10話目
『封印術士』で宣言した通り投稿!
あ、『封印術士』のURLは↓です。
https://ncode.syosetu.com/n8816ew/
というわけで、あたしたちは北門から外に出て、草原に狩りに来てる。
冒険者ギルド? 登録だけして帰った。いや、ゲイツさん改めギルドマスター………やっぱりゲイツさんでいいや。そのゲイツさんに色々言われたけど、そこまで重要じゃなかった。
冒険者ランクの上げ方とか依頼の受け方とかだけだったし。
「いや、あれは結構大事じゃなかったかな!?」
「え、そう? というかさらっと人の思考にツッコミするのやめてよ」
「口に出てただけだからね!?」
「え!? 嘘!? あたし考えてたことそのまま喋ってた!?」
「冒険者ギルド? から全部喋ってたよ……」
「え、なにそれ怖い」
か、閑話休題。とりあえず狩りに来た草原だけど、結構のどかな感じ。
そこかしこで飛び回るウサギと追いかけっこをしながら、大声をあげている人たち。
ん? ちょっと違う?
涙目で逃げ回るウサギを剣を手に追い回し、叫びながらウサギ狩りに勤しむ人たち。
……全然のどかじゃなかった!?むしろ殺伐としてない!?
「ねえ、アヤ。もしかしてこれに入るの?」
「……狩れるやつだけ狩って、奥に行こうか」
「それがいいよね」
とりあえず魔力吸収のナイフを抜刀だけしとこう。
ウサギを狩っている人の内の一人がこちらを一瞬見てから、180度振り返って後ろのウサギを倒そうとしていた。あ、目の前の人が急に死んじゃった。
『種族レベルアップ!』
「「………へ?」」
なぜかレベルアップした。いや、本当になんで?
「ん? ちょっと、メリー!? マーカーが赤くなってるよ!?」
「え? マーカー? なにそれ?」
「知らないの!? この世界の生物は必ず頭の上に逆三角形のマーカーが付いてるの! 普通のプレイヤーは緑、プレイヤーキルをしたプレイヤーは赤、NPCは青、魔物は灰で色分けされてるの! 今のメリーは、プレイヤーキルをしたプレイヤーを示す赤色になってるの!」
「あたし何もしてないんだけど!?」
「本当に!? 本当に何もしてない!?」
「アヤと同じように抜刀しただけだってば!」
「じゃあなんでだろ?」
うーん、本当になんでだろう? プレイヤーキル扱いになってるってことは、多分さっきの目の前に居た人を倒しちゃった扱いなんでしょ? あの人なにしてたっけ? こっちを見てから、後ろを振り返っていたような?
「…………あ!?」
「え? なに!? 心当たりでもあった!?」
「もしかしたらスキルのせいかも!」
「え、スキル!?」
「そうだよ! あたしたちの目の前で、急に死んじゃった人が居たでしょ?」
「あの人が死んでから、私たちのレベルも上がったしね。」
「それでその人がある行動をしたことが、原因だって気づいたの!」
「あ、ある行動?」
「そう! あたしたちを一瞬見てから後ろを振り返ったんだよ!」
「それでなんで死ぬの!?」
「あたしのスキルにそういうスキルがあるから!」
元々そういう話だったのに、アヤは察しが悪いなぁ。
しかしアヤはそれでも納得してないようで、驚愕を隠せていなかった。ヤバい、その顔はご褒美かなんかなんだろうか。こういう顔は新鮮味があっていいね。
「え!? そんなスキル、一覧にはなかったけど!?」
「当たり前じゃん。あたしがそのスキル作ったんだもん」
「つ、作ったぁぁぁ!? 作れたの!?」
「あれ?」
アヤは、何を言っているんだろう?というか声大きいよ、ほら周りの人もウサギ狩りを中断しちゃってるじゃん。あたしは、チュートリアルで作ったんだし皆作ったんじゃ……。
「あ、もしかしてポイントでスキル枠全部埋めちゃったの?」
「ギクゥッ!」
「うわ、ギクゥッ! とか言う人初めて見たや」
「ぎ、逆に全部埋めていない人の方が少ないんじゃないかなー、アハハ、ハァ……」
アヤは空元気をしていたようだが、途中でため息が出ていた。ため息しちゃダメだよ? 幸せが逃げちゃうから。
そうやって、結局ウサギ狩りをしないまま話をしていた。その時の声が大きかったのか。
「おい! どういうことだよ!」
はい、これはテンプレですかねー?
なんか、テンプレが来た。
訂正したけど、そこまで重要じゃないから気にすんな




