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1
生まれてきた理由を神のせいにはしない。
わたしはわたしの断頭台を見ておまえの首をながめているから、近寄らないでね。触れないでね。
2
骨の髄まで骸になったとしても、おまえの頬骨が腐り落ちる温度だけ覚えていたいよ。
3
あの看板、見て! あれ、あたしよ。素敵でしょう。空きっ腹のガレージみたい。ふふ。
⋯⋯ねえ、美味しいご飯を食べに行こう!
あのかいぶつはわたしが食べてしまったの。だからもういない。ぼくが作ってあげる。
えぇぇぇぇえ! そんなのもう、あなたじゃあないわ! わたしおまえのこと大嫌い!
4
いなくなればいいよ。
きえてしまえ〜〜〜〜〜〜!
わたしを歪めるすべて、いなくなれ!!!!!
5
繊細なレースにたっぷりのボビン! ひだを作るフリルに手触りのいい星空。くるくるの糸車はわたしのものよ。
誰にも言伝を渡さず静かに朽ち果てればいいものを。
6
つたない魔女ね。
ばかみたいじゃないの。
もうすぐきえてしまう泉に全部沈めておくから、いつか黒色のタイルに爪先を沈めて。
そうしたらわたし、あなたの腕をつかんでようやく息をするわ!
待っているからね。迎えに来て。
7
おまえが死ぬのをみるのは、何度だってゆかいなものだね。
ほらご覧よ! あの大空! もうおまえのことなんて、気にも止めちゃいないさ。
ばかだねえ。
8
おまえたちの脳みそはどうなってる? 眼球は? 網膜は? 関節は? 心拍は? 哲学は? 大切は? 知り得ないけれど一生一緒!