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赤実かすみの青欲  作者: 朱音めあ
7/12

「という話でした。不思議な現象だと思いません? 

色で性欲を刺激されるなんて、調べても出てこないですし」


「いや、本当に不思議過ぎるだろう・・・」


 かすみのそれはかなり稀な例に違いない。

 というか彼女と同じ性癖を持つ人なんて、世界中を探しても見つかるのかどうか怪しい。


「とにかく、この話は絶っっっ対に秘密にしてくだいよ? 二人だけの秘密ですからね?

嘘ついたら、私の言う事何か一つ・・・いや、二つは聞いてもらいますからね!」


「ああ、わかった」


「言いましたね? 言質取りましたよ! 今の発言、スマホで録音しましたからね?」  


 かすみは、ちらりとスマートフォンをちらつかせる。


「わかった。命に誓う」


 めちゃくちゃ必死に口止めされてしまった。


 まぁ確かに「好きな男子の下着を見てしまったせいで、青い色を見ると興奮するようになった」なんて話、

 他人に知られるのはかなり恥ずかしい秘密だろう。


 

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