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聖魔の惨殺姫  作者: マシュマロ悪魔族
第二章 神々の黄昏
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番外編 聖魔のそうじ姫

山無し、オチ無し、意味無し。

 オレは剣術の修行のため、かつて演説で使用した道場に足を運んでいた。

 淫魔軍との戦いで気づいたことだが、せっかく立派な剣があるのにオレの腕が下手ではもったいないというもの。

 そういうわけだから、きょうは道場で剣術の稽古をしようと思った訳なのだが……

 倉庫に入ったオレは、言葉を失った。


「これは……早急に何とかせねば」


=============================================


「きょうは、掃除をします」


 翌日、オレは部下たちを道場に集めて、こう言った。

 オレの言葉に困惑する一同。

 ちなに、ガイアスとシルフィーナはきのうケンカで山を一つ焼け野原にした罰で謹慎中だ。


「そうじだって!」

「あの惨殺姫の掃除!?」

「きっと『汚物は消毒だ~』とか言って魔法で焼き尽くすに違いない!」


 おい、最後の、オレは世紀末キャラじゃねーぞ!


「こほん、まず、倉庫の掃除です。

 倉庫の掃除は、同じものは一つにまとめてください」


 オレは掃除の手順を説明していくことにする。

 元の世界では掃除を上司に押し付けられ、あだ名が「お掃除大臣」だったオレだ、こと掃除に関しては任せてほしい。

 いや~、平社員としての経験がこんなところで生きるなんて、世の中分からないものだね!

 あれ……なんでだろう、なんだか目がしらが熱くなってきた。


「同じものは一つにまとめるんだとよ!」

「まとめると何が起きるんだ?」

「おそらく、四つ以上まとめるとその荷物が消えるんじゃないか?」

「馬鹿野郎、七つ集めると、でっかいドラゴンが現れて願いを叶えてくれんだよ!!」


 ぷ〇ぷよじゃねーし、ド〇ゴンボールでもねーよ。

 つか、どうしてお前たちがそのネタ知ってるんだよ!


「に、荷物をまとめ終えたら、次にほうきで掃いてください」


「ほうきで吐く?」

「それならきのうのみ過ぎでいろいろやばい酒鬼シュキのやつがいるぜ」


 そういって、現れたのは、赤鬼なのに、ブルーな大鬼。

 現れた瞬間、そいつはげ…《自主規制》しやがった。

 うぷっ、に、臭いが……


「最後……うぷっ、は、雑巾がけです。

 雑巾がけは心を込めて丁寧にふき取りましょう」


「「「了解!」」」


 こうしてはじまった大掃除であるが、その結果は……


「おらぁ!」


 オーガが力任せに荷物を放り投げる。

 ガシャーン!


「げぇ《自主規制》」


 酒鬼が……以下略


「うお、雑巾が千切れちまった」


 鬼どもがその馬鹿力で絞るどころか雑巾がブチッと引きちぎれる。


 だめだ、こいつら、はやく何とかしないと……


 その後、オレが一人で掃除しましたとさ、おしまい。 

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