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俺ヤキュ。  作者: musicalyoi
139/270

第一三九話 ノンヒットノーランの中村・・

 「第二戦目、頑張ってください。」



 「中村、7回まで無安打ピッチング!」

 「雨の中であのピッチング?」

 中村の妹真樹は球場で応援していた。

 「後、2回で甲子園ノーヒッターよ。」

 そう周りはざわつく。

 「私の彼氏のことマウンドで考えてヒット打たれないかな。」

 「大丈夫、勝てばいいんだ。」

 キャッチャーの言葉が中村を支えた。

 「ここで2連続四球、前試合からバントを狙ってきます。」

 「キャッチャー、ボールを捕球、バント失敗。」

 25分後。

 「中村、ノンヒットノーラン!!」


 これは学生でも仕事と思われてもいい瞬間が訪れた。


「中村、ノーヒットノーラン。」

投球した後、帽子をとろうとして帽子のつばを触る中村。

「こりゃ、兄貴には何も言えないわ。」

「真樹ちゃん、落ち着いてる。」


「さて、そろそろ真面目に喜ぶか。」

「真樹ちゃん、心の言葉を言えるんだ。」

「やったー。」

「ハクション。」

「なんだ相馬、かぜか。」

「いえ、彼女です。」

「そうか・・。それはよかった。」


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