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「旧作」闊歩する禁忌  作者: ふぇるさん
28/58

第24話 片腹痛い。

_:('Θ' 」 ∠):_


溶岩に熱せられた蒸気を浴びた北上


甲殻の中は既に、焼きドラゴンになっているだろうか?


いや…そもそもエイビスってドラゴンなのか?



実を言うと鑑定に、ドラゴンやら精霊やらの種族の詳細が乗っていないのだ。



ーーーーーーーーーーーーーー



『氷魔法を取得しました。』




まだ水の放出は止まらない。


幸い緩やかな下り坂だったようで、ヴァイス達のいる螺旋状の上り坂の方へは、水流が流れなかった。


…いや…これ初期魔法だよね?どんだけ続くの?


さすがに頭がクラクラしてきた。


『あぁ…止まんねぇかなぁ…』


そう口にすると、水流が止まった。


…あれ?




『鑑定』







氏名-------(ユウト)


年齢 0歳


種族 エイビス


性別---



ーステータスー


LV 17(50)


HP 50321/85372

MP −13/284053



STR 27305

VIT 1043

DEX 1251

AGI 1560

INT 34510




ースキルー


『鑑定』『状態異常完全抵抗』『超回復』『全ステータス10倍』『超隠蔽』『貫通』『炎魔法(34)』『水魔法(35)』『土魔法(12)』『風魔法適正』『光魔法(60)』『闇魔法適正』『並行思考(3)』『タキサイキア』『不眠不休』『必要食事量超軽減』『生殖機能低下』『回復魔法(23)』『神聖魔法』『爆裂魔法(23)』『MP自然回復+(57)』『始祖の威圧』『神通力』『深淵』『滅槍』『変形』『炎耐性(4)』『氷魔法』







ー称号ー


『憤怒』『神殺し』『アビス』『復讐姫』『人格なき学識』『禁忌』『法王』『管理者の加護』『聖人』『「真」アビス』『聖女の願い』





ー契約ー

『始祖ヴァイス-シュピリトゥス』


『亜種アデュリオドラゴン』(仮)





あっ…またアデュちゃん勝手に契約してる。





契約内容


『亜種アデュリオドラゴン』力を貸す


『ユウト』友達になる





…ま…まぁこれなら…ね?


『えっと…許可します。』


『契約内容が受理されました。これより本日をもって(仮)を消去させていただきます。』




…えっと、今回手に入れたスキルは…『炎耐性』と『氷魔法』あれ?いつ『変形』って手に入れたんだ?


一応鑑定しておくか。




『炎耐性』


炎、及び熱に抵抗が発生する。


種族的に、火に弱い生物は取得しにくい。


レベルによって耐えられる温度が変化してくる。


LV1...50℃ LV6...600℃

LV2...75℃ LV7...800℃

LV3...100℃ LV8...1000℃

LV4...200℃ LV9...2000℃

LV5...400℃ LV10...5000℃


これは目安であり、個人差が現れてくる。


LV5以降は種族によっては到達が不可能である。




『氷魔法』


水魔法のレベルが30を超えると稀にだが、取得できる。


氷魔法の適性を持つものは、水魔法のレベルが30を超えた者の中で、50人に1人と言われている。


この魔法を取得したほとんどの人が氷魔法の『極地』を目指すだろう。


この魔法を最初に発現した”彼女”のように。




『変形』


魔物が進化する過程で、とある条件を達成すると取得できる。


過去に進化してきた魔物に変化が出来る。


なおステータスは変化しない。




あれ?『変形』強くない?


もしも、この先やばい魔物に進化しても、エイビスの姿に戻れば、ヴィーグルと間違えられてあんまし警戒されない。


…あっこれ強い。




…そう言えばなんで初期魔法の癖にMPマイナスまで消費してんだよ。おかしいだろ。




『フルス』


水属性放出魔法


この魔法は術式が特殊で、『止めろ』との趣旨を唱えないと、気絶するまで、水を放出することになる。


普通に魔法を放出する感覚で、この魔法を使うとすごい勢いで魔力が消費されるので注意。


繊細な魔力の使い方に慣れてない初心者は、まずこの魔法に慣れてから次のステップへと進む。





なるほどね。


俺が『止まんねぇかなぁ』って呟いたのがきっかけだったのか。





MP 50831/284053




あれ?MPの回復早くない?


魔力不足の怠惰感が抜けるまで休憩しようと思っていたのだが、『MP自然回復+』が成長しすぎたみたいだ。


10分程しか経っていないのにここまで回復するとは。



…どうせだから氷魔法も使ってみよう。




氷属性使用可能魔法


『ハーゲル』『アイス・ツァプフェン』『霜』



…カタカナの中に一つだけ混じっている『霜』…めっちゃ気になる…




…『霜』





なんも起きねぇな。


いや!霜が降りてるぞ!


…いやキモイキモイキモイ…


植物が生えてくるのを早送りで見ている気分だ。





「あれ?固まってる?」


「キュルウゥ…」


恐らく、あの地鳴りを聞いて2人が様子を見に来たようだ。



『あぁ水魔法でちょっと冷やしたらこうなった。』



「…ちょっとでこうなるのかな…さっき地鳴り聞こえてきたし。」


…あっ。やっぱり聞こえてましたか。



『まぁ…固まったことだし、先進もうか。』


「うん。」


「キュッ。」





ーーーーーーーーーーーーーー




…で分かれ道に来たのですが、片方の道が通れなくなってました。




何故かって?





水が溜まってて入れなくなってた。



ここ地下水でも通ってんのかね?(すっとぼけ)



『契約内容が受理されました。これより本日をもって(仮)を消去させていただきます。』





「きゅぁぁあああぁ!!」(歓喜)

( ^ω^ 三 ^ω^ )



「えっ!?アデュちゃんなんかあったの!?」




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