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46話  文化の違い

以外に一緒にいるのが長い政宗さん

 核を壊して……。

 その後、愛や政宗からこの世界の常識を教わり――脳を覗こうとしたがその前にお礼に教えますよと言われて覗く必要がなくなった。夕日は複雑そうだったがが――必要なモノを渡されて――お金は雪斎の力が及んでいるから持つのに躊躇った――二人の前から発つ事にする。


「他にも門にさせられている者がいます。その者達も救ってあげて下さい」

 政宗にお願いされて、ドラ○ンレーダーを渡される。


 ――因みに壊した核はこの場に合ったら危険ではないかという咲耶の意見ですでに遠くに捨ててある。爆破とか、壊したら断末魔の叫びをして他の門の核に連絡するとか、場所がばれるとか分裂するとかお約束のパターンが無くて良かった。

 うん。無い筈だ。

 咲耶の力は俺がその手の不安を口にしたらあっても無効化すると言われたので――つくづく、咲耶の能力って便利だな。咲耶に言わせると信者が望まないと出来ない仕様と言われたが………。


「――二人はこれからどうするの?」

 夕日が、政宗と愛に尋ねる。

「核を壊した。――門として利用されていたのなら居場所はバレているでしょう」

 あいつらにバレないかと案じる夕日に政宗は笑い。


「――実は、この家は、オルケンリードの持ち家です」

 と、問題発言をする。

「えっと……」

「――成程、灯台元暗しと言うものか」

 納得したという咲耶の呟きに、

「灯台?」

 って何?

 とこちらに首を傾げてくる夕日。


「えっと、俺の世界にある暗い所でも船に目印になる光る塔……かな」

 それでいいよな。灯台を改めて説明しろって難しい。

 ましてや、ことわざの意味なんて説明しにくいのに……。

(咲耶。あとで覚えておけ)

――なに、鷹也が理解しておるのか試すのに都合が良いではないか

(態とかよ!!)


 咲耶とアイコンタクトで話をしていると、夕日は考え込んで、

「船とは……?」

 船も知らないんだね。

 クエスチョンマークを出しながら尋ねてくる。


「水に浮かべて移動する乗り物。だね……」

 灯台よりも説明しやすいな。


「……………………」

 夕日は動かない。

 おそらく想像できないのだろう。


「さて、どうしたものか」

「おいっ!! 元凶!!」

 何他人事みたいな顔してるんだよ!!

「まさか、知らぬとは思わなんだ」

「俺らの知っている常識が違うというのを散々言っていたのは咲耶オマエだろう」

 文句を言いたくなるのも仕方ないだろう。


「あ~も~」

 咲耶の発言を解決しないと夕日が納得しないだろう。この調子じゃ。


「政宗さん。愛さん。紙とペン………えっと何か書くモノ貸してくれませんか?」

 この世界に紙とペンは無いかも知れないと言い直すと。

「あっ、ちょっと待ってて」

 と渡されたのは黒板とチョーク。


 ああ。書く物ってこういうのが主流か……。

「――この世界では紙は貴重ですので」

 政宗の言葉。

 紙は一応あるんだ。高価なだけで。


「政宗さんの世界では紙はあるんですか?」

「ええ。ありますよ。ですが、私の世界では文を書く目的ではあまり使用しませんね」

「そうなんですか?」

「ええ。――少し前は紙で文を書いてましたが、最近では電子で伝えてますので」

 どうやら、このエルフはハイテク文化のエルフの様だ。


「俺の世界ではエルフは森で隠匿しているようなイメージなんだよな」

「信之さんの世界のエルフはそうなんですか?」

「いや……俺の世界にはエルフは居ないんだけどね……。物語では人気なんだ」

 そんな話をしながら灯台と船の絵を描く。


 だが、その絵は……。

「画伯じゃな」

「ほっとけ」

 ネタ的意味での画伯だと一応言っておく。


 どうせ俺は絵が下手ですよ!!




NG

「政宗さん。愛さん。紙とペン………何か書く物貸してください」

 しばらくお待ちください。

「重っ……」

 石板の重さに耐えれませんでした。

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