装備選び
最後おっさん(俺)の画像あるので、見たくない人は『おっさん注意』が見えたら戻る事を推奨します。
『LARP Gear』
ここは『LARP』グッズの専門店、と言っても『LARP』という単語自体が分からない人も多いだろう。
俺も実際にこの店に来るまでは知らなかったし。
ライブアクションロールプレイイング、略してLARP。
そう言われてもパッとしないな。要はゲームではなくリアルでゲームのキャラを演じて遊ぶと言う事だ。
遊び方は自分をコマとしたTRPG。
色々な種類があり、有名なソードワールドのLARP版があったりする。
1対1で戦う剣道みたいなもの。
こちらは剣以外の武器も使用可能で、斧や槍といった近接武器は勿論の事。弓や投合武器、魔法等の使用も可能というファンタジーな戦いが出来る(と言ってもケガをしないようにルールはいくつかある)
そういう遊びをするためのグッズを扱うお店だから、当然種類は豊富だった。
色とりどりのローブやマント。
鎧の上から着る為のサーコートまで置いてある。
どれも高級そうな雰囲気が出ているのでビビリながら値札を見る。予想外に4000円くらいから買える物が多い。そんなに安い物なのだろうか?
写真ではわかりづらいけど、相当しっかりとした作りになっている。激しい動きをする事を想定しているから当たり前と言えば当たり前なのだが。
だからこそ、生地は安い物ではなくちゃんとした物が使われている。なのにこの値段だ。
更に驚かされたのはレザーアーマー各種。
なんと安い物は7000円代で買えるのだ。
当然の事ながら布製と比べてガッチリしている。デザインも豊富で試着させてもらったけど付け心地は悪くない。
鎧も試着する前に値段を確認。
肩当て、手甲、胸当て、腰当て、脛当てのセットで6万。似たようなのをamaz●nで見たけどどれも10万以上していたのが、ここなら半分の価格で買えるだと!?
この価格なら予算的には全然問題ないな。
試着するために持ち上げようとしたが、俺はここで断念した。重い、重すぎる……
普段から運動をしていない30代に金属製の鎧は厳しい代物だ。
気づけば俺は時間も忘れて真剣に装備を考えていた。
悩んだ末に上着を一着購入。鎧のバラ売りもされていたので肩当てを購入。
戦士か魔法使いかで悩んでいたが、俺の職はこれで決まった。
「拙者、アサシンになるでござる」
おれは そうびを てにいれた。
☆ ☆ ☆
帰宅し、部屋に戻ると即座にPCをつける。
アサシンの衣装について調べるためだ。
それっぽい上着に肩当て。帰り道に買ってきた腕に巻くための包帯。
それ以外に必要な物を調べて買い揃える。
中世の騎士とかが馬に乗るために履くようなジョッキーブーツ。
厨2病全開の穴あきグローブ。
ベルトがいっぱいついたズボン(ボンテージパンツ)
そして、アサシンマスク!
全部amaz●nで見つけてすぐさま購入。
結果。
靴は問題なく届いたが、グローブは3月お届けに変更された。
ボンテージパンツは細すぎて、上着と一緒に組み合わせるとビグザムみたいな見た目になってしまうのでせっかく買ったけど没。
新しいズボンを買いに行こうにも仕事が終わった後は店が閉まっているし、イベントまで時間が無いため仕方なく自作。
そして問題なのは、アサシンマスク。
(※おっさん注意)
ど う し て こ う な っ た 。
amaz●nの画像では装着した男性が顎から鼻位までしか隠れていなかったはずなのに、届いた物は明らかにでかい。俺の顔全体が隠れてしまうくらいでかい。
出来る限り通販ではなく、お店で試着してから買う事が大事だと思い知らされた。
『LARP』のタグを入れていますが、自分が今回行くイベントはLARPのイベントではないです。(多分)
イベントの公式にもLARPではなく、リアルファンタジーRPGイベントと書かれているので。