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詩[思索]

共連れ

作者: 日浦海里

互いに分かっているから共にいる

同じ道を歩いていても

目指す先が同じというだけ


手を繋いでいるわけじゃない

ずっと一緒というわけじゃない


目の前に木が倒れていたなら

協力をして道から取り除くか

支え合って木を乗り越えるか

その程度には手を取り合うけど


それは目指す先が同じだから

一人で歩むより二人がいいから


三人いるなら三人で

四人望めるなら四人でもいい


けれど

人が増えれば増えるほど

利害は絡み合い複雑になる

目指す場所が近づいた時

そのままでいられるか分からなくなる


だから

今は二人でいい

目指す先が変わらぬままなら

進む道が同じままなら

隣にいるのはこいつでいい

縁が腐れて切れない限りは

互いに分かり合えたなんて思ってないけど

それでいい

その方がいい

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― 新着の感想 ―
[良い点] はじめまして(^ ^) 近すぎない距離、だけど、一緒にいる事が出来る人ってなかなかいないですよね。 いつかは朽ちるかもしれませんが それまでは、よくも悪くも、腐れ縁。
[良い点] おっしゃる通り誰かと本当に分かり合うのはむずかしいことだと思います。  また、人を自分の理想にはめることはできませんし、その逆も然りです。  人と自分の違いをみとめながらも前に進めればい…
[良い点]  腐れ縁♪
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