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魔律界境 ―世界は魔力で出来ている―  作者: 真瀬 万知久
第二章 親善試合編

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第88話 仮説と

「よう、リオ、元気か?」


先ほどより一層ニヤニヤしているザイードが近づいてきた。


「ああ、おかげさまで。いつもより回復が早いみたいだ。」


こういう場合、

開き直った方が話が早い。


「お、言うじゃねえか、

だとよ、嬢ちゃん。」


「…どういたしまして…。」


ジーナは顔を逸らして答えた。


その姿を見てザイードは満足そうな顔をしていた。


「…ザイードさん、僕に聞きたいことがあるんですよね?」


これ以上この雰囲気が続くのは耐えられない。


ジーナのためにも、

早急に話題を変えなければ。


「ああ、そうだな。好みのタイプ…。」


「…。」


後、三回くらいボコボコにしないといけないようだ。


「すまん、俺が悪かった。」


ザイードは手を振って謝る。


「それで、何で平気なんだ?あれだけの魔法を食らっても。」


ザイードからの問いに対して、

少し考えてから、答える。


「魔力の総量と魔力抗体は正の相関ではあるものの、

バラつきが大きいようです。」


「何いってんだお前?」


…伝わらなかった。

先ほどの事象を上手く説明できたと思ったのだが…。


「正の相関っていうのは、必ずじゃないけど関わりが大きいもののことよ。

背が高い人は体重も重い。みたいな。」


ジーナが補足に入ってくれた。


「リオと私だったら、私の方が魔力総量は大きいけど、

魔力抗体で言えば、多分リオの方が大きい。

だから、魔力総量が多くても、魔力抗体が大きいとは限らないって事でしょ?」


「なるほど……」


ザイードは納得したように頷いた。


「そう言えよな、リオ。」


同じ事を言っているのに…。


「でもリオのは極端よ?それについてはどうなの?昔から?」


「いや、子どもの頃なら大火傷だよ。だから、あくまで仮説だけど…。」


先ほどから引っかかっている答えを、

ジーナとザイードに伝える。


「鍛えたから…かもしれない。」

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