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2-いちご

2作目ーっ!!






----あたしを変えてくれたのは、キラキラ輝いている、あたしには勿体ないくらいの、王子様でした。






あたしは、池谷杏樹(いけたにあんじゅ)


一年前、あたしは内気で、クラスの友達とは、全く打ち解けられない地味女でした。


でも、1人の王子様が奇跡のような出来事を起こしてくれました。


そのお話を今から、お話しします。






…一年前



『池谷さんってさぁ、なんか近付きにくいオーラあるよね?』


『ってか、目ぇ悪くないのに、メガネかけてるんだろ(笑)』



周りから聞こえてくる、いろいろなあたしの噂。



あたしは、机に頭をつけて耳を手で覆った。


(怖い…)



あたしは、周りのクラスの友達が怖い。



…変な噂されるし。




「ふぅ〜…」


今日も、憂鬱な1日が終わった。



帰ろ。




いつもの帰り道。


夕日がキレイに見える帰り道。




…ドンっ



『イテっ!!』


「あっ、スイマセン!!」



誰かに当たってしまった。




その人は…


驚く程に綺麗な顔立ちをした男の子だった。


あっ…メガネ落とした…。



『可愛い…』


「へっ!?」



今なんと…



『可愛いよ、キミっ!!俺と付き合って!!』




…。


「はっ、ちょ、えっ!?」




『どうしたの?』


「いや…あの…あたしなんかが…自信が…」

『ぢゃぁ、俺がキミをもっと可愛くしてあげる。ってか、名前は?』


「池谷杏樹です。」


『俺は、矢神來斗(やがみらいと)




次の日、奇跡は起こる。






----次の日



…ガラガラ


扉を開けたそこには、目が痛くなるくらいに輝いている、メイク用品の数々。



『座って。』


「は、はい…」





そして、2時間。




鏡を見た瞬間あたしは驚いた。



「こ、これが…あたし?」



そこに映っていたのは、

肌は真っ白、

マツゲがスゴく長く、くるんとなっていて、唇はウルウルな、

可愛くなったあたしが映っていた。




『どう?杏樹は可愛いんだよ!!』


「あ、ありがとうございますっっ!!」


『いえいえ。で、付き合ってくれる?』



そんな、微笑み見せられたら…



「あたしで、良ければ…」





ちゅ…



「…ん!?//////甘い…」


『いちごどろっぷ舐めてたからね〜♪』






そんなこんなで、付き合い始めたあたし達ですが、今もラブラブです。


初めてのキスはトロけるような、いちごの味。




いちごどろっぷを舐めれば、いつでも初ちゅーの味。


いちごどろっぷは、初恋の味。







どうでしたか?

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