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いらぬ考察と根本的問題

いらぬ考察に根本的問題

作者: 末吉

ただの個人的考えです。

突然だが、今このように書かれている「話」を読んでどう思う?


面白い話だと思うか?なんなのか理解ができないと思うか?つまらないと思うか?


……唐突過ぎたな、すまない。


ではどうしてこうも突然に「俺」がこんなことを描いているのか。それは、「作者」の気持ちを代弁しているからだ。


ではどんなことを述べるのか。それは、この「話」の根底を揺るがすことなのではないかと思う。

いや、『思う』ではないな。この「話」の根底を揺るがすことではないかと、だ。


ではいったいどういうことなのか。みんな、心して読んでほしい。




「ご都合主義ってさ、突き詰めればこう言う『小説』も入るよね。エッセイや日記を除けば」




………ということらしい。


まぁ分からんでもない。他の作品のやつらだってそう動いてないはずでもあるし、作者が勝手に決めているだけなのだから。

だからといって作者が行動を書き込まないことには登場人物おれたちが動けるわけもない。

結局のところ、俺達は作者の想像の中に生きているのだから。


だからといってその書き込まれた行動が納得いくかというと、そうでもなく。

なんでトラブルに巻き込むのか、なんでのんびりさせないのか、などなど募る怒りもある。


これをどこにぶつければいいのか。そんなことを考えるなどしたこともなかったが、今までどうしてしなかったのかと疑問に思ったりもする。


と、いうことで、『俺』は作者に言った。


「何とかしてくれ。俺は俺が望むことがしたい」

「じゃぁ、自分で考えてみる(笑)?」


その時の作者の口調に少しばかりイラッときて、二、三発殴りたかったが、いかんせん小説という枠内にいる俺の攻撃が届くわけもなく。


背景も何も書かれていない空間を、適当に蹴りまくった。


「おいこら。書き直させろ」

「やってみたら?」


ということで書き直してみる。


×背景も何も書かれていない空間を、適当に蹴りまくった。

○心を鎮めるため、瞑想した。


「やたら謙虚だね」

「うるさい」


さて。やってみて思ったこと。



それは、とどのつまり、登場人物おれたちは作者なしでも行動も何もできず、小説というのは究極のご都合主義なのだ、ということだ。



以上が、この場を借りて発言した、作者の考えである。

代弁者は『俺』。キャストはそれ以外にはいない。



では最後に。

これを読んで共感したのなら感想か何かを書いてほしいと作者が願っているので、よろしく頼む。


それではまたこのような機会があれば、また作者の代弁をしようと思う。




        (了)

読んでくれた方、感謝いたします。

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