表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コドク  作者: ぱーっぱらー
5/6

なかなか苦労しそうだ。

主人公の容姿について、


普通にイケメン。


作中で一番のイケメン設定。





いよいよ、学園生活が始まる。俺にとっては初めてで退屈のしなさそうな、楽園のようにも感じられる。


何でも俺の通う学園は世界中から優秀な人材を集める超名門だそうだ。


由愛はそこでも主席並みの学力があるそうだ。


明日から俺の学園生活がはじめる。


「入試は特に難しいとこは無かったんだがな。」


入ってからが難しいのか、俺はそう結論付ける。


「初めのうちは何をすれば良いのだろうか。」


正直友人と言うものがほしい。友達が出来るように頑張るか。


入学当日はいろいろな質問がされると聞く。


特に容姿に気をつけたことが無いが、由愛にしっかりした感じでいろ。と言われた。


もう寝るだけで明日になるのだが、中々眠れない。


と、由愛が部屋に来る。


「恭介、明日の学園。頑張りなさい。あの学園は曲者だから。」


意味深な事を言う。


「なんだ?何かあるのか?」


俺以上に優秀な奴がいるって聞くだけで血が滾る。


あの施設に入って10年経ってもう俺に勝てる奴はいなくなった。生きていく中で、俺より強い奴が見たくなってきた。


それは今も変わらない。施設にいたころは荒れてたって言うかしょうがない。


あそこに俺の師匠と言うべき存在がいたんだが、俺がある程度強くなると消えてしまった。


初めは殺されたと思っていたが、施設内で使用に勝てる存在はいなかった。


俺と同じように施設に出た、そう思う。


「優秀な奴ほど、自分以外を貶めようとするのよ。」


それは俺も思う。才能の無いものは諦めがつくので妬みや、僻み、何て者はあまり抱かないが。


優秀な奴は自分は才能があると思ってるので、嫉妬が激しい。


「大丈夫だ。難なくやるさ。」


「俺はもう寝る。由愛も寝ろ。」


そういい電気を消す。


夢が部屋に戻ってから3分くらいで眠れた。


  


でも、この制服うごきにくいなぁ。


早起きして制服を着ていると気づいたことだ。


「ちょっと改造するか。」


一時間ほどで終わった。だいぶ動きやすくなった。が、本来の制服とはちょっとかけ離れた。


まあ、いいか。


「由愛、どうだ?」


「どうだって何よ?」


似合ってるか聞いてるのに察しの割る奴だな。


「似合ってるか聞いてるんだ」


「良いんじゃない、目立つと思うけどね。」


あくまでも良い意味か悪い意味かは言わない。


「学園ねぇ。本によると虐めなるものがあるらしい。あるのか?」


虐めがあるか聞いてみる。


「あるわよ。普通に。そりゃねこんな学校で無いなんてほうがおかしいのよ。」



確かに。人間としての優劣を見られるわけだからな。



「そろそろ行くか。」


もう時間になってるので行く事にする。


「ええ」


いつも由愛を送っていたので道は覚えている。


「でも、なんで由愛が登校してる時生徒を見ないんだ?」


今まで生徒らしき人を見たことが無い。


「大体は車だから。歩くなんて私くらいよ。」


変わったお嬢様だな。


「つまんないわよ。学園なんて。」


虚ろな表情で言う。


本当に詰まらなさそうにいう。


「一回行ってみるのも悪くない。暇つぶしみたいなもんだ。」


正直いく必要が無くなったらやめようと思ってた。


「本の中じゃ楽しそうで退屈しなさそうだが。」


施設にいたときから学園なるものに通ってはみたかった。


なんて話してるうちに学園に着いた。


「改めてみると結構でかいな。」


施設や病院までは行かなくともここら一体ではかなり大きい。


「恭介は私とは違うクラスだから。先ず事務室に行って挨拶して来なさい。」


「わかった。」


俺は一旦由愛と別行動をとる。


学園内を歩いているとまだ生徒が少ないが、ちらほら生徒が見える。


事務室まで行く。


着いてドアを開ける。


「今日入学する月原だ。」


入出する。


「月原君?ああ、2年に編入の。」


女が言う。


「俺はどうすれば良い?」


何をすれば良いのかわからないの聞く。


「ここで待機してもらって後で私についてきたら良いわ。」」


10分くらい待ってると、さっきの女性教員が


「ついいてきて」


と言ったのでついてく事にする。



チャイムが鳴ったので廊下に生徒はいなかった。


教室は確かB組だった。


女性教員が合図するから、合図してから入ってきてね。と、教室に入ってしまう。



「ええ、皆さん。今日は新しいお友達が学校に来ます。仲良くしてあげてください。」


月原君と言われたので教室に入る。


生徒がこっちを見る。


心臓がバクバクだ。緊張する。


「月原恭介だ。よろしく。」


自己紹介を手短に終える。


ちらほら拍手が聞こえる。


「それじゃあ、恭介君は美濃さんの隣の席に座ってください。」


席は一番後ろの窓際だった。


周りの人間にあいさつをすませる。


前で女性教員が喋ってる。因みに名前は明日原早百合。


前で明日原先生がいろいろ説明し終えるとチャイムがなる。


「それじゃ、一時限目は体育なので皆さん頑張ってください。」



特に話しかけられる事も無く、更衣室へと向かう(場所がわからないので着いていく)


着替え始めると回り騒がしくなる。


俺に話しかけてくるのかと期待したが違った。


「見ろよ、あいつの体。傷だらけだぜ。」


「うわ。マジかよ」


と言う風に俺の古傷を見て気持ちがる。


そんな中一人の男に話しかけられる。


「月原恭介だったか?よろしく頼む。僕は一紋俊太郎だ。」


他の皆が俺の傷を気持ちがる中一人だけ話しかけてくる奴がいた。


「ああ、よろしく。」


返事する。


「だが、僕の邪魔をするな。いいな?」


とんだ曲者だった。出会って直ぐに敵意をむけられた。


とんだ学園生活になりそうだと思いながらグラウンドの向かう。


俊太郎は敵になるんでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ