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「旧作」闊歩する禁忌  作者: ふぇるさん
13/58

第10話 始祖

前書きって毎回思うんだけど、何書けばいいのかな…………………………


大穴の底には2人の精霊が。




1人はフルフェイスの鎧野郎。


1人はワンピース姿の少女。




警察が飛んできそうな構図だ。













『ヴァイスと契約を行いますか?』


ん?この子の名前ってヴァイスって言うんだ…


あれ?これって種族名?…いや種族名なら

【ヴァイス-シュピリトゥス】って表記される筈だよね?


んー聞いてみるか。



俺は今、力の譲渡のため契約を行うことになった。



『ねぇ、名前なんて言うの?ちなみに俺はユウトだ。』


「私の名前?私はヴァイスだよ。」


人物名でしたか。

あるよね。物の名前と人の名前が被っちゃうこと…




『じゃあ契約…始めるね?申し訳ないんだけど、俺初めてで…ほとんど君に任せる形になっちゃうけどよろしく。』


「えっと…実は私も契約するの初めてで…」


『えっ…』


不安が2人を煽る。



『ま…まぁアナウンス通りに進めてけば…』


「そ…そうだね。」


『えっと…契約を行います。』



『では、初めにマニフェストしてください』




『「…………」』


見つめ合った2人は完全に停止してしまった。





ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー




宣言(マニフェスト)が完了致しました。これより契約の儀式を始めます。』








【マニフェストって政治とかの宣言だよね?】


この一言が突破口になった。

公民覚えてて助かった。



ヴァイスは俺に力を譲渡すること。


そして俺はヴァイスを地上に連れて行く



…ということを宣言した。


『契約が完了致しました。』




『始祖ヴァイス-シュピリトゥスとの契約を確認しました。』


『スキル『始祖の威圧』『神通力』を獲得します。』




『特殊条件を達成しました。』


『称号【アビス】が更新されました。』


『称号【「真」アビス 】を獲得しました。』


『進化先が追加されました。』




ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー



はっ!


色んなことがありすぎて脳が働かなかった…



えっと…じゃあ最初から処理してこうか!


種族名 ヴァイス-シュピリトゥス

の前に始祖って書いてあったよね。


えっ始まり!?

この子が根源なの!?


『えっと…ヴァイス…』


「?」


『シュピリトゥスって知ってる?』


「知らないよ?何それ?」


この子には関係ない単語のようだ。




…鑑定してみるか。





『始祖ヴァイス-シュピリトゥス』


元は人間の魂


100年もの間、魂が回収、変質しなかったことにより、精霊に昇華したもの。


ヴァイス-シュピリトゥスの見た目及び服装は、彼女が死んだ時とほぼ同じ姿と言われてる。


ヴァイスシュピリトゥスという名前は、始祖の名前を元に付けられたものである。


赤い目は始祖の特徴であり、『神通力』の能力を持つ。


青い目をしたものは純粋な精霊が周囲の魔力を吸収し、突然変異したものがほとんどである。


そのような発生の仕方をしたものは、目立った能力を持たない






マジでご本人様でした。


始祖だってよホレホレ

プニプニ


真っ白なマシュマロの様なほっぺたを悪戯につつく



「うぅ…なんれすか?」


…反応が可愛い







次は称号の方を




『アビス』


深淵に落ちた少女の話。


彼女は体が朽ち果て、魂だけの状態になっても尚、その深みにて助け待ち続けている。


Int値10倍




この【少女】ってヴァイスの事だったのね。

…となると『真』の方は…




『アビス「真」』


深淵とは全にして個であり、個にして全である。


それは闇にも光にもなる。


深淵を覗いたものを、深淵は観察する。


深淵に落ちた少女に手を差し伸べたあなたには、深淵からもまた救いの手が伸ばされるであろう。


スキル取得『深淵』『滅槍』


HP値100倍





100倍?!


簡単には死ねなくなったな!やっべぇめっちゃ嬉しい。



あと文章を読むに、アビスちゃん助けてくれるの!?


この称号を取得してからなんだけど、


実は俺の真後ろに何かいるように感じるんだよね。


これがアビスちゃんなのかな?


よろしくね。深淵(アビス)ちゃん。




『おう』


んんん!?今なんか言った?(難聴系主人公)


『な…なんでもないよ///』


そ…そうか?






…あとは今回取得したスキルを…と。




『始祖の威圧』


始祖もしくは、始祖を従えた者のみ使用可能。


威圧に晒されたものは、恐怖で固まるであろう。


効果は使用者の力量により増減する。





『神通力』


稀にだが、神託を聞くことが出来る。


訓練すれば…の話だが、少し先のことが見通せるようになる。


HP自然回復力が上がる。




『深淵』


それは深淵よりの救済


深淵さんが、深淵のスペースをちょっと分けてくれたぞ!喜べ!


空間魔法『アイテムボックス』が使えるようになる。


ちょっと…って言っても深淵は元々無限に広がるものである。よって、貰えたスペースはかなりの広さだ。




『滅槍』


鎖状の槍を大量に召喚する魔法。


その槍が触れたものは瀕死に近い状態で死に至る。


MP消費が激しいので、いざと言う時以外は使わないようにしよう!



あれ?イージーモード来たんちゃう?

ブックマーク嬉しいです


ありがとうございます。励みになります。

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