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ソラマメ

作者: 立花 桜


「どうでもいい」


「適当」


「なんとかなる」


この3語で生きてきた

自分がすごく格好よく見えた


自分の感情を外側に出すことをやめた

他の人ができないことをやってのける自分が誇らしかった


いつのまにか平気で嘘をつけるようになった

必要な嘘もあるって自分で納得してた


プライドなんかないっていう小さなプライドがあった

自分は人と違うからって心の奥で得意になってた


でも


自分なんか一生好きになれなくて


感情をむき出しにして生きてるみんなが羨ましくて


嘘をついてる自分を信じれなくて


ありのままの自分を認められなくて




「どうでもいい」人間関係を築き上げて


「適当」な人生になってしまった


「なんとかなる」わけじゃないって気がついた



死ぬ勇気がないから


生きていかないといけないから


他の生き方もできないから


明日がこない今日はないから



だから


人生の終わりにどうでもいい人生じゃなかったと


適当に生きた一日なんてなかったと


どうにかなるなんて諦めなかったと


そう思えるような人生にするために


今を一生懸命生きて歩いていきたい

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