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63話目

感想いっぱいありがとう!

感想の内容を踏まえて、少しだけスキルのデメリットを変えたりしたけど話には影響ないから、あんまり気にしないでいいよ!

 夏休み10日目。

 昨日はイベントで疲れてしまい、そのあとログインしなかった。しかもあれだけ疲れたって言うのに、イベントサーバーが時間加速機能を使っていたので現実ではまだ12時にもなっていなかったという事実。

 うん、普通に口が閉じなくなったね。お昼ご飯を食べてから本屋に足を運んで、適当に見繕った本を買って読んで夜まで過ごした。

 そのあとはいつも通りの生活をして、就寝。ちなみに買った本はホラーっぽいファンタジーだったから、あたし的にはハズレかなー。ファンタジーっぽいホラーならいいんだけどね。

 え? 違いが分からない? ちょっとなに言ってるのか、あたしには分からないなー。


 閑話休題。今日はいつも通り、午前中はゲームにログインせず午後からログインの予定。

 やっぱりあたしには、このリズムがあってるよ。まあ、昨日の時間加速がいらなかっただけとも言う。

 実際助かってはいたけど、あれってもっと大がかりなイベントでやるべきじゃない? 少なくとも、今回のイベントでは微妙な機能だったかな。

 そうやってゲームのことばかり考えながら、ベッドでゴロゴロと意味もなく転がって遊んでいると彩から電話がかかってきた。いや、彩からかは確認してないけどどうせ彩しか連絡先交換してる相手はいないから……。あれ? 自分で言ってて目から汗が……。

 とりあえず携帯を取ると、やっぱり彩だったので電話に出た。


『もしもし? 芽里? 説明してもらえる?』

「ごめん、急にそう言われてもどれを説明すればいいのか分かんないんだけど」

『あぁ、そうだよね。えっと……まず1つ目にあのあとログインしてきてない理由は?』

「疲れちゃったからなんだけど、それよりもなんであたしのログイン状況分かってるの?」


 なに? あたしのアバターって、GPS的ななにかを埋め込まれてるの?

 そう考えていたあたしに、彩は溜め息を1つ吐いて答える。


『ハァ……。あのね、フレンド登録したらフレンドがログインしてるか分かるの。それ以外にも、フレンドと連絡取れたりフレンドのいる場所が分かったりするんだけど……知らなかったんでしょ』

「へぇー、そうなんだ。知らなかったよ、教えてくれてありがとっ!」

『あぁ、うん。どういたしまして。それで2つ目だけど、なんであのタイミングで死んじゃったの? というかあの時点で既に一回デスしてたの? テラってたのに?』

「いや、あれは《自爆》っていうスキルのデメリットで、2倍のデスペナが死に戻り2回分って数えられたみたい」


 あとテラってたってなに……?

 もしかして《テラーモード》になってたってこと? なに、その最近流行りの「タピる」言語?

 なぜかクラスの男子が昼休みに大声で言っていた、「マミるな・タピ郎」を思い出した。人の名前だって叫んでたけど誰なの、タピ郎って……。絶対架空の人物じゃん。

 あたしが顔は思い出せないのに言動がおかしすぎて記憶に残っているクラスの謎男子を思い出していると、彩は呆れたような声を出した。


『そうなんだ。でもなんで《自爆》なんていうスキル取ったの?』

「あたしのスキルに、自分のスキルを持った人形を作るっているスキルがあるからそれに使えるかなって」

『そのスキル、デメリットは?』

「スキルを解除したときに、人形が使ったスキルのデメリットが来るみたいだよ?他のスキルじゃ分かりづらかったから、早めに分かって助かったよ」

『いや、あれぶっつけ本番だったの!?スキルが付与できない可能性とかスキルを使うことができない可能性、今はじめてそれを聞いた私でも分かるその他諸々のリスクがあったのに!?』

「でもできたし、やれるとは思ってたからね!」

『やれると思っても普通はいきなり使わないでしょ!』

「だってよく言うじゃん? 思い立ったが命日! いや、凶日?」

『吉日でしょ! き・ち・じ・つ! それだと死んじゃうでしょうが!』

「え? 実際あたし死んだじゃん?」

『そうだった!? ダメじゃん!?』


 彩はツッコミが一段落つき、一息吐いた。

 そして『最後に』と言って、あのあとのことを少し教えてくれた。あたしが死んでしまったあと、校庭に戻るまでの間に《学園七不思議》に会ったらしい。

 それらをパーティーメンバーたちで倒したら、シークレットクエストとして報酬を一人ごとにもらえたらしい。

 なお、七不思議と会ったパーティーメンバーは、それぞれいい怖がりっぷりを見せてくれていたとあとで行程で合流した白さんに言われたらしい。

 なんでもアルちゃんは涙目で叫びながら回復魔法や光魔法を連発していて、ユーリさんは終始顔をひくつかせて必要以上に近寄らず攻撃も極力避けていたらしい。

 クータロさん? あの人は顔を能面のようにしていたらしいよ。まあ、全部白さんが言っていたことを彩を通して聞いたんだけとね。

 ちなみに彩はそこまで怖がっておらず、白さんも「どうせなら君も怖がってくれればよかったのに……」と言われたらしい。

 それを聞いて、あたしは羨ましそうに声を出した。


「えぇー、いいなー。あたしも《学園七不思議》に会えると思って今回のイベントに参加したようなものなのにー! しかも彩のパーティーメンバーたちの恐怖の表情とか、すごく美味しそうなのにー! 彩も白さんもズルいよ!」

『いや、芽里はちゃんと検証しなかったから死んだんでしょうが。あと抑えて、抑えて。テラってきてるから』

「だからテラるってなに!?」


 そんなバカな会話をしながら、午前中を過ごした。

Twitter始めました。

アカウントは@jisinaru_46buta

名前は自信だけはある白豚、そのまんまだな!

感想、評価ポイント待ってるぜ!←ここまでテンプレにする予定。

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― 新着の感想 ―
[一言] メリーちゃんが怖くて出てこなかったのかな?
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