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シンデレラ

作者: 紳城 雅幸

時間が止まればいいのに


何度、そう願ったか


シャンデリアの光に包まれながらあなたと踊ったあの時間


星が見える庭であなたと話したあの時間


どの時間も私にはいとおしいの


あなたがいてくれたから


12時の鐘が鳴る


あなたに忘れてほしくなくて


もう一度、あなたと会いたいと願って


ガラスの靴を置いたの


また私を見つけてねというメッセージも添えて


私は変わらない日常に戻る


それが凄く悲しくて辛い


幸せは来ないと思っていた。


でも今日は素敵で特別な日になった。


あなたと出会えたから


もう一度、恋させてね


あなたを待っているから


ガラスの靴を持って現れるのを



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