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詩集

君に言えない5文字の言葉。

作者: 天音 神珀

いつもいつも 君のことばかり。

視線で追って 思考も支配。


どうしたら君と話せるか、なんて

考えるだけでだいそれてるかな?


友達とばかり話してる君。

好きな人の話をする友達と話しながら

彼氏なんていないしなって

笑ってる。


どうしてなんだろう。

君のことずっとずっと見てるけど

いつも話し掛けるのもできぬまま

ため息ついて。


君に言いたい言えない言葉。

たった5文字、簡単なのに。

どうして言えないんだろう。


「好きでした」って。



いつもいつも君のことばかり。

「好きでした」なんて 夢みたいだ。


どうしたら君が喜ぶか、なんて

考えていても僕じゃ無理かな?


赤くなりながら話してくれる。

ほんとはずっと前から好きだったけど言えなかった。

付き合えるなんて夢みたいって

笑ってる。


どうしてなんだろう。

君はずっとずっと隣にいるのに

いつまでたっても慣れられないまま

ため息ついて。


君に言いたい言えない言葉。

たった5文字、簡単なのに。

どうして言えないんだろう。


「ありがとう」って。



いつもいつも君のことばかり。

精一杯愛して 誰より気遣って。


どうしたら君が幸せか、なんて

本当はもうとっくに判ってるよ。


泣きながら君は切なく笑う。

どうして私たちのこと許してもらえないの?

あなた以外考えられないのにって

泣き腫らしながら。


どうしてなんだろう。

僕は君を誰より愛しているのに

僕は君を誰より不幸にするんだ。

君を泣かせて。


君に言えない言うべき言葉。

たった5文字、簡単なのに。

どうして言えないんだろう。


「さようなら」って。



君に言えない言うべき言葉。

たった5文字、簡単なのに。

どうして言えないんだろう。


「わすれてよ」って。


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― 新着の感想 ―
[一言] たった5文字の言葉にこめられた思いが、痛いほど伝わってきました。切ない…… 秘技、感想返しを発動させてみました!
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