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俺ヤキュ。  作者: musicalyoi
182/270

第百八十二話 彼の思い・・

「山岸さん..。」

「野球部員の人達は大会前、茜くんの店でラーメンを食べたじゃない。」

「今はコーヒー店でアルバイトだけどね..。」

「茜くん..。」

「プライドがない人間なんていないよ。」

「だから、そのプライド以上の仲間がいるから試合に負けて成長するんだよ..。」

「どうしてもこの人物の野球がこの人物らしく終えてほしい..。」

「ラーメン屋の息子だからそう思っていたし、例え決勝に行っても、こうして、親友や、山岸さんがいても一緒..。」

「山口くんには先発してほしかった..。」

「お母さんの見る決勝の舞台で一回の登板をしてほしかった。」

「やっぱり、彼の存在は大きすぎるわ..。」

「3人で野球像作ったじゃないですか・・。」

「えっ?」


「誰がエースかわからないだから野球がやる意味がわかるんです。」


「百点でも永久に正解はないんです。」


「そう信じていない人もグランドに立ち、俺が一番だと永久に思っているからグランドに立ち、野球の中で見つけられる仲間を僕らは探しているんです。」


「でもね、僕は思うです。おいしかったといってくれるお客さんは..平和なんだって..もちろんいろいろな人はいます。でも、ラーメンに18番何て付けられないんです..。」


「茜くん..。」


「山岸さん、約束してください..もし明日勝っても、負けても、また俺の実家のラーメン屋に顔を出してくれますか?」


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