プロローグ
新連載はじめます。
kenkenと申します。
よろしくお願いします。
ふつつかものですが、基本投稿は、毎日おこうなう予定です。
万が一、投稿きない場合は、前もってお知らせ致します。
それではよろしくお願いします☆
「さあ、転生を始めます」
「ちょ、ちょっと待って下さい!」シュウは叫んだ。
「何でしょう」女神は言った。
「おれ、転生するの?」シュウは首をふった。「って言うことは、おれは現世で死んだの?」
「ああ、そうでしたね」女神は吐息を漏らした。「あなたは、死んではいません。ただ、今は自室で眠っているだけです。ですが、転生するために一度、眠っていただかなければ」
「……」
「よろしいですね?」
「よろしくねぇよ」シュウは訴えた。「それってつまり、俺の人生終わらせて、次の世界へ行きましょうって話だろうが」
「そうですが、何か?」
シュウは首をふった。「このクソ女神が!」
「何たる侮辱。これでもわたしは、あなたを救おうと思ってですね」
「俺は、救われなくても十分幸せだ」
女神は嘆いた。「あなたの今の暮らしが幸せだと?」
「ああ、おれは快適に暮らし、何不自由のない生活を送っている」
「どうでしょうか」女神は鼻で笑った。「だってあなた、彼女はおろか、友達の一人もいない、引きこもりニートじゃないですか」
「いくら女神だからって、言っていいい事と、悪いことがあるだろ」
シュウは頬を膨らませた。
「では、尋ねますが、これからの人生、引きこもったままの人生でいいのですか?」
「いい。俺は、全然かまわない」
「彼女できませんよ」
「それは、ちょっと寂しい」
女神は微笑んだ。「異世界に転生すれば、今より素晴らしい世界で、それも人格者として生まれ変われますよ」
「まさか、能力や容姿も思いのままなのか!?」
「そうですね。今回だけ特別ですよ」
シュウの心は大きく揺らいだ。
「容姿や、産まれる家も金持ちで、俺に秘められた潜在能力まですごかったりして?」
「いいでしょう。この際だから、何でも叶えてあげましょう」
シュウは首を傾げた。「でも、なんだか怪しい」
「なぜです?」
「だって、話がうますぎる」
「ああ、それなら、その地は辺境の地だから、なかなか行て手が集まらなくて」
「危険なのか?」
「まあ、危険と言えば危険ですね。捕食生物、ゴブリン、ドワーフ、巨大なドラゴンが跋扈する世界ですから、人間のほうがよそ者です」
「やっぱり行きたくねぇよ」
女神は頷いた。
「では、このまま独り身で、一生を終えていくか、多少辛くても、異世界で特別待遇で転生するか選んでください?」
「選択エグ!」
「人生とは、厳しいものなのです」
シュウは悩んだ結果、転生する道を選んだ。
そして、生きながらご臨終。
次に目覚めると、異世界へと転生し、生まれ変わった。
ここまでお付き合いありがとうございました。
次回の投稿は、10/8、明日の20時(8時)を予定しております。
よろしくお願いします。
評価してもらえると、嬉しいです。
では②wwまた会えるその日までww