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精神バクテリアと恋  作者: ふれっど
4/4

~一学期終わり際の揺らぎ~

はいどうもこんにちはふれっどです。

また久々の投稿になってしまったけどちゃんと考えてはいるんだよw

さてさて今回は前回に続いて美音が変わり始めます。

シナリオを実際の小説にするのって意外に難しいよね~

短編か単発も書こうかな~!それでは本編をどうぞ!

---休み時間---

昼食を食べ終えてぼーっとしていると、急に乃愛が話しかけてきた。

「ねぇ!清水君と昨日電話したんだって?」

「う、うん…」

「そっか!良かったね!少し落ち着いて寝れたんじゃない?」

「そうだね。また頼もうかなって思ってたところなの笑」

「いいねー!」

私はいろいろ疑問に思っているところを聞いてみた。

「ねぇ、昨日の電話で不思議なことがあってさ。」

「なに?」

「私、初めて話したとき言葉詰まってたのに、普通に話せたのなんでなんだろう?」

すると、乃愛はこう答えた。

「相手の顔が見えないからじゃない?」

私も最初はそう思った。だけどそうじゃない。

「なんか、違う気がするんだよね。清水君だからって言ったら曖昧だけど…なんだかそんな気がする。」

「うーん、何だろうね?私も考えてみる!」

「ありがとう!」

そう言ってると、ちょうど休み時間が終わった。

---授業中---

私はもう一度昨日のことを振り返る。

清水君の優しい声、相槌、しっかりとした態度。

やっぱりあの少しの行動だけで変わるものなのか?

聞いてる側からすると、しっかり聞いてもらってる方が心地いいし、

分かってくれてる感じがする。だけど、実際自分の心理って言うのはわかりづらいもんだし、

なかなか答えが出てこない。そんなことをずっと頭の中で回してて、

うまく授業に集中できない。う~ん。どうしてだろう...

そんなことを考えていると、急に先生から呼ばれた。

「篠田!なんか顔が下向きだぞ。ちゃんと授業聞いてるか?」

「あ,,,はい!すみません...」

「ちゃんと聞いてろよ~。」

ああだめだ、全然集中できない。

---授業合間の休み時間---

乃愛が寄ってきた。

「どうした?集中してないで怒られるなんて美音らしくないよ。」

「うん…」

するとそこに清水君もやってきた。

「やぁ、どうした?なんか集中できてないようだけど。なんか考え事?」

私は少し緊張してて、とっさに

「ううん…大丈夫だと思うんだけど。」

と、曖昧な返事をしてしまった。乃愛は、

「なんか、最近落ち着きがないよね?」

「確かに…なんでなんだろう?」

清水君は一つの見解を出した。

「多分、ここ数日でいろいろありすぎて心が落ち着いてないんじゃないかな。」

「そうかな…」

「きっとそうだよ、たまには勉強休んで自分の好きなことしてみたら?」

「うん。そうする。」

そのあとは少し談笑して、すぐに休み時間が終わった。

---帰りのホームルーム---

先生がプリントを配って話している。

「さてみなさん、もうすぐで一学期が終わります。

そしてみなさんはもうすぐ夏休みですね。

課題も出ますが、ちゃんと毎日やってムラのないように取り組みましょう。

そして、一学期終了前に、一度面談をします。今回は親なしで

生徒と私担任の二者面談になります。二学期終了時や、

随時保護者の介入が必要になるとき以外はすべて二者面談になります。

そして、各教科の先生からもう少しで課題が配られます。

担任からも課題を出しますが、厳しいものは出しません。ご安心を。何か質問ありますか?」

誰も手をあげなかった。

「では何もないようなので挨拶して終わりにしましょう。」

「気を付け、ありがとうございました。」

「ありがとうございました。」

「はい、それでは各自解散で。」

---放課後 学校の玄関---

「美音ちゃん!」

突然清水君の声が聞こえたと思ったら、後ろから呼ばれた。

「今日はどうだった?学校。」

「あ、うん。あのとき以外は何とかなってるよ。」

「そっか、今日の夜はどうする?」

「うん、できたらお願いしたいな。」

「わかった、じゃあ時間空けて待ってるね。それじゃ!」

「うん!またね!」

そんな会話をした後、乃愛が後ろから来た。

「順調そうじゃ~ん。」

「え?なにが?」

すると乃愛は耳元で、

「大翔くんとの関係。」

と言われて私はドキッとした。

「な…何言ってんの!?」

「だって好きなんでしょ?」

「まぁ…そうだけど。」

「ならいいじゃん。夜通話してるの、

もし迷惑じゃなかったら私も入っていいかな?」

と聞かれて、私は少し考えた。

清水君は多分大丈夫かな?いや、でも…と思い、

「私はいいけど、清水君にも一言声かけてから…」

というと、乃愛は笑って、

「わかった!聞いてみるね!」と言った。

「もう遅くなるから帰ろ?」

「うん」

そうしていつも通り二人で帰った。


今日は自分自身の変化を感じ取り始めた学校の時間でした。

だんだん一話一話の終わり方が定番化してきたなぁw

でもこんな感じで考えると実際考えやすいんだよw

さぁ次の奴も書きつつ活動がんばろっと!

続きます!

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