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光ある概念の終日  作者: 茶三朗
破天を突くは闇
210/217

闇の裁き 13

最後に診た者は、頬に軽いかすり傷を負った子供であった。

消毒をし、絆創膏を貼っておく。

ニーテが持ってきた鉄製のボウルには、血がしみ込んだ包帯が積まれている。


「礼を・・・言うべきなのだろうが・・・」


「言いなよ弟君様!おいらは言うよ!ありがとう!」


警戒心が抜けずにいるネアをよそに、まずはノレムから順に手を取ってお礼を言いながら強めの握手をしていった。

ニーテにだけ2秒ぐらい長めに。

姉のベヨーセも、深々と頭を下げる。


「ひとまず・・・と、いきたいがそうもいかなそうだ。ラムネとクアンツ、それからたぶん皆の代表であろう君、少し話がある」


腕を組んだジョーカーがその3名に話すのは、あの赤紫色の斑点について。


「あの斑点、遥か過去に根絶されたはずのヒョウモンウイルスに感染した際に出る症状だ・・・」


1秒ほどの間が置かれた。

スペードもクアンツも、まさかとは思っていた症状の正体が明かされる。


「やはりか・・・昔読んだ書物で目にした覚えがある」


「俺も、医学の歴史に触れたら必ず知る機会のあるものでしたので・・・」


ヒョウモンウイルスとは、感染者には初期症状として僅かながらもヒョウ柄に似た赤紫色の斑点模様の痣が身体のどこかに浮かびあがるので、シンプルにそう名付けられた細菌である。

だったらヒョウガラウイルスでいいじゃん?とはけっこう言われるのだが、放置し悪化すれば色がより毒々しく変色していき、ヒョウモンダコの模様にそっくりな為にそう名付けられた。

最初は斑点が出るだけで痛みも何もないが、1年間放置すれば発熱や嘔吐といった症状はないものの、急な呼吸困難から、至る箇所の関節から皮膚へと常人では到底堪えがたい激痛が侵食し、じんわりと命を蝕んでいく。

数か月の間、酷く苦しみながら死へ歩まされるので、自ら命を絶つのが救いだと言われるほど。

感染経路は、菌の宿主を食べることでしか感染せず、接触感染や飛沫感染することはない。

このウイルスが発見されたのは、ある冒険家の男からである。

国からの任を受けたその者は、とあるジャングルでの調査にて偶然にも小さな集落に辿り着き、そこに住む民族に攻撃されることもなく、歓迎された。

だが、そこで出されたモモマルウサギという動物の丸焼きを口にしたことで、悲劇が始まる。

モモマルウサギは、その集落周辺で極稀に確認される身体に鮮やかなピンクの丸模様を持つ希少生物であり、性格は警戒心が無く、体も大くてその肉はかなり美味であるようだ。

集落ではそのウサギを捕らえた者と、捕らえた本人が許可した数人だけが食べることができるルールがあり、外者である冒険者が食べることができたのは族長の息子がたまたまその日に捕らえたものであり、本当にご厚意からであった。

世話になり、その男が一度祖国に戻った頃には頬にうっすらと赤紫色の斑点が現れており、そして数か月後、呼吸困難で彼は倒れる。

彼の便や血液からこれまで確認されたことのないウイルスがすぐに発見され、その時に彼の身体に侵食していた痣模様からヒョウモンウイルスとして名付けられた。

未知なる新種のウイルス、国は厳戒態勢をとりながら様々な手を尽くしても男の様態は一向に良くなる兆しすら見せず、呆気なく苦しみながら亡くなってしまう。

その数時間前、男は遺言で病理解剖をするよう頼んでいたので実施した結果、体内の臓器のほとんどがスポンジ状に壊死していたと記録されている。

すぐさまワクチンの開発が着手され、急がれるも、幾つかの特殊性から不可能だと判断された。

そして、そのウイルスの恐ろしさを目の当たりにした国は、疫病の蔓延と生物兵器として使われる可能性を危惧し、残酷な判断を下す。

男の遺した自らが作った地図と、手記に書かれていた情報から集落を住人ごと全てを焼き払い、そこで食したとされるモモマルウサギからヒョウモンウイルスが検出され、ただでさえ希少であるその生物を30年かけてメスを主に狙い、全滅に追いやった。

身勝手さもある歴史である。


「絶滅したはずの生物が持つ細菌が、何故に?」


あらゆる可能性を考え始めようとしたスペードとジョーカーであったが、ネアが何かを思い出したようだ。


「あの・・・!教団が!虫羽根と関りを持ち、毒物の提供を受けていると聞いたことが!」


それを聞いたジョーカーが「え?」と、鳩が豆鉄砲をくらったかのような反応をした。

スペードが何やってんだよと言いたげに肘で軽く彼の腹部を突き、クアンツが軽蔑の目を向ける。


「それが本当だとしたら・・・!教団は提供品の中からその細菌の感染条件と脅威さを知りつつ買い取り、脅迫用としても扱う為の生物兵器を隠し持っていたというわけか・・・!最初に!子供らに毒牙を立てやがって!見せしめのつもりだったのか!?」


頭を抱えながら教団の脅威に怯えている様子のネアを見て、スペードが小声で「ここは謝っておくべきでは?」とジョーカーを促がす。


「うぅ・・・つい出来心で・・・って、そんなわけないだろ。冤罪だ」


「だろうな・・・」


わかっていながら、スペードなりのちょっとした冗談である。


「そもそも虫羽根も数年前から時折連絡をとりあうか、メンバーの誰かと個で会うぐらいでしかない。リーダーの行方は私どころか、他のメンバーもたぶん知らないからな」


彼の過去に触れるのは、このあたりで結構だろう。

立ち聞きする形になってしまったが、ウイルスの話を耳にしたノレムはジョーカーがいてくれて本当によかったと本心から安堵した。

その当人は、準備運動に左肩を2回まわしてから口を開く。


「では、用も済ませたわけですので行きますか」


「よーし!やってやろうね!」


やる気満々な様子のニーテである。

もう去ることにトーキは少し寂しそうであり、それをより思わせるのが、彼女が微塵も名残惜しそうになくバイバイと手を振ってきたからだ。


「いえ、これは俺の事情ですので。皆さんはここで寛いでいてください」


ノレムのつれない発言にニーテは両頬を膨らませ、彼の尻を蹴りあげる。


「なに?を?」


怪我人と感染者の治療を終え、帰る意味だと捉えていたネアであったが、どうやら「行きますか」の意味が違うようだ。

大体察しはつくものの、ペストマスクで顔を隠す男に訊ねる。


「なにって、教団の輩共を皆殺しに行くだけだが・・・?」


それを聞き、ベヨーセと共に仰天しそうなるも、その言葉には恐怖もあったが、不思議と頼もしさを感じた。

ノレムもだったが、教団と戦おうとするこの者らの素性を疑うのは、今は置いておく。

良心から危険だとか、巻き込みたくないとかの説得も通用しないだろう。


「先程、全滅させた信者共らが帰らぬのを嗅ぎつけられ、報復にここへも来るやもしれませんので・・・念の為に誰か残ります?」


クアンツの提案に、スペードとジョーカーが同時に挙手した。

両者は共に「え?」の反応から、互いにここは譲れと送り合い、睨み合う。

大気が怯えているのか重くなり、そこら辺に散らばっている瓦礫の破片がカタカタと小刻みに震えだした。


「こっちの方が大問題になりそうじゃねーか!」


カラスがそう発した次の瞬間、向かい合う両者の顔の間を白き火の一線が通過した。

その火を即座にスペースが掴み捕え、黒紫の火へと変色させると握り潰す。


「嗅ぎつけるのが早かったみたいだ・・・」


そう小さく呟いたスペードは、ジョーカーと共に白き火が飛んできた方へ顔を向けた。

そこには、20人ほどの信者を引き連れて先頭に立つバニクバグの姿が。

引き連れる信者らの手には、マスケット銃を持たされている。


「バニクバグ!」


ぐっと拳と胸奥、足底に力が入ったネアの隣でノレムが剣を手に出現させ、身構えた。


「兄君様のお覚悟を・・・」


彼は足を止め、救えないと心底呆れた表情から溜息をつく。

その右眼の瞳孔は、先程あの白い火を掴んだスペードの方へ向けられている。


「お前らぁ!!よくもスっ!サバ様に!!!このタンカス共らめがぁぁーーーーーっっ!!!!」


スペードに攻撃が仕掛けられ、カラスはもの凄く怒りに取り憑かれていた。

彼の頭にとまっていたカラスが、若干引き気味に飛び立っていってしまう。


「喧しい迷い人らが増えたみたいで・・・」


両刃剣を手に、大きく振れば4つの白い火の玉が彼の周囲に出現。

それらは更に小さく分かれ、信者達に持たされたマスケット銃の銃口に帯びさせた。


「僕の力を!気持ちばかりだが!同士達に与えよう!」


どう見たって何かを仕掛けてきそうな様子だったので、ノレムとカラスが先手を打とうとしたが、スペードが片腕を上げ、それをやめるよう令を出す。


「あの小僧にしろ!僕の力を少し得た銃弾ごときじゃ仕留めきれなかったとしても!他はどうする!?生きるのは貴様らだけになったとして!どれたけ失われるか!」


バニクバグが「構え!」の掛け声を発し、銃を持つ信者達の中でから数人が列となって銃を構え、続き「放て!」と叫んだ。


「っっ!!」


どうすべきだ!と、ネアは銃の引き金がひかれる短いこの瞬間にできたことは、一番近くにいたベヨーセを我が身を盾に庇うだけ。

頭の中は、他の民と子供達のことでいっぱいであるがどうしようもない。

彼女が「弟君様!?」と、戸惑いの声を挙げた。

だが、その時である。視界前方を黒が覆う。

正体は漆黒のマントである。それが埋め尽くすようの広がり、白き火を纏った弾丸を全て防いでいた。


「熱烈なご挨拶だ・・・」


広がった漆黒のマントは靡き、スペードの身体を包み纏うように元の大きさに戻る。

防ぎ受け止めた弾丸は、1つも地面に落ちずにマントの内へ。


「カラス・・・」


続けざまに彼の名を呼ぶ。

カラスはすぐさまに反応し、バニクバグへ向け猛スピードで駆け出すと跳び蹴りにかかる。


「無用らは散ってなさい!」


両刃剣で片目をヒマワリで飾り隠す男を斬り伏せようとしたが、振り下ろす刃に何かがぶつかった。

火花を散らすそれを確認する暇もなく、一瞬そちらに意識を奪われたところを足に履くサンダル底が顔面へ到達する寸前の距離まで来ていた。

だが、甘い。ただの蹴りにやられるような自分ではないと、即座に得物の柄を握る両手の片方でその右足底を受け、掴む。


「未熟!陽動にすらならん!」


「そうかよ!」


そのまま振り下ろし、両刃剣に突き刺してやろうとしたその時、バニクバグの側頭部に鉤爪の生える黒い鳥類の足が横一線を描くように打ちつけられ、蹴り飛ばされてしまう。

それはカラスのもう片方の足の甲による蹴り払いである。彼の黒いオーラが(からす)の足の形を模したのだ。


「未熟にぶっ飛ばされた気分はいかがだ!?」


蹴り飛ばされたバニクバグは、数人の信者達とぶつかり下敷きにしてしまう。

その者らを気遣う気持ちの余裕は失われ、すぐさま巻き込まれた信者らを足場に立ち上がると、両刃剣全体に白き火を纏わせ、一気に距離を詰める強襲を仕掛けた。


「いいのか?いいのだな!?」


逃げようともせず、向かってくることもなく、その場に佇むカラスを一撃で地獄へ送ってやろうとバニクバグの心の底から闘志が湧いてくるも、すぐさま異変に気付く。

あまりにも急な出来事に、全てがゆっくりと動いているかのように映った。

今、自分は何かに囲まれており、それらが一斉に中心位置にいるバニクバグへ向けて動き出す。


「ぬおっおーっ!!!」


地に足をつける間もなく、がむしゃらに両刃剣で空気を斬るように大きく一振りすることで、それらをまとめて捌く。

金属のぶつかりあったかのような音を奏で、弾かれたそれは全てカラスの手に戻った。

その正体は、鋼のブーメランである。

投げられたのは4つ。その手戻り束にして持つのと、腰に備えた残り5つの計9つを所持。


「先の一太刀を邪魔したのもそれかい・・・」


先程、跳び蹴りで迫る彼を斬り伏せる際に邪魔したのもあのブーメランであろう。

今になって煩わしく思い、少しイラつきを覚えた。

だが、それはすぐに消え失せるだろう。向こうは攻撃を阻止できたと一時の小さな達成感に浸り始めてる頃だろうが、それをぶち壊してやれば晴れ晴れな気持ちとなること間違いなし。

達成感は僕の物だと、意気込む。


「蹴られ!怒りに任せて猪突猛進するわけないでしょう!」


後方の信者達は、再び銃の発砲体勢へと移っていた。

2発目はカラスのみを対象として、集中的に狙いを定める。

銃口には案の上、白き火が宿っていた。


「よけるか!?うけるか!?」


バニクバグが叫びに近い言葉を発したその直後、発砲音がした。当たるなら良し。躱したならば、銃弾はカラスを通過したあとに白き火の力が解放され、被害をもたらすであろう。

しかし、たとえからの少なからずの犠牲を期待は打ち砕かれることとなる。

ジョーカーが信者らを蹴散らそうと、左手に木刀を出現させたのだが、スペードが歩み出したのでここは様子見にしておく。


「これは返しておこう」


片手には先程、発砲されたがマントに防がれた銃弾が積まれていた。

それらを軽く手首を振って投げつければ、的確に白き火を纏った銃弾を撃ち落とす。


「サバ様!お手を煩わせて!」


「余計であったか?」


「とんでもない!」と、カラスは興奮気味に返した。


「ただの銃弾に戻ったはずだ!そのたかが弾丸に僕の力を得た弾が撃ち落とされるなんてことは!」


「力量差だろ!」


動揺するバニクバグへ、カラスはブーメランを2つ投擲してからの強襲を仕掛ける。

先程と同じ技だが、今度は正面から烏の足を模した跳び蹴りを放つ。


「じゃあ、ここはサバ側の方々に任せ、私達は教団の本拠地へ赴くとしますか。ニーテ、クアンツ、ノレム・・・おやつは3つまでだ」


「少なっ!20個にして!」


プリプリと頬を膨らませたニーテは、ジョーカーの顔を隠すペストマスクを引き外した。

あっさり取り外されたそれをノレムがすぐに拾い、顔に戻す。

顔に刻まれている傷痕がチラリと見えた。


「ぐっ!逃がしてなるものか!全員!ここにて浄化されるがいい!」


両刃剣の剣身でカラスの蹴りを受け止め、上へ弾きあげてすぐに己の得物を高速回転させることで刃から白き火を上空へ向けて放ち、巨大な火炎弾となって上空から無差別にまき散らす。


「では、ここを頼みましたよサバさん!」


逃げるようにジョーカーは、先ほど挙げた3名を連れて教団の拠点である建てさせられた本殿へ向け、白き火炎が降り注ぐ中を駆け抜けていった。

スペードは小さく手を振って見送る。

そんな中、降りそそぐ幾つもの巨大な白き火炎弾迫っていた。


「うわあああああーーーーーーっっ!!!みんな逃げて!!!!」


慌て叫ぶトーキに連鎖するように悲鳴が蔓延り始めたが、スペードにとってはあの程度、微塵も脅威ではないが放っておけば他への被害が生じるので対処に動く。


「少し手間を楽しもう・・・」


そう言い、彼の右手には闇が集まり、形をつくる。

闇は半円型の黒い刃を持つ1本のハルバードとなり、その手に握られた。


「サタンアックス戦技・・・」


一瞬だけ振り払う構えをとれば、踏み込んでもいないのにスペード周りの地面が陥没し、闇のエネルギーが亀裂より漏れる。


「ロスソウル・・・!」


その場から消え、瞬時に上空へ。

現れた時には得物と全身へと闇が覆い、禍々しくも威厳の溢れるまさに魔王と揶揄されそうな姿へとなって突撃する。

斬り裂かれただけでなく、ただの通過による力の余波が幾多もの白き火炎弾を消滅させていく。

上空へ弾き上げられた直後であったカラスも射程範囲にいたが、その身には何も起きず。


「スペード様!」


主が武器を持ち、わざわざ対処に動いたことに驚いた。

それを様を見て、自分は何をしているのだと情けなく思えてくる。


「おりゃあああぁぁぁーーーーっっ!!!」


気持ちを切り替え、カラスは反撃を開始。

急降下から、ブーメランを右手に握りしめ、スペードへ意識を向けていたバニクバグへ撲りにかかったが、あっさりと避けられてしまう。

彼はまぬけめ、このまま地面と激突してろと言いたげな顔をしていた。


「なめただろ!」


激突寸前で、右手に握っていたブーメランを地面に突き刺さし、腕の力で無理矢理の方向転換から強襲。

両手にブーメランを持ち、今度は斬り裂きにかかるが両刃剣が真正面から受け止める。


「相手は僕だけじゃないのを忘れてないかな!?」


攻撃を防がれた直後のカラスへ、複数人の信者達が銃口を向け、狙いを定める。


「忘れちゃいないが!俺はお前だけに集中する!」


次の瞬間、発砲より先に信者達の上空から建物や地面の瓦礫が降り注ぐ。


「ノーハートシャワー・・・!」


これはスペードの仕業であり、彼は能力を発動したのだ。

彼の能力は認識できる範囲の無機物を全てを操ることができる。

しかし、他者が持ち、扱っている食器だったり武器は操れないので万能というわけではない。

所有や、持つという支配から離れた物だけ可能なのである。


「残りも片しておこう・・・」


下敷きなり、潰されなかった信者達の始末をしておく。

あの男のことは、カラスに全て任せた。

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