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時の支流のほとりで

作者: 長尾衣里子

 知多半島の漁師町で、のんびり育った那津。誰とも敵対したくない穏やかな性格。保守的な那津は人生の岐路にさしかかえる。Ⅰ.仕事に生きる Ⅱ.愛に身を投じる Ⅲ.実家の寺を守る。この選択は時流の分岐点となる。ところが、どの時の支流でも権力に反旗を翻さざるを得ない。「争いは好まないけど天の声なら仕方ない。戦うしかなさそうね」別の道を行くパラレルワールドで、それぞれ口にする同じつぶやき。そして大切な物を守るために立ち上がった三人の那津のストーリー。

                 Ⅰ


 古生物おたくの那津。それが高じて、恐竜ライターをしている。情報収集中に、フェイスブックからのお知らせ。モロッコの友達から、三葉虫の化石の写メールが来ていた。

「なんだこの人、化石売りか。でも、自分で採ったものしか興味ないし」

 スルーする那津に続々と写メール。アンモナイト、モササウルスの頭骨……。

「ちょっと待て。この三つ、同じ時代には出んぞ」

 パソコンの手が止まった。会ったこともないFB友達のプロフィールをのぞく。出身地アンフィニ。たしかに、三葉虫の産地だ。しかし、三葉虫は恐竜時代前に絶滅している。白亜紀のモササウルスとはいっしょに出ない。好奇心が優った。

「化石情報がほしい。発掘場所と時代を教えて」

 つい、コメントをかえす。

「クーリブガ。それ以上は知らない」

 ググると、クーリブガは有名なモササウルス化石の産地。首都カサブランカから125キロだ。車を数時間走らせれば、田舎町アンフィニにも行ける。恐竜スピノサウルス化石の出る白亜紀から、はるかペルム紀、石炭紀、デボン紀。さらに、オルドビス紀にカンブリア紀? モロッコって、すごい! 生命史をさかのぼるタイムトリップ・ドライブができるぞ。

 すっかり夢中の那津。モロッコの地質学者モハメドが案内する化石発掘ツアーを発見する。フェイスブックで探りあて、モハメド博士に友達申請。快承の証に、ペルム紀の両生類ディプロカウルス化石の投稿写真にイイネ!がおされた。

「これは北米産ディプロカウルスだけど、アフリカからも出る?」

 さっそくクエスチョン。

「モロッコからも産出するよ」

 その返事に、舞い上がる那津。

「ディプロカウルスちゃん化石に会いに行く♡」

 夜ふけにもかかわらず、モロッコに行くための計画を練りはじめる。


 静寂を破って、スマホが鳴る。幼なじみの千穂からだ。

「夜中にごめんね。寄っていい?」

「ウェルカム。今、どこ?」

「家の外……」

 千穂の突然の訪問に、喜びを隠せない那津。あわててソファーの下に発掘道具を隠し、ドアを開ける。だが、一年ぶりに会う千穂は、見ちがえるほど痩せて衰弱していた。

「心配したのよ。急に姿を消して、ラインもスマホも連絡つかないんだもの。何があったの?」

「勾留されてた」

 思いがけない返事に、言葉を失う那津。ぐったりと座りこんだ千穂は、ポツリ、ポツリと訳を話し始めた。一年前、オフィスに警察が来て逮捕されたこと。いわれのない詐欺容疑であること。取調室でいくら無実を訴えても、筆記も録音テープも止められること。狭い拘置所の独房生活。太陽を浴びない暗い日々は、心身ともに病むこと。拘置所を保釈されるには、嘘の供述書にサインするしかなかったこと。すべて、那津の想像を絶する世界だった。司法の底知れない闇を知る。

「絶望しかなかった。あれ以上、保釈される日が遅かったら、衰弱死してた」

 うなだれる千穂を泣いて抱きしめる那津。

「つらかったね」

 小さくなった千穂の背をさする。


 第一審に向けて、二人は動き出す。千穂の弁護士は、供述書にサインした以上、無罪を主張するのは得策でないと判断。納得いかない千穂は、弁護士を解任した。だが、どこの法律事務所をまわっても、同じ意見の弁護士ばかり。

「つい出来心でやってしまいましたって反省の弁をのべれば、初犯だから執行猶予がつきますよ」

「年老いたお父さんに、泣いて情状酌量を求めてもらいましょう」

 だれも無罪を証明しようとは言わない。だんだん、千穂もおびえだす。

「もう獄中生活はいや」

 執行猶予が欲しい一心で、千穂は罪を認めることをのんだ。

「千穂がそれでいいなら」

 不条理を感じながらも、那津は何も言えなかった。


 初めての裁判所。裁判長が問う。

「ここに書かれていることに、まちがいはないですか?」

 千穂はとまどった。目の前の文書に何が書かれているか、知らなかったからだ。千穂がちらりと、弁護士のほうを見る。弁護士はうなづく。

「はい。まちがいありません」

 小さな声で千穂は言った。あきらめにも似た表情だった。


 一か月後、懲役二年の判決が下される。執行猶予がつかないことに、ショックを受ける千穂。

「私が馬鹿だった」

 那津の家に来て初めて、後悔の涙を見せる。

「控訴しよう。第二審に向けて、戦おう」

 千穂を力づけ、寝室につれてゆく。泣き疲れた千穂の寝顔を見て、那津は部屋を出た。


 応接間に戻った那津は、ソファーの下に置き忘れた発掘道具を発見。ひさしぶりに手にとってみる。

「できれば、ディプロカウルスちゃんとか、それを食べてたディメトロドンちゃんとか、好きな化石を追って、世界中を飛びまわりたかったな。ましてや、争いは好まないけど、しかたないわね。自然に身をまかせよう」

 愛着ある七つ道具を、物置に封印した。


 翌朝から、無罪を証明するために戦闘開始。第二審に向けて、千穂の潔白を明かす証人も立てた。そして、迎えた裁判の日。二人は意気揚々と法廷にのりこむ。

 千穂は無罪を主張。弁護士が証人の発言を求める。それをさえぎる検察の声。

「意義あり。一審で証人を立てなかった以上、新たな証人は不要と思われます」

 裁判長は検察の言いなりだ。他の裁判官たちも顔を見合せてうなづく。頼みの綱の証人は発言を許されなかった。


 裁判所からの帰り道、泣きじゃくる千穂。このままでは不利と、那津もわかっていた。判決の日が近づくと、いてもたってもいられない二人。最終手段に打って出た。夕闇にまぎれ、裁判所の前で待ちぶせる。出てきた裁判官たちに直訴した。

 身の潔白と、取調室の裏事情を暴露する千穂に、こまった顔を裁判官たち。

「証拠を提出しなさい。我々にとって、法廷に提出された証拠がすべて。それを無視して、判断を下すことはできない」

「でも、裁判での私の証言に嘘はありません。信じてください」

「日本では、被告の法廷での証言よりも、検察官調書のほうに重きがおかれます」

「それがでっちあげでも……」

 涙を流して訴える千穂を残し、裁判官は立ち去った。ヒザから崩折れる千穂に、那津が駆けよる。

「私がサインした嘘の供述書の前には、裁判官も沈黙するしかない。あの人たちはわかっている。私が無実なことも、取調室の<でっちあげのからくり>も……。司法の神テミスは、真実などどうでもいいんだわ」

 千穂の言う通りだろうと那津も思った。最後まであがいた二人は、絶望のうちに判決の日を迎える。心配したとおり、一審の判決は覆らなかった。せめて、弁護士が保釈延長を求めるも却下。千穂のもとに、拘置所への呼出状が届いた。


 出頭の前日。千穂が顔を出す。最高裁への道は勧められなかった。千穂に、その気もなかった。

「保釈延長が認められなった以上、上告はしない。手続きして判決が出るまで、合計一年ほどかかるらしいの。保釈されて外で待つならいいけど、その間、拘置所にもう一年なんて、ぞっとするわ。さっさと刑務所に入ったほうがマシ。拘置所より開放的で居ごこちいいと散々聞かされたし」

 ためいき交じりに、千穂は言う。

「ごめんね。何の力にもなれずに」

 涙目の那津。

「模範囚で通して、一日でも早く出て来るわ。そして、再審を請求する。その時は那っちゃんも協力してね」

 那津の涙をふく千穂。那津は何度もうなづいた。

 千穂の車が走り去ると、黒い車が後をつけてゆく。あからさまな尾行だ。車の影を追う那津のひるまぬ眼差し。ビルの稜線に沈む日が影を落とし、街ごと夜に飲みこまれるまで、そこに佇んでいた。


             Ⅱ


「今日限り、作家協会をやめるの」

 突然の那津の言葉に、ショックを隠せない仲間たち。

「なぜ?」

「もう小説を出さないから」

 出版パーティで再会した面々に、迷いなく告げる。

「小説家に向いてないって編集長の言葉、そんなショックだった?」

 心配そうなユメを無視して、グイっとグラスをあおる。

「才能がなるか無いかなんて管轄外! 誰でもいいわ、勝手に決めて。 もともと、才能があるから書いてる訳じゃない。下手でも、ハートで書けばいいの。だから、全っ然、こたえてない」

 那津は自分の胸をたたいて強がる。

「私、物書きで食べるの挫折した。郷田先生が言ってたでしょ。『一度に原稿用紙十枚書けなきゃ、食っていけない』って。書くの遅いから無理。ユメみたいに大作ポンポン出てきません」

 アルコール一滴、入ってないのにからむ那津。

「私は那津の書いた『時の岸辺のシャノアール』大好きだけどなぁ」

「あれはラブレター。あの人だけに読んでもらえればよかったの。大勢が読むことは想定外」

 いたずらっ子みたいにクスクス笑って、那津は続ける。

「訳ありでね、恋人の生まれ故郷に身を隠すの。もう表舞台には出ない」

 幸せそうに、秘密の理由を打ちあける。

「じゃ、パーティの後、カラオケに行こう」

 仲良し四人組で、歌い明かすことになった。


 カラオケボックスの一室。歌い疲れた女四人は、小説談義にふける。

「私は本当のことしか書かない。説得力がないもの。おもしろい小説を書くため、波乱万丈な人生を生きるの」

 自叙伝しか書かないサッキー。

「私にとっては、ゾンビ。殺しても殺しても、不死身なの。追いつめられたら書くかな。今は、燃え尽き症候群だけど」

 かって、賞を総ナメしたSF作家リュー。

「私は時間が許す限り、書いていたい。小説で食べていきたい」

 文学の神の申し子ユメ。

 ひととおり主張をぶつけた三人の目が那津に向かう。

「私は何も考えてない。自分の意志で書いてるんじゃなく、神様とか、仏様とか、大きな力が私を通して書かせてる感じ。いつか書けなくなるんじゃないかって、昔は不安だった。だけど、今はちがう。肝心なのは生きざま。小説は人生の排泄物にすぎないと思うの」

「排泄物ぅ?」

 みんな厭な顔をした。

「昔は芥川みたく、芸術至上主義だった。だから、フランスの文豪ビクトル・ユゴーの生涯を知って驚き! 皇帝ナポレオン三世の独裁に反発して、武装蜂起を呼びかけた。大作を書き残すこと第一に考えてたら、そんな真似できない。奇跡的に生きのびて亡命生活を送ったから『レ・ミゼラブル』ができた。ただひとり生き残った登場人物マリウスは、ユゴーの分身。戦いで負った体の傷は癒えても、瀕死のままの心は彼にペンを握らせた。排泄物が不適当なら、『レ・ミゼラブル』はユゴーの生き様の吐露、魂の慟哭と思うの」

 那津は持論を展開した。

「あの人に遭って、愛に醒めたの。人間も動物よ。本能を解き放つわ。自然環境を守ることと同じくらい大切なのは、自分の中の自然を殺さないこと。常識はずれな恋でも、自分に正直になる。これが私の生きざまよ」

 豪語して、愛の逃避行をとげる。


 恋人の生まれ故郷である沖縄で、幸せに暮らす那津。島に吹く風のような温かい人情が、二人をまとう。沖縄について、無知だったと知る。自然とともに、穏かに笑って暮らしたいだけ。それは沖縄の人も同じ。ウチナンチュは好戦的な人たちではなかった。陽気で涙もろく、大らかな平和の民。だが、辺野古基地建設をはじめ安住を許さない問題が山積み。プロカガンダや、座りこみ、シュプレヒコールも、誰が好きこのんでやるだろう。やむにやまれぬ思いで立ち上がったのだ。自分たちの島を守るために。それでも那津は、なんの行動にも踏み切れずにいた。

「戦いは男たちのもの」

 そんな古風な考えが、無意識のどこかにあった。自然と、ウチナンチュに後ろめたさを感じる那津。近所に住むオランダ国籍の女性だけが、唯一の親友だ。二人とも、遠い故郷へと思いを馳せていた。

 ある晩、そんな親友が米兵にレイプされる。気丈な彼女は警察に駆けこみ、被害を訴えた。

「証拠固めに、ご協力お願いします」

 若い警察官が正義感に燃える。だが、親身になってくれた警察官は外された。

「公になって辱めを受けるのは、あなたですよ」

「嘘言ってるんじゃないか」

 犯人が米兵と知って、手のひらを返す警察。証拠を揉み消しにかかる。

 悔し涙ながらに訴える親友に愕然とする那津。日本人として、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

「男にはわからない。これは女の戦いよ」

 古風な考えから抜け出せないからこそ、怒り倍増だ。

「争いは好まないけど、しかたないわね。自然に身をまかせよう」

 那津は立ち上がった。重くのしかかる警察権力や米軍の圧力。その鎖ひとつひとつ、身をよじって解いていく。いつか来る島の夜明けのために……。


                 Ⅲ


「那っちゃん、お客様にごあいさつなさい」

 宿題で忙しい中学生の那津を母親が呼ぶ。応接間に顔を出すと、大きな腹の男の人が汗をふいていた。

「暑い中、ようこそお参りくださいました」

 合掌して頭をさげる那津。住職である父の影響だ。

「さすが寺の娘さんだ。ここに座りなさい」

 おとなしく隣に腰かけた。

「家内が山の上の墓地から帰るまで、話をしよう。墓参りなんて無意味だが、お盆くらい仕方ない。おじさんは政治家でね」

「道理で、いばってると思った」

 内心、那津は思う。気づくと、父も母も姿を消している。

「はめられた」

 両親も政治家は苦手だ。話し相手を那津に押しつけて、とんずらした二人。盆で忙しいとはいえ、ひどい。腹をたてるが、そんなことは日常茶飯事。おかげで那津は、どんな人と話すのも平気になった。


 大きくなった那津は、尼となって寺を継ぐ。両親亡きあとも、寺を守った。

「今年の海苔はどう?」

 漁師のおじさんに声をかける。

「海水が温かくて、ダメだね」

 力仕事で曲がった指を眺める漁師。

「船長は家内でね。勘はいいが、わしゃ人に指図されるのが大っ嫌いなんだ」

 オートマチック化が進んで、少人数でできる海苔業。威勢はいいが、奥さんの前じゃ文句ひとつ言えないこともお見通し。娘さんはみんな嫁いで、後継者はない。


 続いて、幼なじみが顔を出す。メザシを加工する納屋の後継ぎだ。

「大量のイワシが打ち上げれて、値崩れでね。何の天変地異なんだか。売っても赤字だから持ってきてやった」

 ありがたく頂く那津だが、漁師町の寺を支える海の異変に気づきはじめる。

「寺でお経だけ唱えてて、いいのかしら?」

 海の美化活動だけじゃなく、那津は漁師たちといっしょに調査を開始する。知多半島だけじゃなく、渥美半島、志摩半島、焼津と、海続きにネットワークを広げていった。

 そんな時、例の政治家が首をつっこむ。自然保護活動に協力するどころか、圧力をかけてきた。

「何か知られたくないことでも?」

 いぶかる那津は探りを入れる。どうやら、彼の後援会会長の工場が不法排水してるらしい。海の異変はグローバルな地球温暖化だけでなく、その不法排水にも問題がある。それを明るみにされたくないのだ。

 夜のしじまを破る電話。

「寺に火をつけられたくなかったら、手をひけ」

 そう言って切れた。受話器を置く那津。

「争いは好まないけど、仕方ないわね。自然に身をまかせよう」


 立ち上がった那津は、目標を高くおいた。不法排水を止めさせても、氷山の一角。例の政治家もろとも、町に巣喰う黒い勢力を一掃したかった。とはいえ、ど素人の集団。敵のしっぽをつかむのは簡単ではない。那津は不逞の輩のかつての政敵を訪ねる。

 町はずれの元町議会議員の屋敷は、雨戸が閉まっていた。

「子どもが石を投げるものでね。暗くて悪いけど、お入りください」

 この町は前科者に容赦ない。詐欺の容疑で二年、刑務所に入っていた。彼を訴えたのは町。どう見ても、例の政治家の陰謀だった。事の仔細を尋ねる。

「町議会議員をやっていた時、役場で書類を漁った。不審に思うことがあってね。役人たちは隠そうとしたが、議員バッチには勝てない。一見、帳尻合わせはしてあるが、数字のあわない書類ばかり。町から甘い汁を吸う者たちの正体が見えてきた。そして、背後にはあいつがいる」

 黒幕は例の政治家だ。彼を無実の罪に陥れた張本人。二人はタッグを組み、町の大掃除にとりくんだ。それは彼の身の潔白を晴らすことにもなる。

 その後、彼は町長選に勝った。白波を立てて出ていく漁船。しぶきを浴びて見送る那津は、今日も寺を守る。           


 


晩年、三人の那津は筆を執る。Ⅰ司法の闇と戦った那津は、幼なじみ千穂の冤罪を晴らした後、「獄中のひまわり」を執筆。Ⅱ沖縄から世界へ。夫とともに、辺野古基地反対や反戦を訴える那津。「神んちゅぬ島」を執筆。Ⅲ寺を守る那津。地元の自然保護活動のかたわら、漁師たちへのインタビューや、漁船に同乗した記事を書く。自作の新聞を参拝者たちに配る日々。

 いずれの道を選びとった那津も、「わが人生に悔いなし」と海を見つめた。


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