのどれよりもヌルい。それは死の危険が低いからだ。
それ以外にも、例の看板とかなんやらで対策もしている。知らないでダンジョンに入ることはないしね。
だから、ダンジョンマスターである俺がちょっと酷いことをしても心理的にはね。
相手も自己責任だよなッて感じで納得する奴らがほとんどなわけよ。
でも、たまにいる逆恨みをする奴らがいる。そんな奴には普通に酷いことをする。
それを見た連中がいたおかげでね。俺のダンジョンで酷い目にあってる奴はさ。
ああ、あいつはああいう類の奴かって納得するわけですよ。
そういう常識が出来るように頑張りました。その甲斐あってか、俺が酷いことした人を見てもさ。
勝手に納得してくれるから、嬉しいね!笑えるね!というわけですよ。
このダンジョンでの利益が計り知れない程あるのも理由の一つかな。さすが俺だね。
どうかな?俺ってとても優しいだろう?
深夜に突然小説が書きたくなった。
その思いのままに初めて小説家になろうにログインして書いてみた。
いつもは小説を読もう!で小説を探して読む立場だった俺ですが、
小説を書く時はどんな風にして書いているのか?と常々思っていました。
今回はじめて書いてみたのですが、深夜の変なテンション(しかも風邪)
だからか、次があるかは不明です。適当でごめんなさい。
更新は不定期でもしかしたら、書くことはもう無いかもです。
こんな俺の作品ですが、見てくれた人はありがとうございました。