表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界は魔力でできている  作者: 真瀬 万知久
第一章 入学編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/63

第18話 知らないこと

「話の続きはあとでね。」


次の教科の時間になってしまったので、ミレーヌ先生からお預けを食らってしまう。


『呪われた23期』

僕は知らなかったが、

ジーナは知っているどころではないといった感じの食いつき様だった。


おかげで授業への集中も途切れがちだった。

ジーナの方を見てみると、同じく気になるようで、ソワソワしていた。


だが向こうと違ってこっちは余裕がない。

ついていくのがやっとの授業で、集中を保つよう努める。


……この付けは、ジーナに勉強を教えてもらうことで払ってもらおう。





「なんでそんなに勉強出来ないの?頭悪いわけじゃないのに。」


本日、全ての授業が終了して項垂れている僕に対して、ジーナからの追撃をもらう。


「…王族様と違って情報を得られる場所がないんだよ。図書館なんて入れないし。誰も教えてくれないし。」


一般公開されている図書館はあるにはあるが、まとまった保証金を払わないと入れない。

孤児院出身の人間にそんな金はなかった。


「それは……。ごめんなさい…。」


苦労していたので、少し言葉にトゲが出てしまった。

それが伝わってしまったのか、落ち込んだ様子のジーナを見て、慌てて弁明をする。


「いや、ごめん。責めるつもりじゃなかったんだよ。仕方ないことだしね。」


実際仕方ないことだ。

本だって無限にあるわけじゃない。

どんな人間が使うかわからない以上、利用するのに金を払い、信用を担保するのは必然だった。


「それに、ジーナと違って時間はたっぷりあったんだ。そのおかげで魔力操作の練習が出来たんだから、……まあ、どっこいどっこいさ。」


「……ありがとう。」


少しぎこちないが、折り合いはつけてくれたみたいで、ホッとする。


「それで、何なんだよ。『呪われた23期』ってのは」


気になっていた内容をジーナに伝える。


ジーナは、気を取り直した様子で答える。


「王立魔法学校の23期に入学した人間が、全員行方不明になったの」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ