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「旧作」闊歩する禁忌  作者: ふぇるさん
31/58

第27話 死神の意志

昨日は投稿出来なくてすいません。




『闇魔法のレベルが上がりました。』


『空間魔法を習得しました。』


『暗黒魔法を習得しました。』


『鎌術の心得を習得しました』





…闇魔法のレベルが上がる要素あったか?


ま…まぁ適正はあったけどさ。






空間魔法と暗黒魔法ってなんだよ。










『鑑定』





氏名-------(ユウト)


年齢 0歳


種族 エイビス


性別---



ーステータスー


LV 17(50)


HP 85372/85372

MP 150890/284053



STR 27305

VIT 1043

DEX 1251

AGI 1560

INT 34510




ースキルー


『鑑定』『状態異常完全抵抗』『超回復』『全ステータス10倍』『超隠蔽』『貫通』『炎魔法(34)』『水魔法(35)』『土魔法(12)』『風魔法適正』『光魔法(63)』『闇魔法(63)』『並行思考(3)』『タキサイキア』『不眠不休』『必要食事量超軽減』『生殖機能低下』『回復魔法(32)』『神聖魔法』『爆裂魔法(23)』『MP自然回復+(57)』『始祖の威圧』『神通力』『深淵』『滅槍』『変形』『炎耐性(4)』『氷魔法(12)』『空間魔法』『暗黒魔法』







ー称号ー


『憤怒』『神殺し』『アビス』『復讐姫』『人格なき学識』『禁忌』『法王』『管理者の加護』『聖人』『「真」アビス』『聖女の願い』『死神の意志』




ー資格ー


『鎌術の心得』





ー契約ー

『始祖ヴァイス-シュピリトゥス』


『亜種アデュリオドラゴン』







レベルは…上がってないな。


重要なのは空間魔法やら暗黒魔法やらだ。


習得するようなこと一切してないぞ?





『空間魔法』


空間を司る魔法


とある一定の条件を満たすと会得出来るらしい。


詳細は殆ど不明である。




『暗黒魔法』


負の産物と言える魔法


闇魔法のレベルが60を越えると使用出来る。


使い方によっては、大陸を滅ぼすことも可能。



…魔力が足りればの話だが。





『鎌術の心得』


鎌系統の武器を扱う際の最低限の動きを心得てる者


練習次第では、達人のようになれるかもしれない!?


頑張れ!!






『死神の意志』


魔王に立ち向かった者のお話


人間界に”冒険者システム”とやらが出来たらしい。


今までのような強大な敵に無謀にも挑む人間が減って魔物達の所得が減っていった。


魔界は常に不景気だ…この不景気を覆せる程の力を持った者を、魔王は探していた。


…とある日、魔王がとある『死神』と呼ばれていた1人の老兵に目をつけた。

彼は人族の中でも寿命の長い”エルフ”という種族であった。


彼は暗黒期の英雄の1人だ。

闇魔法を極め、そして近接戦闘にも、右に出る者はいなかった程だ。


魔王は、この人材を手に入れられたらどんなに素晴らしいかと考えた。


魔王は彼を操ってしまえばいい。と考えた。


不可能なのは分かっていた。


なぜなら、魔王の干渉の能力はまだ弱く自我の隙に漬け込むことにより支配できる。

魔物は、寝る時のみ自我が一時的に消える。

だが、人族は寝る時も消えることは無い。消えるのは死ぬ時のみ。



諦め切れなかった魔王は、試しに彼の自我の隙間を無理やりこじ開けることにした。


彼はもちろんだが抵抗した。


魔王は何としてでも手に入れたかったのだろう。己の持つ全力を彼にかけた。


結果は成功…と言いたいところであったが、半分は失敗した。

魔王が彼を操れるのは夜中のみ。


そして、彼の体にかかったエネルギーは呪いへと変貌した。

四肢や首などがそのエネルギーによって成長し始めたのだ。


その成長の過程で、皮膚が耐えられず破け、体が血の色に染まった。




彼は自分の容姿に恐怖した。



そして絶望した。


自分の種族が変化している事を。



この姿を見られたくない。


彼は思った



『人のいない所で死のう』と



彼は『死神の森』へ足を運んだ。


”死神”が『死神の森』で死ぬなど何たる皮肉だろうか。



だが彼は死ななかった。いや死ねなかった。


彼の血の匂いは、魔物の生存本能を刺激したようだ。


『逃げなければ』と


そして、野外で1番危険と言われる夜や朝方


その時間帯は魔王の支配下にある。



魔王は逆に彼を生かしたかった。


彼はそのせいで死にたいのに死ねなかった。


空白の時代以来、人の踏め込めなかった中心部

初めにたどり着いたのが自殺願望者とは…これを知った冒険者共はどう思うだろうか。



死神は先へ先へと進む。



目の前には何かの巣穴が。



死神(魔王)は進む。安全地帯を目指し、


この先を阻む者、そしてこの先を阻むであろう者を殺しながら…



いつの頃だろうか、彼は家族に会いたくなった。


だが、それも叶わぬ思い。


彼は家族への思いを手紙に書くことにした。


その手紙は家族の元へ届くのであろうか?



死神の能力一部継承








この文から察するに、この死神って人とカラナって人は家族らしいな。


こんな個人的な所まで介入できるなんて、この『鑑定』ってやばいな。


ともかくこの手紙は、地上に行ったら渡すとするか。




『深淵』


黒い空間の裂け目に手紙を入れる。





手元に残ったのは、死神から貰った大鎌


…これも鑑定しておくか。



『鑑定』





『死神の大鎌』


アダマンタイト鉱を用いて作られた大鎌。


表面は酸化皮膜により、真っ黒である。


この武器の1番の特徴は持ち主を選ぶことである。


もし選ばれし者以外の者が、この鎌に触れると、発狂の呪いがかけられる。


斬撃強化のエンチャントが重ねがけされており、それは龍の鱗を容易に切り裂くことが出来る。


この鎌は使用者の実力により、攻撃力が増減する。


Str値+25%






発狂!?よく俺大丈夫だったな。


…そうだ。俺には『状態異常完全抵抗』があったんだ。





これヴァイスちゃんとかアビィちゃんが触ると大変だから仕舞っとこう。



この大鎌も『深淵』の中に入れていく。








そう言えば2人は大丈夫かな…




早く迎えに行ってあげないと。


今週の土曜から、ペースが元に戻ると思われます。

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