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スゴく短いです…キリが良いと言うか、つい切ってしまいました。
なかなかアルタは戻って来ないから、受付嬢が持ってきたサンドイッチをつまむ。
わりといけるな…
アルタは食べないか…つい出来心でサンドイッチをアルタの口に押し込む。
アルタは虚空を見つめながら、唇に当たったのが食べ物だと認識しているのか分からないが、口を開けムシャムシャと食べる。
なんだこいつは?警戒心はないのか?
口に近づけると、気持ちよく無くなるサンドイッチが面白く、ついついそこにあったサンドイッチを全部あげてしまった…
鳥の雛に餌付けしている気分だ…
収納庫からパンとオークの焼肉とスープを一人前づつ出し、アルタの口に大胆に押し付けるとあっと言う間に無くなっていく。
よく食うな…
こいつはこんな状態になったら寝食忘れて作業やら思考の中に入るタイプか?
だからこんなチビなのか?
こんだけ食えるって、腹は減っているよな?やっばりこいつは世話されてない?
口に運ぶと食べるなら世話しやすい方だろうに…
なかなか、気持ちよく食べ物が消えるのか楽しくなってきた…
しかし、清潔は自分で管理できるのか?
かなりチグハグなアルタに気持ち悪さより、好奇心の方が強くなってきた…
読んで下さり、有難うです。