表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界は魔力でできている  作者: 真瀬 万知久
第一章 入学編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/60

第27話 陰謀

「何だと!何故だ!正式発表した覚えはないぞ!」


とある日。役所に呼び出され、

役人からの報告に、校長は憤っていた。


「しかし、受けなければ今後の外交に関わります。」


「受けないといえば良いだろうが!まだ公的機関ではないのだから!」


「申し訳ないですが、その段階は優に過ぎてしまっています。」


「……負けた場合はどうなる?」


「少なくとも実践魔法学科は解体ですね。責任問題となれば、現在の担任に取っていただくのが妥当かと。」


「ふざけるな!」


「…怒鳴ってもらっても結構ですが、決定は覆らないです。大人しく従ってください。」


「…君はどっちの味方なんだ。」


「……個人的な発言は控えさせていただきます。」


そう言って、役人は出て行った。


「……いつか守ってもらう人間を、守る気が無いのか。馬鹿どもが。」


…この言葉に答える声は無かった……。









「そういうわけで、ミトレス国と親善試合をすることになったから。」


「え、嫌ですけど。」


校長室に呼び出されたユーリは校長の言葉に驚きを隠せず、

思った事をそのまま返した。


「気持ちはわかる。だが決定事項だ。」


「入学してから数ヶ月の彼らをソラリス国の代表にする気ですか?」


「仕方ないだろう。太陽王はじきに亡くなる。それを踏まえて外交が必要なのだ。力を示さねばならん。」


「…それじゃ誰か編入させてください。彼らはまだ若すぎる。」


「そうしたいが、入学者が多く、残った生徒が二名という事態もばれている。精鋭、なんて呼ばれているそうだ。」


「……情報管理どうなってんすか。」


「……少し勧誘し過ぎたかもしれん。」


校長とユーリは頭を抱えていた。


「…彼らを強くするしかないようですね。」


「助かるよ。負けたら私共々首が飛ぶから、頑張って!」


「その時は脱獄してでもぶん殴りにきますよ。」


「またまたぁ、ご冗談を……。え、マジ?」


答えずにユーリは校長室を出る。


しかし、厄介なことになった。

ミトレス国は隣国ではないが、巨大な軍事国家だ。

長きにわたり太陽王が幅を利かせてきた現状を、快く思っていないのは明白だった。


「……少し急がないとな。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ