表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢幻泡影 ─むげんほうよう─  作者: まみや ろも
14/17

試練

「ふーん、龍之介くんのお父さんは神父さんなのね」


「そやから神のご加護を、なんちゅうセリフが出てくる訳やな」


「はい、学校ではあまりそう言ったお話しをする事はないですし。僕がクリスチャンという事を知っている人も少ないです」


 流くんと、後は何人かだけですね。

 そう付け加えて、龍之介は気弱そうに笑いました。


「まあ、龍之介はいっつもそんな顔してるからな。色々心配してるんだよ」


「はー、流らしくない面倒見のいいセリフやなー」


「そうですね。私も龍之介くんの御両親の事は初めて聞きましたし、流くんと仲が良い事も知りませんでしたわ」


「そりゃそうだろ。普段から肩くんで歩いてるわけじゃ無いんだし」


「そうなら別な意味で心配になるわな」


「本当に仲が良いのか心配になりますわね」


「流は嫌われてても気付かないタイプやからなー」


「いやいやいや、凄い仲いいんだよ。龍之介は、俺がずーっとオーパーツについて語っていても興味深そうに聞いてくれるんだから」


「お前、それ拷問やで」


「そんなこと無いよな? 龍之介?」


「はい、大丈夫ですよ。神は超えられない試練は与えませんから」


「試練とか言われてるやん」


「龍之介くん、なんだかもう達観し過ぎて怖いわ、私」


「ホンマにええ子やな、龍之介は」


「安心して、いつでも相談に乗るわよ」


「いや待って、今一番ダメージ受けてるの俺だからね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ