ep.2-42 受け入れ準備
子供たちを連れて港に帰ってきた
旗艦には提督が腕組みをして仁王立ちで待っていた
なんか The 海の男って感じだな
さらに足を船縁にでも乗せてたら
加〇雄三みたいだな
タラップを上がって提督に報告した
「(マティア)
提督
只今戻りました。
報告することがあります。」
「(グレイ)聞こうか。」
「(マティア)
ブライアンとヘイリーを
ほぼ無期限で外出する
許可を貰ってきました。」
「(グレイ)
よくやってくれた。
疲れているところ
申し訳ないが
烹炊兵たちが待っているから
夕食会の準備を頼む。」
「(マティア)
わかりました。
このまま私は準備を始めます。」
「(グレイ)
ご苦労。
完成までみんなで
カードでもして楽しみに待っているよ。」
「(マティア)
早く出来上がるように急ぎます。
失礼します。」
「(ブライアン)
マティアさん
ありがとうございました。」
「(マティア)
気にしなくていい。
楽しみに待っていてくれ。」
俺が去った後
ブライアン達は提督に挨拶をしていた
育ちがいいだけあって
そこら辺はしっかりしているな
あいつはどこにいるかな・・・
いたいた
「(マティア)
エリス
ちょっとお願いがあるんだけど。」
「(エリス)なんかあったか?」
「(マティア)キーラさんの所にお使いをお願いしていい?」
「(エリス)命令だから拒否できないんだろ?」
「(マティア)そうだね。」
「(エリス)
笑顔で答えるなよ。
何か怖いだろ!」
手紙を急いで書き上げて
エリスに渡した
「(マティア)
キーラさんに必ず直接渡してね。
返事を貰えるまで
その場で待っていてくれ。」
「(エリス)
わかった。
行ってくる。」
「(マティア)頼んだぞ。」
続いてエドワードさんが
確認しに来てくれた
「(エドワード)
マティア君
先程提督から
侯爵の御子息の方々の
外出許可を得てきたと伺ったのですが
私にできることはあるでしょうか?」
「(マティア)
まずお願いしたいのは
あの子たちの専用の部屋を用意できますか?」
「(エドワード)
分かりました。
すぐに提督と相談して
ご用意いたしましょう。」
「(マティア)
僕からも
本人たちには
何かあれば相談してもらうように
食事会の時に言っておきます。」
「(エドワード)
そうして頂けると助かります。
何分他国の要人の方々になりますので
私も失礼が無いように努力いたします。」
厨房に行って
調理の進み具合を確認してみた
「(マティア)
只今戻りました。
どんな具合ですか?」
「(ギャレー)
おっ
戻ってきたな。
言われた通りに
誰かが最初に帰ってきた
そのタイミングに合わせて
肉には火を通し始めてあるよ。
あと・・・
例のやつは
言われた通りに3種類のカット方法で
切り終えてあるよ。」
「(マティア)
ありがとうございます。
それじゃあ・・・
フランツは
さっきと同じようにバンズに肉とソースを付けるんだけど
さらに肉の上に
ちぎったレタスと
スライスしたピクルスとトマトを乗せてくれるかな。」
「(フランツ)了解!」
「(マティア)
ギャレーさん
鍋に油をなみなみと入れて
火にかけてください。」
「(ギャレー)
キサルピナでよく食べられてる
フリットを作るのか?」
「(マティア)
そうですね。
物としてはそれに近いですね。
今日はあれの食べ方が
焼いたり蒸すだけじゃないと知ってもらうために
揚げたものを作ります。」
フランツの手伝いをしてから
袋の中からパン粉を取り出して
鍋の油の温度を確かめた
「(マティア)
知っていると思いますが
これぐらいの鍋の大きさだったら
こんな風にパン粉が3秒くらいかけて
全体に広がったら温度は大丈夫です。
これより遅いと
温度が低くて
速いと高くなって
火の通りが変わってしまうので
気をつけてください。」
「(ギャレー)
わかった
気を付けるよ。」
「(マティア)
揚げ終わったら
しっかりと油をきってもらって
軽く塩をふっておいてください。」
「(ギャレー)任せろ。」
それから俺だけ飲み物の準備をして
3人で夕食会の準備を終わらせて
エドワードさんとレベッカに配膳の手伝いをお願いした




