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ep.0-1 不条理な出会い

筆者は、理系出身で完成まで読み返していますが誤字脱字かなり多いと思います。

ごめんなさい。

辺りが夕暮れ時になり

暗くなり始めたとき


「こんにちわ。いや、こんばんは。かな。」


近所の人に声をかけられたとおもい振り向くと

駆除業者のお兄さんがきつそうな体制でフリーズしていた

さらに声をかけられた方向に振り向くと

何とも言えない出で立ちをした

人なのか人外なのか

男なのか女なのか

老齢なのか若年なのか

説明できない姿が2つあった


「まさか幽霊じゃないよな・・・」


私が冷や汗交じりに思考すると


「意外と冷静ですねお兄さん。

 やっぱりこの人がいいです。お願いしますね。」

「これでいいなら構わないよ。」


2つの姿が少し失礼な感じでヒソヒソ話していた


「あのぉ、丸聞こえなんですけど。」


私が話しかけると


「あぁそうだったね。はじめまして。今の会話でなんとなくわかるかな?」


若干年増に見える片方の姿が問いかけてきた


「いや、わかりたくないです。できれば、今の状況を元に戻してください。」


私がそう告げると


「まあまあ、そう焦らずとも数分ほど時間を貸してくださいな。」


若年に見える方が言ってきた


「貸すんなら返してな~。」

「はいよ~・・・ってなんで返さなあかんねん」


と、少しお茶らけてると


「ゴホン」


年増さんのほうが咳払いをした

それを見た若年さんが気まずそうに話かけてきた


「お兄さん。長生きしたいですか?」


緩い掛け合いをしていた所にいきなりシリアスな話をしてきた


「それはどういう意味ですか?」


こちら側から問いかけると

年増さんが答えてくれた


「そのままの意味と取ってもらって結構ですよ。

このままだとあなたの命は10分弱ぐらいです。」

「私、そこそこ健康体なんですけど。」

「気付いてないみたいだけど

その防護服に開いてる穴から侵入した蜂の毒が原因で

アナフィラキシーショックを起こして

自分でもびっくりするくらい苦しんで亡くなります。」

「はぁ~。聞きたくなかったなそういう事。」


年増さんの方と話していると


「そこでご相談です。」


若年さんの方が話しかけてきた


「まだ生きたくないですか?」

「この職業をしてて人生に疲れている人が長生きしたいと思いますか?

でも苦しんで死ぬなら考えなくもないかなぁ。」


その刹那年増さんから拳が飛んできた

私は避けようとしたが肩に軽く当たっただけと思ったその瞬間


「ぐっ!?」


私はありえない角度で宙を舞っていた

何とか受け身を取ったが

顔面から地面に突っこんでしまい

なんとか立ち上がると

打ちどころが悪かったのか

威力が強すぎたのか

運が悪かったのか

左肩と左肘が脱臼して顔の左半分が擦り傷だらけになっていた


「お前たち人間はいつもそんなことを言うくせに生存本能はあるからイライラするんだよ。

他の生き物は生存本能だけで生きたいと答えるんだけど。

本当に死にたいのなら避けないだろ。

中途半端なことを言って茶化すぐらいの余裕があるなら少しは真剣に話をしてほしいな。

本当に生きたい人間や生物に寿命を分配することもできればするんだけど、

面倒くさいことをするほどの余裕はこちら側にないから。」


意識を軽く刈り取られた私は世界がグルグル回っていて気持ち悪くなっていたが

意識を再集中させて

私は年増さんに問いかけた


「ここまでして何がしたい?」


殺気立った目で年増の方を睨むと


「へぇ~。自分が物理的に攻撃を受けると軍人教育を受けてるだけあってそっち側の人間の目になるな。

生き延びることを前提に教育されている人間独特の雰囲気はやっぱりあるね。」

「だからこの人欲しいって言ったじゃないですか。

もう、いきなり殴るなんて可哀想ですよ。

お兄さん、ここで僕からの提案です。

命を助けてあげた代わりに僕の世界に来てもらえないでしょうか?

勿論、あなたが転生または転移することによってこの世界のあなたがいなくなってしまいますが僕が作った世界でその命を終えてみませんか?」

「市役所によく来るようなクレクレみたいな訳のわからない条件を勝手につけてサラッと言うな。」


こちらの気持ち悪さを無視して神様達は一方的に話を進めていく

勘弁してくれ…

皆様ご息災ですか?

どのような生活環境でも理不尽なことに巻き込まれると思います。

皆様はいかがでしょうか。

お体をご自愛ください。

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