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ファントム・ミラー  作者: ひかり
【第二部】緋虎の鏡
33/78

【登場人物紹介】

第二部の登場人物紹介です。

 ■イーア(15)

 本名はエアハルト・ジル・シュヴァルツエーデ(ゴルドメア)。ぐんぐん身長が伸びて175程。まだまだ伸びそうな、成長痛が辛いお年頃。ちょっとだけお色気にも興味あるけど、頑張って隠してる。

 チルがあまりにも隙だらけなので、しょっちゅう変な忍耐力を試されることになる。


 名前は父がつけたのだが、母は文字が読めなかったのでちゃんと覚えていられず(覚える気が無かっただけかも)、おちびちゃんと呼んでいた。弟妹が生まれた後も普通にそう呼ぶので、イーアはすごく恥ずかしいなぁと思っていた。


 使用している武器は、皇家に伝わる伝説の武器『運命の三剣』の一振り『ヴェルダンディ』。大剣、長剣、短剣があり、イーアが使っているのは長剣。皇家では自ら剣を振るような人物はこの200年近く現れていなかったので、この剣が世に出たのもそれくらい久しぶり。



 ■チル(17)

 うっかり本名ツェツィーリアを口走ってしまった。ファミリーネームは不明。

 女らしい仕草はあまり得意ではないけれど、悪友のためなら頑張れると鼻息荒く頑張っている。

 前の親方に拾われたのは4歳時。自分の名前はしっかり言えたのだが、貴族臭い名だと馬鹿にされ、以来チルと名乗っている。

 今の団長との関係は良好だが、仕事を振ってくれないのでそれが不満だった。


 無理に男装しなくていい夜は楽。衝立で仕切っているだけでルッソと同じ部屋だが、お互い全然気にしない。今回の発熱事件でルッソがチルと同じ部屋で寝起きしていることがイーアにバレた。イーアが怒り、ルッソは店で寝泊まりすることに。『いやいやいや、あそこで寝れないよー(涙目)』

 8歳頃までルッソと一緒に寝ていたので、チルは全く気にしていない。


 ノルデンの屋敷での暮らしは結構楽しいが、街に出て自活するつもりでいる。それをせっせとイーアが阻止していることにはまだ気が付いていない。


 姉になったノルデン国王クリスティーネは『ウドがなに企んでるか知らないけど、まぁ好きにすると良いよ』とおおらか。

 収穫祭の祭事だけ参加して彼女は一旦帰国し、新年には息子を連れてくる予定。



 ■アル(26)

 本名はアルトゥール・ワルド。

 若い頃は散々遊びまくっていたので、今回の婚約は周りに心配された。というか自分もこんな可愛い女の子に惚れられる理由がわからない。大丈夫なのかと未だに頭を抱える。


 泡を吹いて倒れた大叔父おじいちゃんは、『ワシはもう引退する!』と宣言してしまい、宰相職は長兄が継いだ。

 真面目で堅物の長兄とはそりが合わない。


 次兄には一生頭が上がらない気がする。困った時は必ず助けてくれる。だが怖い。


 イーアの護衛騎士をしながら今後は公爵領内の軍務の仕事に就く。帝国所属国の軍務の長は将軍職。落ちこぼれの割には大出世です。リアの卒業に合わせて結婚する予定。



 ■リア(17)

 本名はオティーリア・サヴァーラント。

 イーアの幼馴染で姉のような存在。周囲からイーアとの婚約を期待されていたが、褐色の肌の年上が好みだった模様。

 だがイーアに仕える気は子供の頃から変わっておらず、難しい文官試験をクリアしてイーアの秘書になった。


 兄と姉、妹が一人ずついる。

 実家のサヴァーラント公爵家は代々内政の長を務めていた(シュヴァルツエーデが軍務の長なので、両公爵家は帝国の双翼と呼ばれた)が、数代前からヴァルドフェス公爵家に内務の長は移っている。



 ■ピア(25)

 本名ピアーナ・ノルデン(ランゲ)。

 出身はノルデンと同じ北連五カ国のシュテレ王国。シュテレは現在王が不在なので、4つの伯爵家が維持しており、ピアの家はその筆頭。

 兄が5人おり、一人の兄バルドゥルがワルドの『蒼眼の鷹』の団長になったので、一緒についてきた。兄がぼろぼろでがりがりで、ぼーっとした子供を連れ帰ってきて悲鳴を上げ、一緒にお風呂に入ったり、抱っこして寝たりした。以来ずっと溺愛している。

 幼い頃から中性的で、女性らしい体の凹凸はほとんどない。女性っぽく見られたいあまり今の口調に。おかげさまで潜入の際は男性でも女性でも変装できる。

 好みと真逆の夫と結婚した理由は『妥協』だと公言して憚らない。



 ■ウド

 本名はウド・ノルデン。27歳。

 結婚前のピアの後を追っかけて東にたどりついたが、実はノルデン王国の第一王位継承者。継ぐつもりは一切ない。最近、国王の姉が独身で王子を出産してくれたので、さっさと成長してくれないかと心の底から思っている。子供はそんなに急にはでっかくなりません。


 チルを連れ出そうとしていた計画はあっさりとイーアに気付かれ(そもそもチルは隠し事ができない)、イーアの圧のこもった無言の抗議を鉄壁の笑顔で弾き飛ばした。その横でアルとルッソは揃って怯えて『ひぃぃ』って顔をした。


 すぐに筋肉が着くので一生懸命調整しているピアとは正反対の体質。食っても肉はつかぬしそもそも食えない。平気で寝食を抜くので、仕事が忙しいと時々骸骨のような見た目になる。骸骨のような男が微笑むと、怖い。



 ■ルッソ

 本名は不明だが、偽名は女性の時はローゼ(他にも沢山)、軍人の時はグラーツ大尉、男の時はとにかくたくさん。

 蟒蛇なのでいくら酒を飲んでも酔わない。こいつに酒を出すのはもったいない。

 いろいろな姿で出没するので、顔は広い。


 男女どちらの変装も上手なので、子供の頃のチルはルッソの性別をよくわかっていなかった。今でもわかっていないかも…(平気で布団に潜り込んだりするので)。


 公式な場ではレイのパートナーを勤めている。アルとは悪友、レイとは親友。

 さすがにチルがいなくなって寂しいので、最近ではレイの部屋(軍務宿舎内の寮)に入り浸っている。店ではなく自分の家ではなく、なぜレイの部屋なのかはたぶん本人もわかっていない。

 一方大抵ベッドを占領されるレイは大きなサイズのベッドを買おうか悩んでいる。追い出すという選択肢は存在しない。

 アル『兄貴はルッソに甘すぎる!』



 ■レイ

 本名はレイナード・ワルド。30歳。

 独身で帝国軍の上層部にいた経験もあるので、ちょっと前までは東部地方一の優良物件として婚活女子に狙われていた。辟易したレイは女装したルッソを連れ歩いているが、恋人同士ではない。アルの前でもいちゃいちゃしてるが恋人同士ではない。


 身長はアルより低く、ルッソより高い。


 アルとは母親が別。

 ワルド大公は恋多き男だったので、三兄弟全員母親が違う。それぞれの母親は、長男は貴族令嬢、次男のレイは文官、末のアルは冒険者。3人目の奥さんは旦那の浮気が原因で、アルを産んだ後すぐに家を出てしまった。そんな父親の息子なので、レイもアルも結婚に興味はなかった模様。



 ■ヴァイツ子爵

 ニコラウス・ヴァイツ(ヴェルドフェス)。30歳。

 某名家子息だが、養父が元気なので実家の家名ではなく、子爵位を持ち名乗っている。次の新年の儀で父の爵位を継ぐことが決まっている。

 大陸一のイケメンと噂の男。その分、幼少期からとても苦労し、基本的に初対面の人は信用しない鉄仮面無表情野郎。

 皇帝とも仲が良く、イーアが7歳くらいの頃から教師の一人として付いている。息子の仏頂面は彼の影響かな? とイーア父は密かに心配していた。


 家族は養父とテンプレ的な悪役令嬢な妹がひとり(既婚者)、本当の妹ではなく従姉妹。

 超愛妻家。数年の片思いを拗らせた後、頑張って口説き落とした。妻の前では表情が緩むので、それを見た人々が男女問わず失神する事件が起きた。ヴァイツスマイルは劇物扱い。



 ■リン

 人間だった頃の名前はジークリンデ・ベルンシュタイン。今はただのリン。年齢は猫齢17歳。

 結構なおばあちゃんなのだが、肉体に引っ張られて精神年齢は若い。興奮するとにゃーにゃー言い出すので、イーアはいつも騒がしいなぁと思っている。デリカシー? なにそれ美味しい?

 人だった頃と性格は違うらしいが、根本は変わっていない。元気いっぱいで感情豊かな子。

 今まで息子しか居なかったので、世話を焼ける娘の存在は嬉しい。ちょっとした魔法や幻術を使える。


 ■【黒翼の魔女】レヴィン

 外見年齢は30代半ば。イーアのお師匠。

 愛おしい妻以外は何も興味がない。妻が望むのでイーアやチルに協力している。だが実は前妻がいる模様。

 黒翼の魔女として知られるようになったのはこの四百年ほどの事。魔法が廃れた人類に魔導具を普及させた。癒しの『白翼の魔女』と並んで伝説級の存在。


 人の世にふらっと干渉する人外。最近は鴉の姿の方が多い。なにかのたびに、チルが『鴉さんすげーなー!』と喜ぶので悪い気はしない。だが妻と触れ合う時間がチルに奪われているのですごく不満。なお、チルにはまだ正体はバレていない。



 ■アロイス

 本名はアロイス・ベイ。40代の謎多き男。アルと同じスーデン人。

 今回も旅から帰ってきませんでした。旅から帰るとチルが連れ拐われていた。チルは店番はもちろん、お掃除や帳簿の管理も全部してくれていた。お店どうしよう……と困り果てている状態。一人呪いの人形を抱きしめてお店で泣いた。

お読みいただき、ありがとうございます。


この後、

過去の物語【夢想譚】が続きます。

人であった頃のリンのお話です。


よろしくお願い致します!

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