表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/135

ep.2-11 初見

ポーラット侯爵の居城に辿り着き

エドワードさんが門番の兵士に問い合わせた


「失礼致します。

 北の門の門番をされている

 兵士の方から

 こちらで門番の方に問い合わせろと

 伺ったのですが。」

「聞いている。

 ここで問題はない。

 申し訳ないが

 武器類はここで預からさせてもらう。

 問題が無ければ

 すぐに中に通すから

 付いてきてくれ。」

「畏まりました。」


私達は武器を預けて

城門横にある通用口から中に入り

城の玄関から

エントランスを通り

奥の廊下を進み

階段を

まだ上階があるが3階まで上がり

その奥の部屋へと通された。


「ではこちらの応接室でお待ちください。

 少しすれば閣下が参ると思います。」

「ご案内ありがとうございました。」


それを聞き

門番の兵士は部屋を後にした

私とエドワードさんは使用人という立場上

部屋の中にあるソファーに掛けず

並んで立ったまま

静かに侯爵が来るのを待った


5分程して

この部屋の入口の扉を

ノックして4人入ってきた

服装で判断すると

先頭から

護衛の兵士

執事

侯爵

家政婦

と判断できた

侯爵っぽい男はソファーに座り

他の3人はその後ろに並んで立った


侯爵と思しき男が


「我は

 コメンスランド王国

 セントフォート領を管轄している

 カムデン=ポーラット侯爵である。

 早速だが

 マクナマラ卿からの書状は拝見した。

 セントフォート内での

 艦隊への補給作業を承認する。

 その他にも

 依頼があれば受け付けて欲しいと

 記載があった。

 その都度

 こちらに確認をしてもらい

 内容に問題が無ければ

 了承するつもりだ。」


エドワードさんが一礼して


「ありがとうございます。

 侯爵閣下の御配慮感謝申し上げます。

 早速で申し訳ないのですが

 補給物資の調達に際して

 どちらで

 物資の購入等を行えばよろしいでしょうか。」

「ここにいる

 従士長のカール

 執事のセドリック

 家政婦のセドナに聞くといい。

 それぞれ店の情報を持っているから

 彼らに聞いてくれ。」

「わかりました。

 彼等の御力をお借りさせて頂きます。」

「私は

 他の客人が来ているので

 これで失礼させてもらう。」

「お時間を作って頂き

 ありがとうございました。

 興味本位なのですが

 客人の方のお名前を伺ってもよろしいでしょうか。」

「客人は

 エルフ連合国の

 アテラ=グローリエル最高評議会議員だ。」

「左様ですか。

 こちらの御三方がおりますので

 こちらの事はお気になさらず

 どうぞ御退席して下さい。」

「では失礼する。」


ポーラット侯爵は部屋を後にした

それを見た従士長のカールが


「すまないな。

 客人の格が高すぎて。」

「大丈夫でございます。

 流石に私達では

 釣り合いませんので。」

「早速だが

 もう補給する物は決まっているのか?」

「いえ。

 先程着いたばかりで

 艦隊にも寄らずに来たので

 どれだけ物資が必要なのかまだ把握しておりません。

 なので一度艦隊に戻ってから

 状況確認後に

 物資の調達を始めることになると思います。」

「そうか。

 あなた方にも

 馴染みの商人がいると思うが

 一応

 調達先一覧を作っておくから

 あとでそちらに届けるよう手配しておく。」

「ありがとうございます。

 調達は明日からを予定しております。

 何か不都合が生じた際は

 連絡を差し上げますので

 宜しくお願いします。」

「相分かった。

 何かあれば遠慮なく言ってきてくれ。

 門番達にも言っておく。」

「お心遣い感謝します。

 ではこの辺りで失礼させて頂きます。

 またお会いすると思いますので

 その際は

 宜しくお願いします。」

「ああ。

 また会おう。」


私とエドワードさんは城から出て

艦隊が停泊している港へと向かった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ