表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/12

ようこそドワーフの街へ

許可を得て写真を掲載しております。

 2月10日 ライファン当日。

 朝9時前、目覚ましが鳴る前に起床。

 まだ少し眠い、普段ならここで2度寝をするところだが。


「起床!」


 早速ディスコードで起きたか確認のメッセージ送信。2度寝なんてしてられない。

 昨日の内に準備は済ませていたが、それでも確認は大事。

 どこぞのチェックする猫の真似をしながら荷物を一つづつ指さし確認。ヨシ!

 準備が出来たら早速朝シャン。シャワーキ”モ”チ”イ”イ”イ”イ”。


「何かこのタオル硬いな。拭きづらいわ」


 って、これ足拭きようのマットじゃねぇか!?

 それならなんでシャワー室のドアにかけてあるんだよ!?

 どうやらホテルに泊まった事が無い初心者あるあるらしい。

 

「そろそろ行くか?」


「向こうって着替えるスペースあるよね?」


「そう言えば硬い素材NGって書いてあるから、俺の斧は金属製だからNGじゃね?」


 ここに来てグダり始める。情報の共有がちゃんと出来ていなかった。

 これくらいは調べてあるだろう。これは知っているだろう。いくら入念にやってもやはりこういうトラブルが出てしまう。とは言えまだここはホテル対応のしようがある。


 一度情報を共有化。

 衣類は2枚履きしたりして各自対応。斧は金属製だし置いていく事に。

 多少の問題はあったものの、予定通りにホテルを出発。

 現地へ!



 ☆ ☆ ☆



 ライファン現地の近くにある有料駐車場に車を止めて着替えた。

 入場開始30分前には既に長蛇の列が出来ている。

 列の最後尾まで歩きながら横目でちらちらと他の参加者さんを見てみるが皆かなりガチだ。

 コミケで人が群がるレベルのコスプレした人達とそん色ないレベルの人が多い。

 もし自分達が普段着のままでここに来てたら、この時点で「やっぱ帰って観光しようか?」なんて言い出したくなるくらいに俺はビクついていた。


 運営の人に促されるまま入場。

 2階は人で溢れてるからそのまま3階へ、3階も割と人で溢れていたので奥へ奥へ。

 おっ、食事処「赤狼亭」の机が空いてるラッキー。隅っこを陣取って周りを確認。


「やっぱり皆ガチだな……」

 

 ただ軽く見渡すとガチな人が目立つだけで、ちょっとそれっぽい恰好をするだけで普通に風景に溶け込めているし、俺たちも自信が無いからちょっと自意識過剰になってるだけで周り方見たら風景の一部程度にはなってるはずだろう。

 そう思うと大分気が楽になった。


 その後オープニングセレモニーが始まり、大道芸の方の挨拶と芸を見て笑ったり驚いたり。

 さぁ俺たちの冒険の始まりだ!



 ☆ ☆ ☆



「酒!」


挿絵(By みてみん)



「メシ!」



挿絵(By みてみん)



「フヒッ!」


 ドワーフの街に到着した俺たちは、クエストそっちのけでまずは飯を楽しんだ。

長くなるので冒険や他の参加者さんと交流した話は次回からになります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ