第3話 初戦闘
更新が多くて済みません。
~始まりの草原~
一通りの説明を受けた俺は、ギルド登録をした後、初戦闘をしに「始まりの草原」にやって来た。
ここは、某RPGなどでスライムなどが出て来る草原だが、、、。
「なんだこれ?」
俺の目の前には、スライム?の集合体(ゴルジスライムと言うらしい)
が、草原を埋め尽くすほどに大量発生していた。
「『スライムは攻撃しない限り戦いはしません。群れの場合は全スライムが襲ってくるので、注意が必要ですbyスキル』か、、、。」
『多くね?』
俺は、多属性習得者の筆頭魔導師のケペルさんとレベル上げに来ていた。
「流石にこの量はキツくないですか?」
『いや行ける』
流石筆頭魔導師だ。頼もしい!
『お前の聖域スキルつきでな』
ズコーーー
期待して損した。
と言うかそんなスキルだったのか。
まあいい
「聖域!」
と叫ぶと足下に魔法陣が現れ、着いてくる様になった。
ステータスを見て見ると全ての項目が100アップしていた。
『レベル0の習練度0でこの効果か、、、流石勇者だ。』
「では後ろで援護を、、、。」
『いや、戦えるだろう。前に出ろ。』
「いや、剣も振った事無いのに、、あっ」
ケペルさんは躊躇せずスライムに剣を突き立てた。
瞬間、大量のスライムが襲って来た。
俺は、傍目に見ても下手だと分かる構えで、スライムに対峙した。
すると、俺は、俺でも分からない程のスライムの隙を、操られるように突き撃破した。
「これは、、、名刀電○丸!?」
某アニメの秘密道具、、。
だが、次々にやって来るスライムの中には、火球や、水球等の属性攻撃をして来る色違いのスライムがいた。
それをケペルさんは、無属性範囲攻撃を連発してどんどん片付けて行き、俺は「招雷」で、片付けていった。
すると奥から山、否、スライムだ。
「『あれはキングスライム、ゴルジスライムが集まってボス化した物です。byスキル』」
『おい、中に人がいるぞ。』
よく見るとキングスライムの中で美少女がもがいている、美少女がもがいている画は可愛い、、、おっといけない助けないと、、、。
『ライジングトルネード!』
ケペルさんが、一撃にして吹き飛ばし、俺は、降って来た美少女をキャッチした。
ふっと俺の脳裏に、「ラピ○タ」と言う文字が浮かんだ。
美少女は、
『あっ、ありがとうございます。あのー、お名前は?』
「大高吉和 勇者だ。」
『えっ』
『私はケペルだ』
『えっ』
と言ったきり気絶してしまった。
仕方がないので放置して、残りを片付けた後ステータスを確認した。
ステータス
レベル:10
攻撃力:200
防御力:250
素早さ:150
魔力:600
スキル:聖域 聖杭 聖なる力 属性習得 属性無効化バリア 物理的結界 鑑定 言語理解 魔力制御 属性魔法 etc...
属性:光 火 水 木 金属 毒
習練度:20
となった。
倒した相手の属性を習得できるようだ。そして、結界やバリアが張れるようになった。
これは、聖域のスキルと併用して使うと味方にも張られるようになった。
スキルは、レベルが5上がると増えるらしい。
美少女は、どうなったかなぁ?
聖域の効果には、魔力回復効果があります。また、主人公が戦えたのは電○丸ではなく聖なる力です。
キングスライム可哀想