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魔律界境 ―世界は魔力で出来ている―  作者: 真瀬 万知久
第二章 親善試合編

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第94話 冒険者と剣士

「さて、何から話そうか…。」


ニールスさんは少し腕を組み、

悩んでいた。


「できれば最初からお願いします。僕はヴァレンス連邦については何も知らないので。」


「なるほど、最初からね。分かった。」


そう言って、ニールスさんは話し始めた。


「冒険者にとって最も重要なことは何だと思う?」


「報酬ですか?」


「それもあるけどね…」


ニールスさんは少し笑った。


「報酬が高い依頼は、だいたい死ぬ確率も高い。

だから、最も重要なのは、継続した依頼なんだ。」


なるほど、

冒険者といえど、安定収入が必要なようだ。


「その上で、最も安定して人材が必要な場所っていうのが、ムキール山、前線基地だ。」


ムキール山。

ここより極東に存在し南北に大きく広がっている。


山とはいうものの、近くで見ると、

壁という印象らしい。


そしてそこは、魔物の発生源。

無限とも言われる魔物が、絶えず湧き続ける。


その前線基地といえば、

魔物との戦闘に明け暮れているのは想像に易い。


「…普通に危険なんじゃないですか?」


「もちろん、危険はつきものだけど、人数が多いからね。

補給部隊があったり、怪我をしてもすぐに回復してくれたり、

常に誰かが近くにいて、意外と死ににくいんだ。」


なるほど、

報酬ではなく、生き残るための環境が整っているのか。


「そういうわけで、ある程度地力をつけた冒険者は大体そこに行く。

実際僕も行ったんだ。そこでザイードと会った。」


「なるほど…。」


「でもそこで少し事件が起きてね。」


ニールスさんの表情が少し曇った。


「ザイードは裏切られたんだ。魔法使いに。」

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