7day 竹林ライク・ア・グリーン
日は高く登っている。連れ去られた少女は俺が見つけた時点で魅了にかかっていて、オプティック野エロヴァーミリオンされるところでした。
「緑色した風の中、二人の永遠邪魔する神様はぶっ殺しておいたから釈明を聞くぞ。なにか言うことはあるか」
木に吊るされるヴラドを見ながら俺は言う。亀甲縛りで吊るされた馬鹿はどこか満足気な顔をしている。
「後悔はない。僕はやりたいことをやった」
「お前のやりたいことはいつだってやり過ぎなんだよ!!!」
俺の背中では絶賛少女大号泣バーゲンセール中だ。
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吊るされた馬鹿を尻目に、改めてパーティと向き合う。
「とりあえず、自己紹介をしようか。俺の名前は朱人。最近忘れがちだけどこんなナリだけど吸血鬼ってやつになるらしい」
文明の利器ブルーシートの上に座らせ、簡単なお茶とお菓子のセットを並べて彼女たちに振る舞う。
「吸血鬼って、日光に弱いんじゃ?」
彼女たちは揃って空を見上げる。さんさんと輝く太陽光は
「小さい頃は弱点で殺られる悪役に憧れてた純情少年少女症候群だったんだ」
「今も十分小さいように見えますが」
そういえば、俺のメインビジュアルはロリ金髪碧眼隠れ巨乳といういまどき設定としても使われないような設定だった。
「これはあれだ、あそこに吊ってる奴が勝手にこの形にしたからな」
「へえ、吸血鬼って勝手に姿が変わるんですね!」
幾ばくかずれた発想だが、別にもうソレでいいや。めんどいし。
「そんなことはいいや、俺は名乗った。後あそこの変態はヴラド。俺が近くにいれば悪さはしないからアレとは二人っきりにならないようにしてくれ」
「……吸血鬼ってすごいフランクなんですね。あ、私はピネアって言います。職業はプリーストです」
うん、見た目修道女っぽかったからそうだろうなあとは思ったよ。あと、その太腿が眩しいのでスカートがもうちょっとめくれてくれないかなあ。桃色の髪色は淫乱って本当だったんだ!
「アニス。職業はマジシャン。系統は風」
寡黙系インテリメガネっ娘はポイント高いよ!胸は今後の成長に期待だな!しかし、青髪キャラは寡黙にならないといけない法則でもあるのだろうか。
「私はグリンダ、聖騎士だ!少しだけなら治癒術も使えるぜ!」
赤髪褐色肌巨乳騎士、コイツは自分たちの部下に裏切られて三日三晩嬲られそうなキャラクターしてるな!情にほだされそうなところもそれっぽい!
「俺は榊 裕二。一応、向こうのヨグラスの国では勇者の内の一人ってことになってる」
茶髪巨乳美人が口を開くと他の3人がそちらへ向き直る。
「ずっと気になっていたんですけどアナタ誰ですか?」
「勇者を騙ると、罰せられる」
「そうだぞ、確か女が勇者を騙った場合は公開鞭打ちだったはずだ」
パーティメンバーはそれぞれ全員揃って彼女を勇者とは認めなかった。それはそうだ、完全にビジュアルを劇的ビフォーアフターしたのだから。
しかし、その事実を認められない人物がいる。勇者本人だ。
「ちょっとまってくれよ!?どういうことなんだ、俺だよ!裕二だよ!」
近くにいたピネアに掴みかかろうとしていた勇者をやんわりと押しとどめる。
「サカキユウジとやら、まずこちらをご覧頂きたい」
「なんだよ」
俺はまほうぱわーを使って片手で持てる手鏡をサカキユウジに手渡した。
「え、は?えっ!?」
「おー、混乱してる混乱してる」
「……あの、シュリ様。状況を説明していただけると」
鏡を色んな角度からかざしながら自分の姿を確認している勇者を横目に、ピネアが疑問をぶつけてきた。
「うん、アレな、お前らと一緒にあそこの木っ端雑魚ドラゴンと戦ってた勇者」
「えええええぇえぇえ!?」
4人分の悲鳴が森の中に木霊した。
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「簡単に説明しよう。おまえ達パーティはあわや全滅の憂き目にあうところを」
「シュリ様が助けてくださったのですか?」
きらきらした瞳の修道女ピネアは俺を神様と出会ったかのように両手をくみ跪く。
「いや、俺が全滅させた」
「え」
全員が信じられないものを見るような目で此方をみた。
「そこの勇者にドラゴンを譲ってもらおうと交渉したんだが、怒り狂って俺に攻撃をしてきたからとりあえずパーティメンバーを人質にとろうとして勢い余って全滅させてしまった。許せ」
「ちょっと待ってください、全滅って言われても私たちぴんぴんしてますよ?」
「うむ、全員の頭かち割ってトマトピューレみたくなってしまったんだが、生き返るものなんだな!」
正直、意識を取り戻すとは思わなかったでござる。当分はトマト投げ祭りに参加できそうにないくらいのダメージだ。
ふんす、と胸を張っていると勇者パーティーはじりじりと距離をとりながら武器を構えた。
「おーい、何でおまえ達は命の恩人に向かって反抗しようとしてるんだ?」
「……あなたはいたずらに人の命を弄ぶ悪です」
「おいおい、そこの修道女おまえの信じる神様は右頬殴られたらもう片方も差し出すマゾ精神は持ち合わせてないのか」
「クリスティナ様は全ての人民を救い、悪を打ち倒せと仰っております」
「おまえの神様ちょっと狭量すぎねえ?結果はどうあれおまえ等は生きてるじゃん」
「いいえ、もはやこの身は生きる屍も同然。屍術使いの術中とあれば私達は人ではありません」
交渉は決裂となりそうなところで頭上から声がした。ヴラドだ。
「ちょっと待ってくれないかな」
「何ですか、女の敵。あなたもまた同様に滅ぼされるべき存在です」
「僕を滅ぼすことが出来るのは、文字通り神様にしかできない訳だけど、今はそう言うことを話してる場合じゃなくて。君たちを滅ぼして、復活させた存在を君たちはどうやって倒すつもりだい?」
今まで黙っていた勇者が口を開いた。
「俺には全ての悪を滅ぼすことが出来るの聖剣の力がある。この力は俺と神が悪と断じた存在を滅ぼすことが出来る」
「おい、ヴラド、どうする。この場で滅ぼされそうな筆頭はどうやらおまえだけだぞ」
「実行犯の君だって大分危ないと思うけれど」
おまえは婦女暴行未遂だろうが。あと誘拐および拉致監禁だぞ。ヴラドにツッコミを入れようと意識を逸らしたその瞬間、背後に巨大な熱量を感じた。
マジシャンと名乗った少女が巨大な火の玉を此方に向かって放っている。久々に感じるカラダが焼ける感覚。
「おい、山火事になったらどうするつもりだよ。って、服が燃えてる!?」
「……っ!今ので傷一つない?」
「アニス、あいつはあの龍を滅ぼした存在だ。中級程度じゃ揺るぎもしないだろう」
勇者と戦士がほかの二人をかばうように前にでる。なるほど、勇者がダメージディーラー兼イニシエイター、戦士がタンクなのだろう。このパーティーとしてはかなり優秀なフォーメーションだろう。
「ヴラド、じゃんけんしようぜじゃんけん。勝った方が見学で」
「よし僕はパーを出す。あと、そろそろおろして欲しい」
「俺はグーを出す、いくぞじゃーんけーん……」
俺が手をチョキにしようとすると、突然勇者が切りかかってきた。こういうとき空気を読めないヤツは、変身ヒーローの美学が理解できないクズだと思う。俺は魔力を操作し、ヴラドを目の前に移動させた。突然転移させたにもかかわらず、ヴラドは器用に勇者の剣をかわす。
「アブナーイ!?シュリ、危ないよ!今の僕は殺されて弱ってる状態なんだから、666体の獣相手に遅れをとってしまうよ!?」
お前の股間は17で済んでないくらい分割されてるから、そこの勇者に殺されてしまえ。
「はあああ!」
今度は戦士が裂帛の気合いでヴラドに切りかかる。ヴラドは片手でその剣を受け止めた。
「うーん、勇者のパーティーって毎回バカみたいに特攻してくるからあまり相手をしていても面白くないんだよなあ」
「くっ、アニス!いまだ!」
後ろで控えていたマジシャンが両手から青く光る玉をぼやくヴラドに向けて放つが、ヴラドの腕の一振りでかき消される。
「なー、あいつ等って声に出さないと連携もとれないのか?」
「シュリ、君だってつい最近まで声を出さないとまともに魔法も使えなかったじゃないか」
俺はいいんだよ、縛りプレイみたいなもんなんだから。まともな魔法じゃないし。
俺の発言にムキになったのか、それから勇者パーティーは怒濤の攻めを見せる。修道女はヒーラー兼バッファー/デバッファーとして戦況を少しずつ有利な方向にコントロールし、マジシャンは辺り一帯を消し飛ばすような火力でヴラドの動きを制限、戦士が矢面に立ち勇者は隙をついては必殺技を放っていく。そんな状況が2時間ほど続いた。
「おーい、おまえ達そろそろ休憩にして飯にしないか?竜肉をマンガ肉にしてみたぞ」
上手に焼けましたー。テーブルセットも完璧に用意し、副菜にその辺で拾って来た毒っぽいキノコをバターで炒めて添えてみた。
さて、戦闘の方はどうなったかというと。
「くそ、何で攻撃が通らないんだ」
完全に負けパターンに入っていた。
「ユウジ、ここはいったん引いた方がいい。私がおとりになる」
「グリンダ!それなら俺が!」
「あんたは勇者で、私は戦士だ。あんたの代わりはいない、優先順位を間違えるな」
「だけど!」
おい、作戦会議は相手に聞こえないようにしろよ。っていうかせめて食うもん食ってからにしろ。全員分用意した俺の努力はどうなる。
「グリンダ、いけません。ここは私が残ります。この中で一番足が遅いのは私ですから」
「ピネア、あんたは仮にも一国の姫だろう。その命を粗末にしちゃいけないよ」
「グリンダ、その話は私がパーティーに参加するときにしないことにしたはずです」
おーい、良いのか、すっげー情報漏れ出てるぞー。
「いい、私が残る。最大火力で魔法を打てば足止め位は出来る」
「アニス、そんな魔法使ったらおまえだって巻き込まれる!」
勇者がほえる。話はまとまりそうにない。ヴラド、あくびしてる暇があるなら食器を並べるのを手伝え。
「シュリー、面倒だから座らせてよ」
「俺もそう思ってたところだ。『いいから座れ』」
淡い光が当たりに広がると、全員が用意したテーブルについていた。
「は?え?」
事態が把握できていない勇者パーティーは椅子に急に座っていることに動揺している。
「せっかく調理したというのに、冷めてしまったら不味くなるだろ。『そこで座っておとなしくしてろ』」
「シュリ、僕も巻き込まれてる」
「おまえは動けるだろ、いいからナイフとフォークを並べろ」
はいはいと立ち上がったヴラドは、俺から受け取った食器類を彼らの前に並べる。
「……どういうつもりだ」
「いや、腹が膨らめば大人しくなるかなと」
勇者が唯一動かせる首を回して此方を睨む。だいたい暴れまくっていたのは相手の方で、ヴラドは突っ立って居ただけだ。俺に至っては、途中で寝てた。
「なぜ、私達を殺さないのです」
「おまえ達は野良猫が飛びかかってきたら切り捨てるか?」
修道女はびくりと震え、顔を伏せる。え、なに?お前切り捨てちゃうタイプ?
「つまり、あんた達にとって私たちは野良猫同然ということかい」
「うーん、好意的に取ればそうなるが、正確に言えば夏風邪にかかったみたいなもんだ」
たまに起こる現象みたいなものだ。もっとも、この体は風邪にかからない体ではあるのだが。
「このキノコおいしい」
「うむ、アニスは素直なヤツだ。この肉をオマケしてやろう」
「ありがと」
「って、アニス!なにのんきに食べてるんだい!」
女戦士がアニスに向かってほえるが、アニスは気にせず食事を続ける。
「私、魔力がつきちゃったし。正直、なにやっても勝てる気がしないから最後の晩餐と思って」
「アニス、一応敵が出してきたもの何だから警戒した方がいいと思うぞ」
おい、勇者。俺がメシに毒を仕込むとでも言うつもりか。確かにキノコはかなり危ない色してたが、ちゃんと毒は抜いたぞ。
「そもそも、私たちをどうこうするつもりがあるのなら、私たちはとっくにこの世にいないと思う」
「まさしくその通りだな。ヴラドは女相手だと遊びがでるが、俺だったら一瞬だ」
それこそ小指程度の魔力を放出するだけで辺り一帯を更地に出来る自信がある。
「シュリ、さすがに小指程度の魔力じゃこの大陸が持たないよ」
「え、まじで」
まじかよ、俺の体感じゃ結構消費してるつもりなんだけど。
「は、ははは。何だよ、俺たちはなにと戦ってたんだよ」
勇者の表情はなにか悟ったような憑き物の落ちた表情をしていた。
「うむ、ユウジ次から俺たちを見たらすぐさまうまい飯屋につれて行くことをおすすめするぞ」
「ああ、そうするよ。ところで、この飯は食ってもいいのか」
「ん?おまえたちのために用意したものだ。さめないうちに食え」
「おかわりはあるかい?」
「グリンダ、早食いは胃に悪いぞ。……まあいいか。もっと食え、おかわりもいいぞ」
用意して置いた肉をグリンダの皿に載せてやる。あれ、ピネア料理に手を付けてないな。
「ピネア、おまえは戒律で肉は食ったらまずいのか?」
「い、いえ、そう言うわけではないんですが」
とても言いづらそうに目をそらすピネア。真意が図りかねて皿ごと顔の前に無理やり持っていく。
「なら、さっさと食え。なくなるぞ」
「あ、あの!このキノコって、猛毒キノコじゃ……」
これより毒キノコ実験を行う!っていやいや、毒抜きしてあるから。アニスも無理して吐こうとしなくていいから!
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「と、言うわけで俺とヴラドはあの竜を倒してお姫様のプレゼントを手に入れようとこの山まできたのだ」
ひとまず全員が落ち着いたところで事情を説明すると、思いの外勇者パーティーの反応は淡泊なもにだった。
「そんな理由であんな死ぬ思いをしたのか」
「そもそも、私たちが全滅させられた理由もほとんど片手間じゃないですか」
「私はその伝説の服が見てみたい」
「そもそも、私らもアンジェリカ姫の誕生日パーティに招待されてなかったっけ?」
おまえ等いっぺんにしゃべるんじゃないよ、キャラ付けされてない人間がピーチクしゃべると聞き分けるこっちは判断しにくいんだぞ。
「シュリと僕が王城を出てきた時点で誕生日は過ぎてたから、パーティは僕たち待ちだと思うよ」
「そうだな、俺ら抜きでパーティしようもんなら王様の部屋に過去の女全員転移させるくらいのことはするからな!」
俺がな、主に俺がやるんだけどな。
「しかし、そうなるとそろそろ帰らないとアンジェリカ姫をまたせてしまうな」
「そうだね、あの浮気王は別にどれだけ待たせてもいいけど、アンジェリカ姫は別だからね」
ひとまず、素材を一箇所にまとめて魔法格納庫に魔法収納する魔法テクニックだ。大好きだもんな四次元的異次元空間。
「問題は、どうやって帰るかなんだが」
「なあ、それってついでに俺たちも連れて行ってもらうことってできないか?」
おうおう勇者よ、態度が軟化したと思ったら随分とグイグイ来るな。
「4人連れて行くとなると、僕じゃ少し手に余るかなあ」
3人までなら抱えていけるんだけど、と笑うヴラドを睨む女性陣。元男だった勇者もさすがにコレに運ばれるとなにをされるかわからないという事はわかったようだ。
「ここはひとつ、異次元空間直結扉を使おう『でてこい』」
いつもどおり変な力で呼び出したのはえらく近代的な扉。カラーリングは青。
「で、どのダイヤルを弄ればいいんだい?」
「まてまてまて、この早漏野郎。この扉には距離と方角を指定するようなダイヤルは存在しないし、ましてや4次元的空間を利用などしていない!」
そう、この扉は次元連結システムのちょっとした応用で動いているからな!
「なあ、あんたたちに聞きたいことがあるんだけど」
黙って俺のやり取りを聞いていた勇者。なんだ、答えてやらなくもないぞ。
「もしかして、日本から来たのか?」
「え、もしかしてコレ今更そういう伏線回収するわけ?シュリ、どうしようこの子僕の思っていた以上に馬鹿なのかもしれない」
「バカって言うよりもエアリード機能が欠けてるだけだろ。というわけで我々は現代日本からら来ています。中継のユウジさん?」
「ほ、ほんとうに日本から来てるのか。と言うことは日本に戻る手段があるのか!?」
俺に肩を掴んでがくがく揺さぶるのはやめなさい。漏れる漏れる、俺の大切な何かが頭の奥から漏れていく。
「戻れるぞ?と言うか今までの俺のまほーぱわーを見て不可能な出来事がないことに気づいて欲しかった乙女心」
「それなら今すぐ俺を日本に帰してくれ!」
「やだよ。それよりもっと美味しい状況なんだから喜べ」
ガチャリ、と青の扉を開けると入浴中のアンジェリカ姫と目があった。
「え?」
「いけ、ユウジ!君に決めた!」
勇者ユウジよ、今こそアンジェリカ姫の胸に飛び込むのだ!
「うわあああああ?!」
襟首を掴んでユウジを放り投げると、予定通りアンジェリカ姫の胸に突っ込んだ。
「きゃああああああ!」
バシャーンという音とともにユウジとアンジェリカ姫が湯船に倒れこんだ。
「ててて、あのアンジェリカ姫、大丈夫ですか?」
ユウジが心配そうにアンジェリカ姫を見て、思い切り目をそらした。
「シュリ様!どういうことですか?!急に現れたと思ったら女の子を突き飛ばすなんて!」
「アンジェリカ姫、そいつよく見てみ」
「え?……女装した、男?」
お湯をかぶると男に戻るっていうのは鉄板だからな!問題は、いままでユウジが着てきた服は俺の服の2Pカラーで、別段童顔でもない男が着ていると春夏を感じさせる変態にしかみえないわけで。
「きゃああああああ!」
そして、本日二度目のアンジェリカ姫の悲鳴が浴室に響き渡る。
「変態変態変態変態変態変態変態!」
アンジェリカ姫、タオルも巻かずに足蹴にすると、踏まれてる方はモロ見えだと思うけど、それを言うのは無粋だろうか。ひとまず、こうして俺のアンジェリカ姫のプレゼント集めは終了したのだ。
ちなみに、アンジェリカ姫の裸をガン見していたヴラドはもれなくボコっておいた。