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赤実かすみの青欲  作者: 朱音めあ
11/12

「ど・・・どうしよ・・・」


 真っ二つになったペンからは、青いインクが垂れている。

 もう口に咥えることは出来ないだろう。

 

「うっ・・・な、何か代わりの物は・・・!?」

 

 かすみは、涙目になりながら部室の中を物色し始めた。


「画用紙・・・なんかふやけそうだからダメ・・・!

絵の具・・・ダメダメダメ!!!

色鉛筆・・・!? これなら洗えば綺麗・・・

あぁぁぁぁ!!! もうダメ!!! 私おかしくなっちゃうよぉぉぉ!!!」


 かすみが薬が切れた麻薬中毒者みたいになっている。 

 これはちょっと、色々とまずいのでは。

 放送禁止なのでは。


「あ、赤実。少し落ち着け!」


「無理無理無理! 無理なの! というかそもそも先輩のせいじゃないですかぁぁぁ!!!

このままじゃ私、先輩の事を好きになっちゃう!!! てか犯しちゃうかもしれないです!!! 離れて!!!」


 かすみの口から爆弾発言が飛び出す。

 というか、最早爆弾ではなく核兵器かもしれない。



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