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第一六五話
「では、うれしさのなかにある優しさ。」
窓辺に流れる雨粒の
感情考えた春の日に
希望の晴れ間を見る前に
雨が乾くの眺めてた
季節は流れ、雨ははやがて空に昇りまた雨へ
うれしさのなかにある優しさ
今、思いだきしめて
別れ告げる教室の残れた思い出
僕のもの
希望の晴れ間を見る前に
窓辺に流れる雨粒流れ
僕らの思いは空へ乗せまた新しく
戻ってく
勇気を出して
うれしさのなかにある優しさ
今思いだきしめて
雨粒が戻ることはない
うれしさのなかにある優しさ
今思いだきしめて
ふたたび、ふたたび
うれしさのなかにある優しさ
別れ告げる教室の残れて思い出
僕のもの
それはうれしさのなかにあるやさしさ
この思い出
僕のもの
皆のもの
皆の音
奏でる音
響く僕の思い出
僕のもの
拍手が終わる。




