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第ー1章 エピソードオブよしこたん よしこのドキドキハネムーン☆

「ちゅ!ダーリン大好き、ちゅきちゅきちゅー!魔法新妻よしこたん!参上☆」

私、魔法新妻よしこ!ハネムーンにて、悪い怪人さんと遭遇☆ビーチにて、ダーリンにトロピカルジュースをおねだりして、居なくなっているすきに秒で爆砕☆

「・・・っておかしいいっ!!」

もうテンションが明後日の方向に飛んでいってしまった。忙しすぎるぞ。魔法少女。いくら人手不足といっても。

「よしこ、すまんッキュ、、、」

小さな小鹿がよしこに話しかける。

「ミッキュ わ・た・し・は新婚さんなの!人生で一番ハッピーな時間のはずなのに、なんでビーチを血で染めないといけないのよ!」

地団駄を踏む魔法新妻の両手は怪人の紫色の体液で汚れていた。水着で変身したため、かなり過激な格好である。

「あとこの名乗り!恥ずかしすぎるわっ!海外だからまだいいけど、日本語わかる人いたらひくぞ」

「だだだ大丈夫ッキュ。だれもいないッキュ!」

今までの功績を讃えて魔法国にハネムーンにご招待!なんて言われたから来てみたけど、もう五件目の案件である。

夫はのんびり屋さんなので、お仕事忙しいんだねーってよしよししてくれて優しくて、そんなところが大好き!ダーリンダーリンダーリン

「だあああありーーーんんんーんぎゅえぎゅえ」

くっそ!6体目!

「ちゅ!ダーリン大好き、ちゅきちゅきちゅー!魔法新妻よしこたん!参上☆」

ほんとっ海外でよかっ、

「あっれ〜?よしこじゃん!ははははは奇遇だなっ!名乗り変えた?」

背筋が凍る。赤髪の山高帽子魔法熟女さちよ。何かとからんでくる嫌な女だ

「ははっちゅきちゅきちゅーって!はははっ!」

やばいやばいやばい

「ま、これは、」

「みんなに伝えちゃろっ鉄拳粉砕☆悪を薙ぐ!魔法少女よしこが随分変わっちまって、お姉さんうれしいぜははははは!」

言うが早いが時空転移しやがった

「・・・ミッキュ 」

「ほんと、すみません」



魔法新妻の名が後の世に轟くことになることは誰も知らない。


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