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お布団に取り残されて

作者: しろかえで

ごめんなさい<m(__)m>



今日もグダグダしているしろかえでです。




おトイレに起きた時はコートを着た“黒姉”とすれ違った。


次に目が覚めた時はトーストの香りと“黄緑”の鼻歌が三度寝の邪魔をした。


それでもいつの間にか寝入ってしまって……今、スマホをタップすると10時27分だ。


「明日は土曜でそれなりに皆、家に居るだろうから」とお布団から出ない理由付けをしているとカーテンの隙間から日が差していた。


「なんだ!今日は晴れなのか」


仕方なく“ミノムシ”を脱して温もりが逃げない様にお布団の入り口を閉じる。


「待ってろよ!お布団!! I'll be backだ!!」


こういう時にピンクジャージの“お寝間”は便利だ!


 ざんばら髪をキューブのヘアゴムでまとめながらノタノタと洗濯機まで辿り着き、洗濯機の中身とカゴに置かれている“黄緑”の学ジャー、短パンを見比べる。


「これは“黄緑”が自分で洗うつもりだな! ヨシヨシ」


 カゴの中身はそのままに洗剤と柔軟剤を洗濯機に投入、“お急ぎモード”にして急いで顔を洗い、使ったタオルも追加投入!


さて、どうするか?!


頭の中にさっきのトーストの香りが思い浮かぶが……四度目の寝直しの前に歯磨きするのも面倒だ!!


結局、洗濯機が呼ぶまで下手なギターの練習を()()()()()()()()で思う存分やっていた。



 女三人の洗濯物は結構な量になるのだが、私が“着た切りスズメ”のお陰で、その分抑えられている。

で、なるだけ労力を減らしたい私は“ピンクジャージの下は()()()()()()()()()着た切りスズメ”を止められないというスパイラルだ。


 とにかく、洗濯機から取り出した物を仕分けし、干したり乾燥機にかけたりとひとしきり労働をしてみたがお腹が空くほどでもなかったので、お布団の待つ自室に戻る事にした。


 廊下の埃が気にはなったがお掃除は明日、皆でするという事で……

だって!私はこれから夕食の献立を考えて必要とあれば買い物にも出なければいけないのだ!!


で、(ミノ)の口を開けて再び“お布団ミノムシ”になる。


どうしよっかな夕飯……

なんとか家の中の()()()で済ませたいなあ……


 冷蔵庫には卵とトマトがあるから鶏がらスープとマヨネーズで中華風に炒めるかな……

“黄緑”ががっつく様なら追加でスパムでも食べさせるか……


ここまで考えてハッ!と気づく。


「そういえば私、朝も昼も食べてないじゃん! そんな人に献立考えさせちゃダメだよ!!」と布団を丸被りする。


ああ!お布団のにおいって!

何だか蠱惑的……


胸がジワキュンになってちょっとムズムズする。


これは……危険だ!!

もし男女同衾だったら……


と、ありもしない妄想に耽りながらニート化に歯止めのかからない……

しろかえでが“現場から”お送りしました!!


(๑❛ڡ❛๑) てへぺろ☆!!




と言う訳で、結局寝直した(独り寝です!!)しろかえでです。



まだ欠伸が止まりません……




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― 新着の感想 ―
[良い点] アカン系のリアリティがががwwwwww  そんだけ寝られるのは羨ましすぃでつw なんだかんだで共感もして仕舞いますたwww
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