表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/31

第四十七章:交差する物語  第四十八章:手紙のない日

店には、それぞれの物語が静かに流れていた。


玲奈と佐野、真理と悠一、みずほと斉藤。

誰もが「伝える」ことの尊さを、手紙を通じて学んできた。


匿名だった想いが名前を持ち、

紙の上の言葉が、声となり、行動へ変わっていく。


みずほはそっとペンを走らせる。


「あなたに出会えて、本当によかった。」

誰宛とも知れないその一行は、

今の店の“すべて”を象徴していた。


ある日、誰も手紙を書かない日があった。

けれど店は静かに暖かく、言葉もなく笑顔が交わされていた。


玲奈と佐野は隣同士で読書をしていた。

真理と悠一は窓辺で、桜を眺めていた。

みずほと斉藤はカウンターの向こうで、言葉少なに過ごしていた。


「ねえ、手紙がなくても大丈夫かもね。」


そう玲奈が呟くと、佐野は頷いて返す。


「うん、でもあの手紙たちがあったから、今がある。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ