表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

異世界生後〇か月 私の見解

作者: かたな

はい、ここどこですか

・・・・・・・・・・・・・・


スルーしないで!

ってこたえてくれるわけないですよねー・・・


で、ここからが本題


転生 しました まる


はい、お察しの通り異世界です。

まってまって!!またか・・・とか思わないで!

割と本気だから!本気と書いてマジと読む感じだから!!

こんな若干古くねっ!?なネタ使うぐらいは焦ってますから!


・・と定番っぽい始まりになってしまいました。

やっぱ異世界転生の始まりってこんな感じだよねー・・

ちょっと落ち着いてきた


ではあらためまして、こんにちは。またはおはようございます。あるいはこんばんはかな?

何分生まれたばかりでさっきまでおぎゃーおぎゃー泣いていまして、まだ目があかないんですよ。

気分的にはおはようですね。

それでは自己紹介 私の名前は深山玲でした。ふかやまではなくみやまです。現在の名前は知りません。呼ばれてたかもしれませんが、自分の声がうるさくて聞いてませんでした。残念です。

で、なんでこんなに察しがいいかというと、私は前世(実際はよくわからないですが形式上そう呼ばせていただきます)軽度(自分的には)のオタクと呼ばれるものでした。

え?わかってるって?ありきたりだって?

ですよね、最近多いですもんね、こんな話。わかります。


あ、なんで異世界かってわかったかというとですね、なんか浮いてるんですよ。さっきから、誰にも触られてないのに産湯とか入ってるんですよ。ふっしぎー。はい、魔法ありますねここ。ちょっと楽しみです。いや、かなり楽しみです。


死因は交通事故。あ、トラックとかじゃないですよ。その昔買った原付で久々に遠出だヒャッホー!とかやってたら上手くいかなくてそのままドーンです。メンテナンスって大事ですね。え?自業自得だって?わかってます。あ、でもぶつかった方も飲酒運転っぽくて顔真っ赤で酒片手の運転でしたから自業自得です。最期の瞬間って時間止まったみたいでよく見えるんですよねー。でも最期に見たのがおっさんて・・・せめて美形のおっさんがよかったです(泣)。


あ、今更思い出したんですが私の秘蔵コレクションとかどうなったんでしょうか?

一人暮らしだったもんだから自嘲しないあれやこれやの しゅ・・み・・・・・が

白日の下に!!!!!??????


ああああああ

いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――ぁぁぁぁ ああああああ!!!!!!!!


あははははははははhhhhhhhhh


マジ死ぬ いや死んだけど! けども!!!憤死する!!生後2時間くらいで悶死する!!!


いっそ殺して!!なんで記憶あるの!?罰!?罰なの!?原付のメンテさぼった罰なのこれぇーーーーー!!!???おーもーいよーもうサボらないから戻して―!せめて部屋掃除する時間だけでももーどーしーてー!!!!


うぅ うっ うっ




…へっ これから来るであろうことが予想される排便などの羞恥プレイなどこれに対すれば屁でもないわ!! 


へっ!へっ!


・・・・・・・・・・


すみません なめてました


めっちゃはずいっす。 喉元通り過ぎた恥ずかしさより現在進行のほうがマジやばいっす。

精神年齢2○歳女にはきついっす。いや、○で隠すほどいってないですよ。年齢。ガチで。言葉遣いが若干古く感じるとしたら気のせいですよそれは。いやぁー老化始まってんじゃないですかね


現実逃避しました。すみません。

私は0歳私は0歳・・・!


拉致あかないんでこのまま逃避してお送りします。

議題『私はこれからどうするか』

どうしてこうなったかとかあとでいいんです。とりあえず今です。今。

考えることはここかどういう世界なのか、定番ファンタジーなのか乙女ゲーム転生なのか・・立ち位置によってまた変わるし・・・できるだけ安全なのがいいなあー


で、だ。一番大事なのはわたしにチートが有るか否か。これですべてが変わってきます。

あ、でもなんかフラグたった気がした!こんなん考えてる時点でテメーなんかにチートは存在しねーよって言われてる気がしたーーー!!!

いいです。少なくとも私には知識チートは必ずある!!そして誰よりも早い段階から努力できる!!!


あ、なんだか眠くなってきた。とりあえず起きたら目ひらくといいなぁ…

















おはようございます。あれから二か月ほど経ちました。深山玲です。

最近寝ることが仕事で毎日退屈です。



なんてことはなく言語チートが存在しなかったので言葉を覚えることに励んでいます。

それから魔法ですね。しゃべってくれる人がいないときは今まで何十と読んできた異世界転生小説の知識を生かし、取りあえず魔力を感じることに励んでおります。まぁ目をつぶって何か感じないかやってるだけなんですけどねー。基本的にすぐ寝てしまうんですがね。

それでも最近はなんかお腹のあたりがぽわぽわするのを感じています。これが魔力かなーだったらいいなーって感じです。




あっ、そうそう私の名前が判明しました。私に向かってよく言っているのでこれでいいと思うんですがエマとよばれています。エマ えま 絵馬・・・

まぁこういう転生ものってカタカナっぽい名前が多いのでエマでいいと思います。多分愛称だと思うので本名がわかったらまた知らせます。ちょっと日本名っぽくて(無理矢理)なじみを覚えてうれしいですね。

では深山玲もといエマはこのふざけた状況を精いっぱい生きていこうと思います。




・・・あ、わかりました?そうなんです。実は私今怒ってるんです。二か月もたてばある程度状況も読めてきます。取りあえず責任者出てこい。説明しろ。これをやったのが神だろうが悪魔だろうがはたまた別の存在だろうが説明ぐらいしてけってんです。確かに死んだのは自業自得ですがわざわざ記憶を引き継ぐ必要はないと思うんですよね、実際。記憶を持っているせいで絶賛私は悩み中ですよ。答えを言ってくれなくては絶対に解決しないことと向き合っています。



つまり『私の存在』についてです。



私は私です。他の意識は持っていないです。これは私が私として生まれてきたのかそれともこの器に私という存在がのっとったのか。自我を形成する前から私という存在がいるのでそのあたりが分からなくなっているのです。

今私を世話し愛情をささげている人たちはこの器に対して愛情を捧げているのであって『私』に対してではないのです。ごめんなさいといくら謝っても足りません。


だから 私は 知りたいのです。 そしてそれ以上に怒っているのです。こんなやさしい人たちから愛すべき本当の子供を奪った存在を。


しかし私は無力です。こんなことを思っても何もできないことくらいわかっています。なのでせめて、精一杯生きてやるのです。この人達が愛している存在が生きていると思えるように、真実って残酷ですね… だから私は力を尽くします。一生をかけて欺いてやろうじゃないですか。


こんな私でも、いや、こんな私だと知らなくても愛してくれるなら。あなたがたが誇ってくれるように。



・・・とまぁシリアス展開なのですが私のキャラ的にこんなの持続しないのですよね。

あ、怒ってはいますよ。とっとと謝れこんちくしょうですよ。でもこんなことばっかり考えていられないので優秀な子供になる!を目標にしています。


あと愛してくれている存在って(多分)母とメイドさんです。父的存在はまだ登場してないですよ。仕事でいないか死んでるか・・この世界の事情はまだ分からないのでおいおい考えていきましょう。



実はもう一つ考えていることがあるのですけど、これが結構悩みどころで…

まぁつまり、この世界のことについて何ですが…


ほら、よくあるじゃないですか。ファンタジー設定で俺TUEEEEEとか現代知識で領地改革!とか

もっとほかに考えることあるだろって言われるかもですが私にとって切実な悩み事なのです。

てか一番嫌なのが乙女ゲー転生ってやつです。あれは最悪です。あれって役どころによっては無理ゲーの死にゲーですし、なんといってもヤンデレ!!あれ嫌いちょー嫌い!!コアなファンがいるのは知っていますが理解できたことが一度もありません。ぞ―――っとするのですよね読んでいて。だったら読むなって感じですがヤンデレ除けば面白いのですよ!ヤンデレ除けば!!

あ、フラグじゃないですよ!

他にも、逆はーとかもよくわからないですし。乙女ゲー転生ものは悪役転生でヤンデレが出てこないやつは大好きでしたがそれって小説なのですよね…

そもそも私ゲーム続かないたちなので買ったはいいけど一回もクリアしないってよくありましたし。生粋の読む専ってやつですね。だからもし乙女ゲー転生でも気づきませんね(笑)


まぁハーレムとか逆はーとかは好きじゃないけど主人公最強俺TUEEEEEは好きなのでそんな感じになれるよう今日も魔法に励みます。









そろそろ誰かと会話したいなぁ…(生後6か月)




昔書いたものが見つかったのでそのまま投稿してみました。

きっとこれから壮大な物語が始まる...はず

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ