初めての、、、
絶対玉握ったらあかんよ?最悪死ぬらしい。
ちょっと遅かったかな?
早く投降できるように頑張ります
殺す事は多分できるが、この少女にはちょいときついだろう。
俺は自分らしくないと思ってしまう。人を助けるなんてしたこと無いからな。
少女は驚いた顔をしている。
「まって!さっきこけたとき足を捻ってしまったの。」
まじか、、。くそっ!しょうがない、、。
「乗れ、おぶってやる。」
少女は小さいので大丈夫だろう。
「ご、ごめんなさい。」
申し訳なさそうな顔をしてゆっくりと俺の背中に乗る。
体重は30後半といった所か。軽いな。
「お前、ちゃんと食ってるか?」
おれが言ってもしょうがないが。一応聞いてみる。
「たべてるわよ!どういう意味よ!」
また怒ってしまった。難しいお嬢様だ。
俺は少女を背負いながら廃ビルの屋上に向かう。
「う、うそ、、、何でこんなに速く走れるの、、?」
少女がなにか言っているが無視する。
屋上に着いた。足音をなるべくたてずに着たが、、、、。
さっきのレイプ魔はこっちへ向かってくる。
くそ、選択ミスか。
あのまま外に出たらよかった。
結果論なので言ってもしょうがないけどな。
殺すしかないか?だが、少女に見せるのは酷だろう。
「おい、グロいのは大丈夫か?」
「え、ええ。だ、大丈夫よ。でもなんで?」
これは、、、多分強がってるな。
俺一人で行くか。
「ここで待っててくれ。直ぐ戻る。」
「なんでよ!」
少女は不安そうに見つめる。
「聞かないほうがお前のためだぞ?」
警告
「お願い。聞かせて」
「あいつらを殺しに行く。」
そう言うと少女は
「だめよ!今の時代人を一人殺せば死刑よ。」
「ばれなければいいだろ。」
殺しようなんていくらでもある。
正当防衛は通じるのだろうか。本では大丈夫なはずだ。
過剰防衛になるかは知らん。この世界にきたの今日が初めてだし。
「ここから絶対に離れるな。」
俺はそう言い下の階へ行く。
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さて、どうするか。俺はどう殺すかを考える。
「見る限り勝てない相手じゃない。」
こっちの人間の強さはまだ把握仕切れていない。
俺が手も足も出ない相手ではないはずだ。
俺が気配を消した程度で気づかないようじゃ俺には絶対勝てない。
足音は着々と近づいてくる。
まだ此方には気づいてない。
「くそっ!せっかくの上玉が逃げちまったじゃねえか。」
「兄貴、ちっちゃい女ばかりじゃなくてもっと違う女を探しましょうよ。」
「うっせえ!小さくなかったら逃げられやすいだろ。調教のし甲斐があるってもんよ。」
衝撃の事実。こいつまさかロリコンだな!?
よく見たら無駄な筋肉しか鍛えてなさそうだし、よわそうだ。。
ロリコンは病気らしいからな、俺が治してやろう。
「なあ、そんなに幼女が好きか?」
俺は男の後ろに回りこみ、話しかける。
「ヒエ!?だ、誰だ!」
一瞬可愛い声を出してから虚勢を張る。
「俺が一生女に手を出せなくしてやる。」
俺はそう言うと男の象徴であるパオーンを本気で握る。
握ると、ぐちゃっ!と変な音が鳴った。
「う!?、、、、」
そのまま男は倒れる。、、、あれは死んでるな。
「玉を潰されたくらいで死ぬなよ、、、。」
率直な感想を言う。あっちの世界でも玉を握れば大体の奴は気絶する。しない奴もいるけどな。
だが、しんだ奴は初めてだ。
あれだ、うん。もうエッチできないからショックで死んだんだ。うんそうだ。
「お前らはどうする?」
今なら逃げれるぞ?と言おうとすると手下らしき奴らは仇みたいな目をしてナイフ片手に突っ込んできた。
「うおおおぉぉぉぉぉぉ!!」
叫びながら手を突き出すが、よける。
とまって見えるなんていわないが、遅い。遅すぎる。向こうの奴らはこんな弱くない。
もしかしたらこの世界の人間は相当ひ弱なのかもしれない。こいつらが弱いだけかも知れないが。
俺はナイフを弾き飛ばす。そのまま、男の顔面を殴る。
「べきっ!」
また変な音がなった。骨が粉砕するような音。
まさにいま、頬骨が粉々に砕けていた。
「脆い、、、。」
あまりの脆さに逆に驚いてしまった。力の流し方を知らなかったらしい。
後であいつにここの人間の強さを聞いておこう。
一応、目立ってここを追い出されると適わない。
頬骨の砕けた男は白目をむけて倒れた。
「くっそぉおお!」
残り一人になった男も向かってくるが、俺は男にまたがり死ぬまで殴り続けた。
掃除が終わったので戻ることにする。死体は一応隠しておいた。
「大丈夫だった?」
心配そうにたずねて来る。
「いや、どっかいったみたいだ。」
適当に嘘をつく。殺したと知ったら、大事になりかねない。
「そうそう、あいつらってなんなんだ?」
「なんだって何よ?」
「何でこんな所にいたんだ?あいつらは?」
俺は何気なく聞く。
「社会から追放されたのよ。多分。そうじゃなきゃこんな汚いところに来ないでしょ。」
ん?何でこいつはその汚いとこにいたんだ?
「お前は何でこんなとこにいたんだ?」
「喧嘩したの。お父様と。」
まさか、親子喧嘩だったとは、、
「気をつけろよ?次からは。またレイプされかけるぞ。」
「わかってるわよ!」
怒ってしまった。
「でも、その、ありがと。」
ちょっと赤くなりながら言う。
「偶々だ。次は無い。そんなことよりあいつらって強いのか?」
今の課題のこの世界の人の強さ。それを知る事。
「あいつら多分格闘技で人を殺したから追放されたのよ。だから相当強いはずよ。」
「格闘技で人が死ぬのは珍しい事なのか?わざとじゃなくてもなりそうだが?」
「わざとじゃないからって許される世界はもうとっくの昔にきえてるわ。」
なるほど、合理的だな。
あいつらは一応強い部類なのか。
手ごたえがまったくといって良いほどなかったがな。
「あんたはこれからどうするの?」
「あんたじゃなくて恭介と呼んでくれ。」
わかり難いったらありゃしない。
「それじゃあ、私は由愛でいいわ。よろしくね恭介。」
「ああ、由愛。」
よろしく?これからも一緒に行動するの?
「よろしく?」
「あんた。うちで雇うから。護衛役兼友達兼下僕として。衣食住は確保できるわよ?」
「まてまて、俺にも帰る家があるんだ。」
嘘でしのごうと試みる。
「嘘でしょ。あんたの服と臭いでわかるわ。あんたは追放者でしょ。そうじゃなきゃホームレスなんて出来ないもの。」
なるほど、そう言うことか。なかなかの洞察力だな。
「断る事は?」
「無理よ。私が決めたことだもの。」
なかなか肝が据わっている。
俺は殺気を放ち脅してみる。
「お前、殺気の男たちのようにレイプされたいのか?」
冷酷に言う。ここで出会ったのも何かの縁だが、、俺はあいにく目立てないのでナ。まんまお嬢様についていくのは出来ないのだ。
「t!?」
少女は一瞬驚いたような顔をしたが直ぐに平静を取り戻す。
もっと効果があるとおもったのだがな。
「嘘よ。あなたの目を見ればわかるわ。本当にしたいならもっと黒くにごっているはずだもの。私はそれがわかるのよ。何回もそんな経験してきたから。」
少女の目は真剣だった。
「、、、。給料は?」
そんな物いらないが聞いてみた。本でこういうのは値段で決めるらしいからな。
「私よ。」
、、、、。
こいつ、まさか変態か?
「変態じゃないわよ!」
心を読むな、心を。
「なぜお前なんだ?いくらなんでも自信過剰じゃないか?おれがお前を望まなかったら?」
「そのときはそのときよ。」
なんとも抽象的な回答だった。
「それで、どうなの?受けるの?受けないの?」
「、、、。わかった。一応受ける。だが、初めの半年だけだ。それからは俺が決める。報酬もいらない。」
「オーケー。決まりね。それじゃ私の家に行くわよ。」
お前の家じゃないだろう、お前の家じゃ。
心の中で突っ込む。
そのまま俺は由愛に誘導されながら歩く。
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「、、、、お前金持ちじゃなかったのか?」
来たのは普通の一軒家。もしかしたら普通より悪いかもしれない。
「さっき言ったでしょ。今は喧嘩中だからポケットマネーで買えそうな家を選んだのよ。」
「なるほど。」
そういわれながら家に入る。
痛そう、、、。合掌